事例紹介
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ブログカテゴリー:「その他」
- 手首や指を動かすと痛みがある
- 朝起きた時に手首や指がこわばる感じがする
- 物をつかむ、ひねる動作で痛みが強くなる
- 親指の付け根や手首に腫れや熱感がある
- 症状が進むと、安静時にも痛みがある
- ホルモンバランスの変動: 妊娠中は高かった「リラキシン」などのホルモンが出産後に急激に減少します。このホルモンの変化が、自律神経のバランスを崩す原因になります。このような原因で、自律神経が乱れると、「寝ても疲れが取れない」という状態に陥りやすくなります。
- 骨盤や関節の歪み: 出産によって広がった骨盤が完全に元の位置に戻らないことで、姿勢のバランスが崩れ、腰痛や肩こりの原因になります。特に骨盤の歪みは、産後何年も経ってから症状として現れることもあります。
- 筋力の低下: 妊娠中は徐々に体重が増加し、腹部の筋肉が伸びて弱くなります。出産後も、その状態がすぐに回復するわけではなく、特に腹筋や背筋の弱さが姿勢の悪化につながり、「育児中の腰痛」の大きな原因になります。
- 抱っこ・おんぶの負担: 子どもの体重は年齢とともに増えていきます。1歳児で平均約9kg、2歳児で約12kg、3歳児になると約14kgにもなります。これは片手で持つには相当な重量で、常に抱っこしていれば、それだけで筋肉疲労や関節への負担は避けられません。しかも、片手で抱えたり、不自然な姿勢で長時間抱っこすることで、首・肩・腰に大きな負担がかかります。
- 前かがみの姿勢が多い: 授乳、おむつ替え、食事の介助、お風呂の介助など、育児中は前かがみの姿勢が非常に多くなります。また、抱っこ紐やヒップシートを使う場合も、子どもの重みで上半身が前傾姿勢になりがちで、長時間使用すると肩や背中に大きな負担がかかります。
- 睡眠の質の低下:子どもの夜泣きや授乳で睡眠が断続的になりやすく、さらには寝かしつけでの無理な姿勢が大きな負担となります。質の良い睡眠がとれないことで、筋肉の回復が不十分になり、疲労が蓄積していきます。
- 子どものことで常に気が張っている状態(交感神経優位の継続)
- まとまった休息時間が取れない
- 予測不能な子どもの行動へのストレス反応
- ホルモンバランスの変化による影響
- 育児パフォーマンスの低下: 肩こりや腰痛、疲労感が強いと、子どもと思いっきり遊んであげたいのに体が思うように動かず、ついつい「後でね」と言ってしまうことも。子どものためにがんばっているママですが、ご自身の体調が整っていれば、もっと笑顔で子どもと向き合える時間が増えるかもしれません。
- イライラする時間が増える: 慢性的な痛みや疲労は、精神的なイライラにつながることがあります。「なぜかいつも子どもに怒ってしまう」「夫に対して優しく接することができない」という状態の背景には、実は身体的な不調があることも少なくありません。
- 子どもを抱っこする姿勢による首・肩の筋肉の緊張
- ストレスや睡眠不足による筋緊張
- スマホやパソコンの利用(育児の合間に情報収集やSNSをチェックする習慣)
- ホルモンバランスの変化(産後は特に変動が大きい)
- 不規則な食事や水分不足(子どものケアを優先して自分の食事を後回しにしがち)
- 睡眠パターンの乱れ
- 抱っこの姿勢を見直す(子どもを抱く時は腰を落として背筋を伸ばす)
- スマホの使用時間・角度に注意(「ストレートネック」予防)
- <首・肩のストレッチを日常に取り入れる/li>
- 水分をこまめに摂る(授乳中も特に重要)
- 可能な限り食事の時間を一定に
- <カフェインの取りすぎに注意
- 根本原因にアプローチ: 整骨院での治療は、単に「痛いところをほぐす」だけではありません。姿勢分析や骨格のチェックを通じて、不調の根本的な原因を特定し、それに対するアプローチを行います。産後の骨盤の歪みや、育児による筋肉の緊張パターンなど、ママさん特有の問題に対処できるのが整骨院の大きな強みです。
- オーダーメイドの施術: 整骨院では、それぞれのママさんの生活環境や症状、育児状況に合わせた一人ひとり専用の施術プランを立てることができます。特に当院では「子どもが小さくて長時間の施術は難しい」「時間がなくて通院頻度が制限される」などの状況にも柔軟に対応可能です。
- 総合的な評価と治療計画:整骨院では骨格や筋肉の状態を総合的に評価し、手技治療と鍼灸のどちらが効果的か、専門的に判断できます。
- ワンストップでの治療:鍼灸院・整骨院と別々に通う手間が省け、一貫した治療方針のもとでケアを受けられます。
- 相乗効果の最大化:手技施術と鍼灸を組み合わせることで、単独では得られない効果を引き出せるケースが多いのです。
- 頭痛・偏頭痛
- 腰痛
- 膝の痛み(変形性膝関節症)
- 肩こり・五十肩
- めまい・耳鳴り
- 不眠症・自律神経失調症
- 消化器系の不調(胃腸症状、便秘)
- 月経痛・PMS・更年期障害
- 眼精疲労 など
- 血流改善効果:鍼を刺すことで局所的な微小炎症が起こり、その部位に血流が増加します。血流が増えると、栄養素や酸素が届きやすくなるだけでなく、老廃物の除去も促進されます。
- 自律神経への作用:鍼灸は自律神経系のバランスを整える効果があります。特に交感神経の過剰な緊張を抑え、副交感神経の活動を高めることで、リラクゼーション状態に導きます。
- 痛みの抑制機構の活性化:鍼刺激によって、体内で天然の鎮痛物質(エンドルフィンやエンケファリン)の分泌が促進されます。>
- 免疫機能の調整:鍼灸は免疫細胞の活動を調整し、体の防御機能を高める効果があるとされています。
- 筋肉の緊張度チェック
- 関節の動く範囲の確認
- 立ち姿勢や座り姿勢の確認
- 痛みの程度(「1〜10」のどのくらい痛いか)
- 身体の緊張状態の確認
- 手技施術: 骨格の調整や筋肉の緊張緩和のための手技施術を行います。
- 鍼灸施術: 症状や患者さんのご要望に合わせて、適切なツボに鍼や灸による刺激を行います。
- 仕上げの調整: 最後に再度手技で全体のバランスを整え、施術を終了します。
- 施術後の説明と指導: 施術効果を高めるためのセルフケア方法や、日常生活での注意点などをお伝えします。
- 即効性と持続性の両立
- 根本原因と症状の両方へのアプローチ
- 心身両面のケア
- 体質改善と予防医学的アプローチ
- 胃腸の働きを良くすることによる回復力の大幅な向上
お知らせnews
育児中の手首の痛み、がまんしていませんか? つくば市・研究学園のおがさわら整骨院が伝える「腱鞘炎ケア」の本当の話
2025年11月27日
【はじめに】痛みを我慢し続ける毎日、そろそろ限界ではありませんか?

こんにちは、つくば市・研究学園のおがさわら整骨院、院長の小笠原です。
私自身、現在3歳の子どもを育てています。
赤ちゃんの時期ほどではないにせよ、毎日の抱っこや荷物の持ち運び、ちょっとした動きの積み重ねで手首に負担がかかることは、今もよくあります。
同じように、育児中の方から
「湿布を貼っても良くならない」
「抱き上げると親指の付け根が刺すように痛む」
そんな相談を本当に多くいただきます。
腱鞘炎は、自然に治るのを待つだけでは良くならないケースが多い症状です。
今日は、痛みの正体と、整骨院でできるケアをお伝えします。
腱鞘炎は「手首だけ」の問題ではありません

育児中に腱鞘炎が多いのは、同じ動作を毎日繰り返すからです。
抱っこ・荷物の持ち上げ・チャイルドシート・前かがみの姿勢。
こうした動作は全て、親指と手首の腱に強い負担をかけています。
ただ、手首が痛いからといって、原因が手首だけとは限りません。
腕をひねる癖、片側ばかりで抱っこする習慣、猫背姿勢、骨盤の傾き。
様々な要因が積み重なり、ある時、手首に痛みが出ます。
痛みの出る場所と原因の場所が違うのが、腱鞘炎のやっかいなところです。
悪化すると日常生活に支障が出る

腱鞘炎になると、抱き上げる瞬間に鋭い痛みが走ったり、ペットボトルのフタを開けられなかったり。
スマホを持つだけでつらくなることもあります。
炎症が強い時期に無理をすると、回復に時間がかかり、中には「子どもを抱くのが怖い」と感じるほど悪化してしまう方もいます。
以前、来られた患者さんでも、
「湿布でごまかしていたら、いつの間にか痛みで抱っこもできなくなった」
という方が決して少なくありません。
痛みを“そのままにする選択”が一番危険です。
おがさわら整骨院の腱鞘炎ケア

おがさわら整骨院では、はじめに状態を丁寧に見ながら、痛みの根本がどこにあるのかを確認します。
多くの場合、前腕の奥の筋肉が硬くなり、その緊張が腱を引っ張って痛みを生んでいます。
施術では、その深いこわばりを手でゆっくりとほどき、腱にかかる負担を減らしていきます。
また、手首の痛みが長引く方は、肩や背中が固まっていることも多く、腕全体の動きがぎこちなくなっています。
こうした状態では、手首に負担が集中しやすくなるため、肩甲骨や背中の動きも一緒に整えていきます。
さらに、育児中はどうしても前かがみ姿勢が増え、骨盤が後ろに倒れやすくなります。
この姿勢は腕の緊張を生み、結果的に手首の負担を増やします。
骨盤矯正を取り入れることで、体の軸が整い、腕の余計な力みが抜け、抱っこ時の負担が軽くなります。
“痛い場所だけを見るのではなく、全身の動きの流れの中で整える”
これが腱鞘炎改善の近道です。
来られない気持ちもわかる。それでも「できれば早めに」と伝えたい理由

腱鞘炎は、早めにケアを始めるほど良くなりやすい症状です。
これは感覚ではなく、これまで多くの患者さんをみてきた中で、はっきり感じている事実です。
ただ正直に言うと、私は「早く来てください」と強く言うことに少し抵抗もあります。
なぜなら、自分自身が3歳の子どもを育ててきた立場だからです。
子どもを連れて出かける大変さ、自分の予定を優先できないもどかしさ。
「連れて行ったら迷惑かな」「泣いたら申し訳ないな」と考えてしまう気持ち。
全部、よく分かります。
だからこそ「来られない事情があること」も十分に理解しています。
そのうえで、あえてお伝えしたいのが、
「それでも、できれば早めに相談してほしい」ということです。
腱鞘炎は、我慢しながら同じ生活を続けるほど、炎症が広がりやすくなります。
痛みをかばう動きがクセになり、肘や肩、首にまで負担が広がることもあります。
そうなると、回復までにかかる時間も、必要な通院の回数もどうしても増えてしまいます。
「早く来てね」という言葉は、決してあなたを責めるものではなく、“未来の自分がもっと楽でいられるように”という意味でお伝えしています。
おがさわら整骨院には、キッズスペースがあります。
子どもが泣いても、動き回っても大丈夫です。
私自身、同じくらいの年齢の子を育ててきたので、「じっとしていられない」「突然泣き出す」なんて、よくあることだと分かっています。
迷惑だなんて、まったく思いません。むしろ、「それでも来てくれてありがとう」という気持ちです。
施術の時間は、あなたが少しだけ“自分のために使える時間”でもあります。
体の痛みを軽くすることは、心の余裕を取り戻すことにもつながります。
つくば市・研究学園で、育児や仕事をがんばる中で「手首がつらい」「抱っこが怖い」と感じているなら、どうか一人で抱え込まず、タイミングの合うときに声をかけてください。
あなたのペースで大丈夫です。
その一歩を、できるだけ早いタイミングで踏み出せるように。
おがさわら整骨院は、いつでも準備してお待ちしています。

お知らせnews
つくば市で整骨院をお探しの方へ|9年続けてわかった「本当に必要とされる施術」とは?
2025年8月5日
整骨院9周年のごあいさつと「続けてわかったこと」

こんにちは、つくば市・研究学園にある「おがさわら整骨院」院長、小笠原です。
2025年8月、おかげさまで「おがさわら整骨院」は開院から9周年を迎えました。
そして私自身も、柔道整復師として25年以上の施術経験を積んでいます。
これまで、のべ何万人という方の体に触れ、たくさんの声を聞いてきました。
その中で確信したのは、『本当に必要とされる整骨院とは、「技術」と「信頼感」の両方がある場所』だということです。
これからもつくば市・研究学園で、地域の方々に信頼され、必要とされる整骨院であり続けられるよう、日々精進してまいります。
整骨院をやっていると、さまざまな声を耳にします。
「肩こりがひどくて…」
「ずっと腰が重くて…」
「眠りが浅いんです」
どれも「病院に行くほどじゃないけど、しんどい」という悩みばかりです。
9年という時間の中で、私自身が強く実感したのは、「人は、どこかしらに不調を抱えていても我慢しがち」ということでした。
そんな我慢が少しでも減るように。
整骨院は、ただ「痛みを取る場所」ではなく、「気づいたときに頼れる身近な場所」でありたいと思っています。
「疲れが抜けない」「どこか不調」その原因、我慢していませんか?

最近、年齢や性別を問わず、こうしたお悩みを抱える方が増えています。
・朝起きても疲れが抜けない
・パソコン作業で肩こりと頭痛がつらい
・育児や介護で腰に重だるさがある
・猫背や反り腰が気になってきた
・呼吸が浅く、眠りが浅い
多くの人が、「自分の体はこんなものだろう」とあきらめがちです。
でも本来、私たちの身体には、もっとラクに動けて、もっと回復できる力が備わっています。
その力を妨げているのは、日々の生活で生まれる「姿勢のくずれ」や「骨盤のゆがみ」、そして「筋肉の緊張や疲労の蓄積」。
こうした状態が続くことで、自律神経のバランスまで崩れ、さまざまな不調の原因になってしまうのです。
だからこそ、「年齢のせい」や「仕事の疲れ」と見過ごさず、身体を整えることが大切なのです。
慢性的な不調も、きちんと整えることで、本来の軽やかさを取り戻すことができるかもしれません。
整骨院でできること|骨盤矯正・鍼灸で根本改善へ
身体全体をしっかりと整えるために、整骨院ではどんなケアができるのか?
9年間、多くの患者さんと向き合う中で大切にしてきたのは、「その人に合ったアプローチ」です。

骨盤のゆがみは、肩こり・腰痛・膝の違和感まで、体のあちこちに影響します。
当院では、強い刺激ではなく、ソフトで丁寧な骨盤矯正を行います。
これにより、姿勢が整い、日常動作がぐっとラクになります。
【鍼灸で、自律神経を整える】

「なんとなく不調」「眠れない」「内臓の疲れが取れない」
そんな方には、鍼灸によるアプローチが有効です。
リラックス効果が高く、副交感神経を優位にすることで睡眠の質や回復力を高めます。
【深部の筋肉をゆるめる】

デスクワークやスマホの閲覧など、長時間の同じ姿勢や過度な動作を続けることで、筋肉は次第に硬くなっていきます。
そこで当院では、手技を通してコリの奥に潜む原因にまでしっかりとアプローチ。
「一気に血がめぐるような感じがした」といったお声をいただくこともあります。
その方の体調や生活スタイルに合わせて施術を組み合わせることで、その場しのぎではなく、根本からの改善を目指します。
口コミで広がる信頼|実際に通われた患者さんの声

この9年間、非常に多くの方がたからのご来院いただきました。
以下は、実際にいただいた感想をもとにご紹介するケース事例です
(※個人情報に配慮し、内容は一部編集しています)
【30代男性/研究職/肩こり・眼精疲労】
「PC作業が長く、肩と首が重くてしんどかったのですが、ここで体を整えるようになってから、朝もすっきり起きられるように。目の疲れも落ち着いてきました。」
【40代女性/在宅勤務/頭痛と背中のハリ】
「首から背中までガチガチで、薬を飲む日が続いていましたが、骨盤矯正で痛みが減少。仕事にも集中できるようになってきて、毎回通うのが楽しみです。」
【60代男性/定年後/膝の痛みと姿勢の悪さ】
「散歩が趣味なのに、膝が痛くて遠くまで歩けなくなっていたけど、施術後は足取りが軽くなった。自分ではわからなかった姿勢のクセも教えてもらえたのがよかった。」
【30代男性/育児中のパパ/腰痛と体の疲れ】
「育児で抱っこが増えて、腰が悲鳴をあげてたんですが、骨盤と筋肉を整えてもらってすごく楽に。子どもと遊ぶ余裕ができて、気持ちまで軽くなりました。」
それぞれに背景や生活スタイルは違いますが、共通しているのは、「整骨院に行ってよかった。もっと早く来ればよかった」という声です。
整骨院は【最後の手段】ではなく、【最初の相談先】です

体の不調って、つい後回しにしてしまいがちますよね。
「これくらいなら我慢できる」って思っているうちに、痛みや疲れが蓄積してしまうこと少なくありません。
でも、整骨院は「痛みが限界になったら行く場所」ではなく、小さな違和感のうちに気軽に立ち寄れる“最初の相談先”であってほしいと私は考えています。
おがさわら整骨院は、これからも「信頼できる地域のかかりつけ整骨院」として、あなたの体と心に寄り添ってまいります。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。
初めての方も、リピーターの方も、お気軽にどうぞ。
お知らせnews
「マッサージに行ってもすぐ戻る…」と感じている方へ|整える習慣で疲れにくい体に【つくば市研究学園・おがさわら整骨院】
2025年6月18日
「マッサージは気持ちいいけど…」すぐ戻る不調に悩むあなたへ

「マッサージを受けるとその場はラクになるけど、またすぐ戻ってしまう」
「週末にリラクゼーションに通っても、月曜にはまた肩がバキバキ」
こんな経験、ありませんか?
実はこれ、あなただけではありません。
おがさわら整骨院にも、「これまでマッサージに通っていたけど、根本的に変わった気がしない」「気持ちよかったのに、またすぐ同じ場所が痛くなる」といったお悩みで来院される方が少なくありません。
マッサージやリラクゼーションは、気持ちをリフレッシュさせる大切な手段です。
特にストレス社会で働く現代人にとって、「気持ちよくほぐされる時間」は、それだけでも価値のあることですし、疲れた心と体を癒すにはとても有効な方法です。
でも、「戻ってしまう不調」をなんとかしたいと感じているなら、実はアプローチの視点を変える必要があります。
「気持ちよさ」と「整える」は目的が違う

マッサージと整骨院の施術、どちらも、体をラクにするという目的は共通しています。
ただし、そのアプローチの仕方や「何を整えているか」は大きく異なります。
■リラクゼーションマッサージ
「筋肉の緊張を一時的にゆるめ、気持ちよくなる」ことが目的。
■整骨院の施術
「筋肉が緊張する原因(姿勢・骨格・体の使い方など)を見つけ、そこにアプローチしていく」ことが目的。
例として、肩こりが辛い場合を見てみましょう。
マッサージで肩の筋肉をほぐしても、背中が丸まった姿勢や巻き肩が残っていれば、また筋肉はすぐに緊張してしまいます。
つまり、再発してしまうのは筋肉のせいではなく、その背景にある体の使い方や骨格のバランスが整っていないからなのです。
「通い続けないとラクじゃない」が当たり前になっていませんか?

「マッサージを受けたら3日間はラクだった。でも4日目にはまた同じ場所が痛くなる」
「週1で通っていたけど、施術後1日で元に戻る感じがしてやめた」
こんな声、よく聞きませんか?
日常生活の姿勢や動作パターンに対して、正しいアプローチができていないために起こってしまう「繰り返す不調」。
その場で筋肉がほぐれたとしても、構造のゆがみや偏りがそのままなら、「不調を生み出すクセ」は変わることはないのです。
リラクゼーションは否定しない。でも、目的は選ぼう

院長である私は、マッサージやリラクゼーションを否定するつもりはまったくありません。
むしろ、「リラックスしたい」「気分をほぐしたい」「疲れた心をゆるめたい」という目的であれば、リラクゼーションは素晴らしい選択肢です。
ただ、「同じ不調を繰り返したくない」「根本的に疲れにくい体になりたい」と思ったときには、「整える」という選択肢が必要になってくる。
そのときこそ、整骨院の出番なのです。
次章では「なぜ何度も疲れが戻ってしまうのか?」を丁寧に解説、その根っこにある「姿勢・骨格・体の使い方のクセ」について、詳しく見ていきましょう。
何度も繰り返すコリや疲労感、本当の原因はどこにある?

肩や腰、背中のコリや重だるさ…
マッサージを受けて一度はラクになっても、「また同じところがつらくなる」のを繰り返している方は少なくありません。
ですがそれは単に疲れているからではなく、「疲れを生み出しやすい体の状態になっている」からかも…
「コリ」は“結果”。原因はもっと奥にある

多くの方が「肩がこっているから揉んでほしい」「腰が重いからマッサージで流してほしい」と考えます。
でも、そのコリや重さはあくまで“結果”であって、“原因”は別のところにあることがとても多いのです。
その代表的な原因が、以下の3つです。
・姿勢の崩れ
(猫背・反り腰・巻き肩など)
・骨盤や背骨のゆがみ・傾き
・体の使い方のクセ
(同じ足を組む・片方に体重をかける など)
これらの要因が重なると、体の一部に負担が集中し、筋肉が過緊張を起こします。
そしてその緊張が長く続くことで「慢性的なコリ」や「戻りやすい疲れ」が生まれてしまうのです。
姿勢が崩れると、筋肉は“引っぱられたまま”になる

たとえば猫背の姿勢になると、全身のバランスがドミノ倒しのように崩れます。
・肩が内巻きになる(巻き肩)
・背中が丸まって胸が縮こまる
・腰のカーブが消えて骨盤が後傾する
この状態になると、肩や背中、腰の筋肉が常に引っぱられたり縮められたりした状態になり、じっとしているだけでも疲労がたまりやすくなるのです。
いくら表面の筋肉をほぐしても、その負荷がかかり続けている構造(姿勢や骨格)が変わらない限り、筋肉はすぐにまた元の状態に戻ろうとしまうでしょう。
自律神経にも関係してくる「疲れやすさ」

最近多いのが、「なんとなく疲れが抜けない」「寝ても回復した気がしない」という声。
この背景には、姿勢の悪化が自律神経の働きに影響を及ぼしている可能性もあります。
・夜中に目が覚める
・眠りが浅い
・日中ずっとだるい・頭がぼーっとする
・イライラしやすくなる
猫背や巻き肩などで胸が閉じて呼吸が浅くなると、交感神経(緊張モード)が優位になりやすく、リラックスする副交感神経がうまく働きません。
その結果として、疲れの質にまで影響が出てきてしまうのです。
だからこそ、体の土台から見直す必要がある
疲労やコリが「繰り返す・戻る・慢性化する」状態を変えていくには、その原因になっている体の使い方や構造を見直すことが重要です。
筋肉そのものをゆるめるだけでなく、こうした“土台からのアプローチ”も必要となるのです。
・骨盤・背骨のゆがみを整える
・姿勢のクセを修正する
・筋肉の“使われ方”を変えていく
次章では、整骨院では具体的にどんな方法でこの「土台」を整えているのか?といった、「骨盤矯正」「姿勢調整」「鍼灸」などの施術内容を詳しくご紹介していきます。
整骨院でできる“体の土台から整える”ケアとは

マッサージやストレッチをしても、なかなか疲れが取れない。
その理由のひとつが、「体の土台」がゆがんだままになっていることです。
整骨院では、ただ筋肉をほぐすだけでなく、骨格・姿勢・神経のバランスにアプローチして、体全体を整えていくことを目的としています。
ここでは、整骨院で行う代表的な施術と、その効果について詳しくご紹介します。
骨盤矯正:全身のバランスを整える出発点

骨盤は、体の中心にあり、上半身と下半身をつなぐ、土台のような役割を担っています。
この骨盤が傾いたり、左右で高さが違っていたりすると、体全体にゆがみが広がり、腰・肩・首などの特定の部位に負担が集中しやすくなってしまうのです。
そのため整骨院での骨盤矯正は、バキバキ鳴らすような強い矯正ではなく、ソフトな手技で少しずつ整えるのが一般的です。
当院「おがさわら整骨院」でも、ひとりひとりの骨格状態に合わせて、やさしい調整を行っています。
骨盤のバランスを整えることで、以下のような全身への好影響が期待できるでしょう。
・自然と姿勢がラクになる
・体の軸が安定し、筋肉にかかる負担が軽減する
・内臓の位置が整い、代謝や巡りがよくなる
姿勢調整:クセを直すことで「戻りにくい体」をつくる

姿勢のクセは、無意識に身についているもの。
整骨院では、どの筋肉が使われすぎているか・使われていないかを評価したうえで、体の「使い方の偏り」を見直していきます。
・背中が丸まって呼吸が浅い人には、胸郭や肩甲骨まわりの可動性を回復
・巻き肩やストレートネックの人には、首から背骨のカーブをやさしく整える
・反り腰の人には、骨盤と腹圧のバランスを意識した施術+指導
このように、その人のクセに応じた施術とアドバイスを組み合わせることで、その場だけじゃない変化を目指していきます。
鍼灸:深部のコリ・自律神経にアプローチする選択肢

「疲れがなかなか取れない」
「コリの奥のほうがずっと張っている感じがする…」
そんな方には、鍼灸(はり・きゅう)によるアプローチもおすすめです。
■鍼(はり)
指では届かない深部の筋肉に直接刺激を与えることができ、慢性的な緊張や深層部の血流改善に効果的。
■灸(きゅう)
温熱刺激で内臓の働きや巡りを整え、冷えや自律神経の乱れにアプローチできます。
当院では、国家資格である「はり師・きゅう師」の私が、カウンセリングに基づいて安全に施術を行っており、初めての方でも安心して受けていただける環境を整えています。

整えるとは「体を“本来の位置”に戻すこと」

整骨院で行う整える施術とは、何か特別なことをするというよりも、「本来の正しい位置に戻す」「自分の力がきちんと発揮される状態をつくる」ことに近いイメージです。
人間の体は、本来とても優秀で、少し休めば回復できる力を持っています。
でもその力を発揮できないほど、日常の姿勢や負荷でズレが蓄積してしまっている場合もあります。
そんな時に「プロの視点と手技でリセットしてあげる」技術があること、それこそが整骨院の大事な役割なのです。
次章では、こうした「整える施術」を月1回の習慣として続けた場合、体や日常生活にどんな変化が現れるのか?について、実際の変化や通い方のヒントとともにお伝えしていきます。
「月1回の整え習慣」で、疲れがたまりにくい体へ

仕事、家事、移動、スマホ、PC…
現代人は、日々の生活の中で知らず知らずのうちに、体に負担のかかる姿勢を繰り返しています。
その蓄積がやがて「疲れやすさ」「コリや痛み」「眠りの浅さ」といった不調につながってしまうことに。
では、その不調をためこまない体になるにはどうすればいいのか?
その答えのひとつが、「月に1回、自分の体を整える時間をつくること」です。
「疲れたら回復する」から「疲れにくくする」へ

不調が起きてから対処するのではなく、「そろそろ崩れてきそうだな」と気づいたタイミングで整えること。
これが、疲労をためないための習慣です。
たとえば、車を例にしてみましょう。
・ガソリンが減ってから入れる=その場しのぎの対応(△)
・燃費が落ちないようにメンテナンスする=コンディションの維持(◎)
体も同じで、不調が表面化してから何かをするのではなく、不調になりにくい状態を保つことが大切なのです。
このように、月1回のペースで骨盤や姿勢を整えておくと、筋肉や関節に余計な負担がかかりにくくなり、結果的に「疲れにくい」「回復しやすい」「集中しやすい」体に変わっていきます。
通い続けている方のリアルな変化

当院でも、月1〜2回のメンテナンス施術を取り入れている患者さんが多数いらっしゃいます。
・「夕方になると肩がパンパンだったけど、最近は気にならなくなった」
・「仕事終わりの疲労感が減って、帰宅後も動けるようになった」
・「月1の施術で、体をリセットする感覚がわかってきた」
・「ぎっくり腰を繰り返していたけど、1年近く起きていない」
もちろん症状やライフスタイルによって個人差はありますが、整える習慣を取り入れた人の多くが、体調の安定を実感しています。
忙しい人ほど「時間を生むために」整える

もちろん、「忙しくて、月1回でも通えるかどうか…」という方もいらっしゃるかもしれません。
そのお気持ちもよくわかりますが、ただ、こう考えてみてはいかがでしょうか…
痛みで1週間パフォーマンスが落ちるのと、月1回30分で整えるのとでは、どちらが時間をロスしないでしょうか?
整えておくことで得られるものが大きいとするならば、その時間は「自分への投資」といえるはずです。
・朝起きたときのだるさが減る
・仕事に集中できる
・家でもイライラせず過ごせる
一生付き合う「体」だから、プロの手で整える習慣を
もちろん、ストレッチやセルフケアも大切です。
ただ、自分では気づけないゆがみや、筋肉の奥深くの緊張は、やはりプロの視点と手技で整えてあげることが必要な場合もあります。
だからこそ、「月1回、プロに任せる時間」をつくることで、自分の体と向き合い、今の状態を知ることもできるのです。
次章では、マッサージと整骨院、それぞれの役割や違いをふまえたうえで、「どう使い分けるのが賢いのか?」を整理していきます。
マッサージと整骨院、どう使い分ける?目的別の上手な選び方

ここまで読みながら「じゃあマッサージって意味ないの?」と思った方もいるかもしれません。
でも実際は、マッサージにも整骨院にも、それぞれにしっかりと役割があるのです。
どちらかを選ぶうえで大切なのは「そのとき自分が何を求めているのか」を明確にすること、つまりそれこそが「不調に戻りにくい体づくりにつながる第一歩」となるのです。
マッサージの役割|気持ちよさ・リラックス・一時的な疲労回復

マッサージは、表層の筋肉を手技でやさしくほぐし、心地よさを感じさせる施術です。
以下のようなときには、マッサージがぴったり当てはまるでしょう。
・精神的に疲れているときに癒されたい
・筋肉の表面が固くて、軽くほぐしたい
・「今日はがんばったな」というご褒美にリラックスしたい
・深いケアではなく、ふっと力を抜きたいとき
こうした目的でのマッサージは、心と体をリセットする大切な「感情のメンテナンス」として、非常に有効な施術といえます。
整骨院の役割|原因にアプローチ・体の再構築

一方で整骨院では、体の構造(骨格・関節・深層筋)や自律神経にアプローチし、根本的な整えを目指す施術を行います。
こんな悩みがあるときには、整骨院が向いています。
・同じ不調が何度も繰り返される
・マッサージ後にすぐ元に戻ってしまう
・姿勢の悪さや体のゆがみが気になる
・疲れが「どこから来ているのか」を知りたい
・不調を長い目で整えたい
整骨院では「その場だけの気持ちよさ」ではなく、疲れや痛みの出にくい体をつくるサポートができます。
両方を上手に使い分けるのが、一番のセルフケア
ここまで両者の違いについて解説してきましたが、単純に「マッサージはダメ、整骨院は正解」という構図は正しくないということを、ここでお話しさせてください。
言ってしまえば、目的が違うからこそ「使い分ける」ことがとても賢い選択といえるのです。
たとえば、こんなふうに考えてみましょう。
■状況とおすすめ施術の使い分け■
・とにかく癒されたい、又は心身を休めたい場合→ マッサージ・リラクゼーション
・同じ痛みを繰り返している又は姿勢やゆがみを見直したい場合→ 整骨院での骨格調整・鍼灸
どちらか一方を「良い、悪い」と決めつけるのではなく、そのときの自分の状態や目的に合わせて選ぶことこそが、心と体を整える大切なコツとなるのです。
まとめ:あなたの体に合った整え方を一緒に探してみましょう

長く働き続けたい、疲れにくい体でいたい。
そう願うのであれば、「癒す」と「整える」をバランスよく取り入れることが大切です。
そしてもし、「繰り返す疲れをなんとかしたい」「そろそろ根本的に整えたい」と思ったときには、整骨院という選択肢を、思い出していただけたら嬉しいです。
さて、当院「おがさわら整骨院」では、マッサージとの違いや施術の内容についても丁寧にご説明し、患者さんそれぞれに合った整え方をご提案しています。
不調に悩まない「ラクな時間」が少しずつ増えていくように、あなたの毎日を丁寧にサポートしてまいりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
お知らせnews
「整骨院」「接骨院」「整体院」の違いって何?つくば市・研究学園エリアで選ぶべき院の見分け方を院長が徹底解説!
2025年5月23日

つくば市・研究学園の院長が語る「整骨院」「接骨院」「整体院」の本当の違い
こんにちは、つくば市・研究学園のおがさわら整骨院の院長、小笠原です。
開業して8年、業界での経験は25年になります。
「腰が痛いけど、どこに行けばいいの?」
「整骨院と接骨院って同じなの?違うの?」
「整体は保険が使えないって聞いたけど本当?」
このようなご質問を日々いただきますが…
実は、多くの方が整骨院・接骨院・整体院の違いについて混乱されています。
特に、つくば市や研究学園エリアには様々な整骨院や整体院があり、どこを選べばよいか迷われる方も多いのではないでしょうか。

私自身、患者さんからこういった質問をいただくたびに、「もっとわかりやすく説明できないかな」と考えていました。
なので整骨院と接骨院の違いを説明すると「へぇ、知らなかった」と驚かれることが多いんです。
今回は整骨院の院長という立場から、それぞれの特徴や違い、そして何よりあなたの症状に合ったところの選び方について詳しく解説します。
これを読めば、あなたの体の悩みにぴったりのところが見つかるはずです。
「整骨院」と「接骨院」の違いについて

「整骨院」と「接骨院」、看板の違いだけで中身は同じなのか、それとも違うのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、「整骨院」と「接骨院」は基本的に同じものです。
どちらも柔道整復師という国家資格を持った施術者が運営する治療院で、提供するサービスや施術内容に違いはありません。
私がこの業界に入った当初も、この違いについて質問を受けることが多かったのですが、実は単なる呼び方の違いなんです。
「整骨」も「接骨」も、骨や関節、筋肉などの調整を行う施術を指しています。
「整骨院」「接骨院」どちらの名称も広く使われており、施術内容や対応できる症状、保険制度の取り扱いなどに違いはありません。
つくば市内でも両方の名称の治療院がありますが、どちらを選んでも受けられる施術は基本的に同じです。
一方で「整体院」については、施術内容や資格要件に違いがあります。
次の項目で詳しく解説しましょう。
「整体院」「整骨院」「接骨院」の具体的な違いを徹底比較!

資格と施術者の特徴|柔道整復師・はり師・きゅう師について
「整骨院」「接骨院」と「整体院」の特徴の一つに、資格の違いがあります。
【整骨院・接骨院】
・柔道整復師という国家資格を持った施術者が在籍することが法的に必須
・はり師、及びきゅう師の資格を併せ持つ施術者も多い
(当院の私も柔道整復師、はり師、きゅう師の資格を持っています)
・3年以上の専門教育と国家試験合格が必須で、厚生労働省の管轄下にある
【整体院】
・法律上は特定の資格が必須ではない
・整骨院・接骨院と同様に、優れた技術を持つ整体師や、
国家資格(柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師など)を
持ちながら整体を行う施術者も多い
・カイロプラクティックや独自の手技療法を習得している場合もある
実際、整体院で施術を行うスタッフには、民間の技術講習などでスキルを身につけた方から、国家資格を持つ方まで、さまざまな背景を持つ施術者がいます。
私自身、柔道整復師の国家資格を持つ施術者のひとりです。
大学卒業後に専門学校に通い、3年間かけて、解剖学・生理学・整形外科学など、医学的な知識を基礎から徹底的に学びました。
さらにその後、はり師・きゅう師の国家資格も取得し、東洋医学の視点も取り入れながら、心身のバランスを整える施術を行っています。
「整体」と一言で言っても、実際にはその手法や考え方は施術者によって大きく異なります。
だからこそ、どんな知識や技術に基づいて施術が行われているのかを知ることは、安心して通える場所を選ぶうえでとても大切なのです。
つくば市・研究学園エリアでも、さまざまな整体院が開業しており、それぞれ独自の技術やアプローチ、強みを持っています。
中には、豊富な経験と高い技術力を備えた整体師の方も多くいらっしゃり、症状や目的によっては、整体院でのケアが効果的なケースもあります。

当院「おがさわら整骨院」では、国家資格を有する院長の私が、柔道整復術をベースに、カイロプラクティックの技術も取り入れた独自の施術を行っています。
骨格や関節の状態を丁寧に見極めながら、必要に応じて東洋医学的なアプローチも加えることで、より幅広いお悩みに対応しています。
また、研究学園駅から徒歩3分というアクセスの良さも、多くの患者さまにご好評いただいています。
「どこへ行けばいいか分からない」とお悩みの方も、どうぞ安心してご相談ください。
整骨院と整体院の保険制度の違い
整骨院・接骨院と整体院では、保険制度の取り扱いにも違いがあります。
【整骨院・接骨院】
・一定の条件を満たす場合、健康保険等の対象となることがある
・医師の同意や指示を得た施術が必要なケースがある
・交通事故の施術は自賠責保険の対象となる場合がある
・労災保険の対象となることもある
【整体院】
・基本的に自費診療となる場合が多い
・料金体系は院によって様々
整体院の多くは保険適用外の自由診療で運営されており、料金設定も施術者や院の方針によって大きく異なります。
それゆえに、「整体と整骨院・接骨院って何が違うの?」「保険はどこで使えるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この点について整理すると、整骨院・接骨院では、国家資格(柔道整復師)を持つ施術者が在籍し、急性のケガに対して保険を適用できるケースがあります。
一方、整体院は基本的に民間資格や独自の技術による施術が多く、健康保険の取り扱いはできない仕組みになっています。
実際に当院でも、「この症状で保険は使えますか?」というご質問をよくいただきますが、実は整骨院であってもすべての症状に保険が使えるわけではありません。
保険の適用には明確なルールがあり、“原因”や“発症の経緯”によって判断されるのが特徴です。
たとえば…
【保険が適応される例:急性のケガ】
階段で足を踏み外して足首をひねった、転倒して手首を痛めた、など
【保険が適応されない例】
慢性的な肩こりや腰痛、産後の骨盤矯正、疲労回復目的の施術など
このように、急性の外傷かどうか、原因が明確かどうかが判断基準となります。
一方当院「おがさわら整骨院」では、初回のカウンセリング時にしっかりとお話を伺い、保険の適用が可能なケースかどうかを丁寧にご説明しています。
また、自費診療となる場合も、患者さんのライフスタイルに合わせた無理のない施術プランをご提案しています。
【初回施術料】4,000円(税込)
【2回目以降】同額となります(※施術内容により調整あり)
もちろん、必要以上な通院をおすすめすることはありません。
「わかりやすく、正直に」をモットーに、患者さんが納得したうえでご自身に合った選択ができるようサポートしています。
治療内容やアプローチの違い
もちろん、施術内容や治療アプローチにも特徴的な違いがあります。
【整骨院・接骨院】
柔道整復術をベースにした施術です。
・手技療法(マッサージ、骨盤矯正など)
・電気療法なども使う
・テーピング、包帯固定などの処置
・はり・きゅうを併設している場合も
(当院では提供しています)
・カイロプラクティックの技術を取り入れている場合も
(当院では実施しています)
【整体院】
・独自の手技療法
(カイロプラクティック、リラクゼーションなど様々な手法)
・全身のバランスを整える
整体院では、カイロプラクティックやリラクゼーション要素を取り入れた手技療法など、多様なアプローチによって全身のバランスを整える施術が行われています。
肩こりや腰のだるさといった慢性症状、姿勢の崩れ、疲労感などに対して「体全体から整えたい」というニーズを持つ方に選ばれるケースが多く見られます。
私自身、整骨院を運営する立場で25年以上にわたり、さまざまな症状や患者さんと向き合ってきました。
その中で強く感じているのは、「整骨院が正しい・整体院が優れている」ということではなく、症状や目的に応じて最適な選択肢が異なるという点です。
たとえば、交通事故による打撲や捻挫など、明確な外傷であれば、保険適用が可能な整骨院・接骨院が対応できます。
一方で、体の感覚を整えていきたい方や、リラックスを重視したい方にとっては、整体院のアプローチがしっくりくる場合もあるのです。
つまり、ただ「凝っている部分を揉む」のではなく、体の構造や機能全体を見ながら、“なぜその症状が出ているのか”という根本的な要因に丁寧に向き合う施術を大切にしているのです。
【当院「おがさわら整骨院」について】
国家資格である柔道整復術をベースに、はり・きゅう、骨盤矯正、さらには整体・カイロプラクティックの技術まで組み合わせた総合的な施術を行っています。
特にカイロプラクティックの考え方を取り入れることで、骨格のゆがみや関節の不均衡、神経の圧迫といった問題に対しても、より的確なアプローチが可能になります。
※【関連記事】マッサージとの違いについては、こちらの記事もご覧ください
「なぜ整骨院は「ただのマッサージ」ではないのか。専門的な施術で体を守る【つくば市の整骨院】」
「整形外科」と「整骨院」「接骨院」との違いも知っておこう

医療機関との違いとは?
ここで「整形外科」と「整骨院・接骨院」の違いも理解しておきましょう。
【整形外科】
・医師(医学博士)が診察・治療
・医療行為(投薬、注射、手術など)が可能
・レントゲン、MRIなどの画像診断が可能
・医療保険が適用
【整骨院・接骨院】
・手技療法を中心とした施術が特徴
・予約制のところは待ち時間が少なく、
じっくり時間をかけた施術が可能
・投薬、注射、手術などの医療行為はできない
・レントゲン検査などはできない
・保険適用が限られる
私たち整骨院では、レントゲンやMRIなどの画像検査はできませんが、手技療法を中心に、患者さん一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術を行います。
例えば、当院では初診の方にはしっかりとカウンセリングを行った上で施術を行います。
つくば市には優れた整形外科医院もたくさんありますが、整形外科と整骨院は、互いに補完し合う関係にあります。
当院でも整形外科で診断を受けてから来院される方も多くいらっしゃいます。
症状別|整骨院を利用するタイミングと整形外科との連携
どのような症状の場合ならば整骨院・接骨院を利用すべきか、また整形外科との連携についてもご説明します。
【整骨院・接骨院が対応できる症状】
捻挫、打撲、挫傷などの軽度な外傷など
・骨折や脱臼の後療法
(ただし、整骨院に受診する旨の医師の診断・同意が必要)
・交通事故によるむちうち症などの症状
・スポーツによる肉離れなどの筋肉の損傷
・姿勢改善や骨盤矯正を希望する場合
【整形外科との連携が効果的なケース 】
・整形外科で診断を受けた後の継続的なケア
・手術後の回復をサポート
・慢性的な症状の改善と再発防止の併用の治療
・レントゲン検査などの診断後の具体的な施術プラン実施
ある患者さんの例をお話しします。
40代の女性で、長年腰痛に悩まされていた方が当院に来られました。
以前は整形外科に通われていたそうですが、薬による対処だけで根本的な改善が見られないと感じていたそうです。
当院では骨盤矯正と筋肉の調整、さらに日常の姿勢指導を組み合わせたアプローチを行いました。
2ヶ月ほど通院していただき、痛みが大幅に軽減。
現在は月1回のメンテナンスで状態を維持されています。
当院では整形外科の先生方とも連携し、患者さんにとって最適な治療を提供できるよう心がけています。
ご不安な点があれば、初回のカウンセリング時にお気軽にご相談ください。
つくば市内には医療機関も多く、整骨院と整形外科が連携することで、より効果的な治療が可能です。おがさわら整骨院では患者さんの症状や状態を第一に考え、必要に応じて適切な医療機関をご紹介することも大切な役割だと考えています。
鍼灸整骨院って何?|つくば市・研究学園エリアの施術事例

鍼灸が効果的な症状とその理由
「鍼灸整骨院」という名称を見かけることもあるでしょう。
これは、整骨院(接骨院)の施術に加えて、はり・きゅう治療も提供している治療院を指します。
当院「おがさわら整骨院」も、実は鍼灸施術も提供しています。
私が鍼灸の資格も取得したのは、手技だけでは対応しきれない症状にも対応したいという思いからでした。
特に慢性的な痛みや、自律神経の乱れによる症状には、鍼灸療法が非常に効果的です。
鍼灸治療が特に効果的な症状には以下のようなものがあります。
【鍼灸治療が効果的な症状】
・慢性的な肩こりや腰痛、 頭痛、偏頭痛
・自律神経の乱れによる不調
・冷え性、むくみなどの血行障害
・スポーツ障害や筋肉痛
・神経痛
鍼灸治療が効果的な理由は、血行促進、筋肉の緊張緩和、自律神経の調整、免疫力向上など、様々な生理学的メカニズムが関わっています。
特に、手技だけでは届きにくい深部の筋肉や神経に働きかけられる点が大きな利点です。
私自身、柔道整復師の資格に加えて、はり師・きゅう師の国家資格も持っており、患者さんの状態に応じて最適な治療法を選択・組み合わせています。
※【関連記事】鍼灸治療については、こちらの記事もご覧ください
「【鍼灸の効果とは?】整骨院との併用で得られる5つのメリット|つくば市・おがさわら整骨院」
実際の患者さんの声と治療経過
つくば市で仕事をされている40代女性の例をご紹介します。
長時間のデスクワークによる首・肩の痛みで来院されました。
【初診時】
「肩が重くて、頭痛もある。パソコン作業が多く、夕方には首あたりがとても痛い。」
この患者さんは、以前別の整骨院に通われていたそうですが、一時的な痛みの緩和だけで根本的な改善が見られなかったとのことでした。
当院では、まず詳しくカウンセリングを行い、仕事環境や生活習慣も含めて総合的に状態を把握。
その上で、肩周りの筋肉の緊張を和らげる手技療法と、首から肩にかけての鍼治療を組み合わせたアプローチを行いました。
【治療内容】
肩周りの手技療法に加え、肩甲骨周辺と首の付け根に鍼治療を実施。
併せて、姿勢改善のためのアドバイスも行いました。
【4回目の来院時】
「鍼をした後は体が軽くなって、頭痛も減りました。自宅での簡単なストレッチも続けています。」
【10回目の来院時】
「週に1回のメンテナンスだけで調子が良いです。以前は週3回も痛み止めを飲んでいましたが、今は全く飲んでいません。」
このように、鍼灸治療と手技療法の組み合わせ、そして日常生活の改善アドバイスが相乗効果を生み出し、症状の改善につながるケースが多くあります。
おがさわら整骨院では、研究学園エリアにお住まいの方々の様々な症状に対応しています。
夜22時まで営業(交通事故は23時まで)、土日祝も18時まで診療しておりますので、お仕事帰りや休日にもご利用いただけます。
整骨院・接骨院の保険制度について知っておきたいこと

保険制度と自費診療について
こちらでもお話しましたが、整骨院・接骨院での治療には、保険制度を利用できる場合と自費診療となる場合があります。
【保険制度が適用される可能性があるケース】
・日常生活やスポーツなどで突然発生した捻挫
(例:階段を踏み外して足首を捻った)
・転倒などによる打撲
(例:自転車で転んで膝を強く打った)
・スポーツ中の肉離れ
(例:サッカーの試合中に太ももの裏側が痛くなった)
・交通事故による症状(自賠責保険)
・仕事中や通勤中の怪我(労災保険)
※【関連記事】交通事故治療については、こちらの記事もご覧ください
「【交通事故後の治療は整骨院でも受けられる!整形外科との違いや通院のポイントを解説】」
【基本的に自費診療となるケース】
・徐々に痛くなってきた腰痛や肩こりなどの慢性症状
・予防や健康維持、美容を目的とした施術
・神経痛やリウマチなどの特定疾患
・医療機関で同じ症状の治療を受けている
どのような場合に保険制度が利用できるかについては、初回のカウンセリング時に詳しくご説明いたします。
おがさわら整骨院では、患者さんの症状と状況を詳しくお聞きした上で、最適な治療プランをご提案しています。
おがさわら整骨院での総合的な施術アプローチ
当院では、患者さんの症状や状態に合わせて、様々な施術アプローチを組み合わせた総合的な治療を提供しています。
【事例1:交通事故後の施術例】
研究学園エリアにお住まいの30代女性。
交通事故により首・肩の痛みを訴えて来院され、約3ヶ月の通院で症状が改善しました。
患者さんの状態に合わせた手技療法が効果的でした。
【事例2:慢性症状へのアプローチ】
つくば市在住の50代男性。
長年のデスクワークによる腰痛で来院されました。
カウンセリングで生活習慣や仕事環境も詳しく聞き取り、自費診療(1回4,000円)での施術を選択。
骨盤矯正、カイロプラクティック、鍼治療の組み合わせで徐々に改善し、現在は月1回のメンテナンスで快適に過ごされています。
このように、適切な施術プランの提案は患者さんと双方の信頼関係の基礎となるのです。
当院では患者さんの状態を詳しく把握した上で、最適な治療プランをご提案しています。
もし疑問やご相談があれば、お電話(029-819-3019)やLINEでお気軽にお問い合わせください。
院長が伝えたい「整骨院選びの3つのポイント」

施術者の経験と技術力
整骨院・接骨院を選ぶ際の重要なポイントの一つ目は、施術者の経験と技術力です。
整骨院・接骨院は法律上、柔道整復師の国家資格を持った施術者が開設・運営することが義務付けられています。
そのため、どれだけの経験と専門知識を持っているかが重要な判断基準となります。
柔道整復師は、3年以上の専門教育と国家試験を経て資格を取得します。
解剖学、生理学、整形外科学などの医学的知識と、手技療法の技術を学びますが、同じ資格を持っていても経験年数や得意分野、継続的な学びによって技術力に差が生じることもあります。
私自身、柔道整復師として25年の経験があり、その間も常に新しい技術や知識を学び続けてきました。
昼間は整骨院で働きながら、夜は専門学校に通い、さらにはり師・きゅう師の資格も取得するために追加で学びました。
また、カイロプラクティックの技術も習得し、様々な施術法を組み合わせることで、患者さん一人ひとりに合った最適な施術を提供できるよう努めています。
おがさわら整骨院では、常に技術向上に努めています。
私自身の経験や専門分野について知りたい場合は、遠慮なくお尋ねください。
丁寧なカウンセリングがあるか

良い整骨院の二つ目のポイントは、丁寧なカウンセリングです。
痛みや不調の原因は一人ひとり異なります。
例えば、同じ「肩こり」でも、デスクワークによるものなのか、睡眠環境の問題なのか、内臓の不調が関係しているのかによって、適切な施術方法は変わってきます。
当院では、初診時に丁寧なカウンセリングを行い、症状の発症時期や状況、日常生活の習慣、過去の治療歴などを詳しくお聞きします。
そして、施術前には必ず検査を行い、体の状態を確認した上で施術プランをご提案しています。
つくば市や研究学園エリアにお住まいの方々は、研究者や学生、企業勤めの方など様々です。
それぞれの生活習慣や仕事環境に合わせたアドバイスを行うことで、施術効果を最大限に高める工夫をしています。
地域密着型で通いやすい環境か
三つ目のポイントは、通いやすさと地域密着型であるかどうかです。
整骨院・接骨院での治療は、通常複数回の通院が必要になります。
立地や営業時間、施術の雰囲気など、継続して通いやすい環境かどうかも重要な判断基準です。
おがさわら整骨院は研究学園駅から徒歩3分という好立地に加え、平日は夜22時まで(交通事故は23時まで)、土日祝も18時まで診療しており、お仕事や学校帰りにも通いやすい環境を整えています。
また、当院では開業以来8年間、つくば市や研究学園エリアの地域の皆様の健康をサポートしてきました。
地域の特性や生活環境を理解しているからこそ、一人ひとりに合った的確なアドバイスができると自負しています。
整骨院選びで迷ったら、ぜひ一度、当院にご相談ください。
あなたの症状や生活環境に合わせた、最適な治療プランをご提案します。
まとめ|つくば市・研究学園エリアで整骨院をお探しなら「おがさわら整骨院」へ
今回は「整骨院」「接骨院」「整体院」の違いを中心に、それぞれの特徴や選び方について解説してきました。
今回のポイントをおさらいすると、下記のようになります。
■「整骨院」と「接骨院」は基本的に同じもので、柔道整復師という国家資格保持者が施術を行う
■ 「整体院」は国家資格が必須ではなく、施術内容や料金体系も異なる
■ 保険適用は主に外傷性の症状(捻挫・打撲・挫傷など)に限られる
■ 整骨院選びの3つのポイントは「施術者の経験と技術力」「丁寧なカウンセリング」「通いやすさ」
体の痛みや不調は、放っておくと慢性化し、日常生活に大きな支障をきたします。
「様子を見よう」と我慢せず、早めに専門家に相談することをお勧めします。
おがさわら整骨院は、つくば市・研究学園エリアで8年間、地域の皆様の健康をサポートしてきました。
柔道整復師、はり師、きゅう師の国家資格を持つ私たちが、あなたの体の悩みに真摯に向き合います。
「ほんの少しの痛みだから…」「こんな小さなことで相談するのは申し訳ない…」とためらっていませんか?
実は、そういった“小さな違和感”こそが重要なサインなのです。
早期に対処することで、症状が悪化する前に改善できることがたくさんあります。
些細なことでも、体の不調は私たちにお任せください。
「この程度で行っても大丈夫かな?」と思うようなことでも、ぜひ気軽にご相談ください。
あなたの健康を真剣に考える、それが私たち「おがさわら整骨院」の使命です。
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スポーツのスランプは“骨盤のゆがみ”が原因かも?|身体のクセを整えて本来のパフォーマンスを取り戻そう
2025年5月21日

スランプ=メンタル?本当にそれだけ?
「最近、思うように体が動かない」
「練習しても結果につながらない。自信がなくなってきた」
「昔はできていたのに、今は感覚がズレてる気がする…」
もしあなたやお子さんが、そんな風に感じているなら、そのスランプ、もしかしたら“体の使い方”の問題かもしれません。
こんにちは。つくば市・研究学園にある「おがさわら整骨院」の院長、小笠原です。私は柔道整復師・鍼灸師として、これまで過去の経験上多くのアスリートの身体を見てきました。
そして感じるのは、「スランプ=メンタル」だけではないという事実です。
“技術や気持ち”だけでは解決できないことがある
スランプに陥ると、「練習が足りないのかも」「気合が足りない」「集中力がない」と、どうしても“自分の努力や精神力”のせいにしてしまいがちです。
確かに、メンタル面が影響することは否定できません。
ですが、実際の現場では、“体の使い方が崩れていることが原因”のケースが非常に多いのです。
例えば
・片足の着地だけグラつく
・投球やスイング時に体重が乗らない
・以前のフォームを無意識に避けてしまっている
これらは、筋力や技術の問題ではなく、骨格や関節、筋肉のバランスが崩れてしまっているサインかもしれません。
骨盤や体幹の“ズレ”が、すべての動作を狂わせる
体の中心である骨盤が少しでも傾いていると、そこからつながる背骨、股関節、膝、足首…全てにズレが生じますが、アスリートにとってこのズレは致命的です。
なぜなら、スポーツにおける動作の多くは、連動性(連鎖運動)に支えられているからです。
・骨盤がズレる → 体幹が不安定になる
・体幹が不安定になる → 上半身と下半身の連動が崩れる
・連動が崩れる → フォームが狂う → パフォーマンス低下
・無理をして頑張る → 筋肉が固まる → 疲れが抜けにくくなる
このように、「ゆがみ」が起点となって、スランプが生まれている可能性があるのです。
頭ではわかってるのに、体が言うことをきかない
ある高校生の陸上部の方が診察の合間にポロリと一言、「フォームはイメージできてるのに、以前より足がうまく前に出ない」。
話を聞くと、記録が伸び悩み、何ヶ月も“自分の体が自分のものじゃないようだ”と感じていたそうです。
身体の動きをみてみると、骨盤に左右差があり、股関節の可動域にも偏りが見られました。
施術を数回行い、股関節の可動域と体幹の安定を取り戻したところ、「久しぶりに、感覚が“ピタッ”と戻った気がする」と嬉しそうに話してくれました。
このように、感覚のズレ=脳と身体の接続エラーが起きている場合、整骨院で“身体の土台”を整えることで、スランプから抜け出すきっかけになることがあるのです。
見直すべきは「技術」より「姿勢・バランス」かもしれない
「フォームの改善」を意識する選手は多いですが、その土台となる骨格や筋肉の使い方に注目する人は、意外と少ないのが現実です。
けれど実際には、土台がズレたままいくらフォームを修正しても、安定しないものです。
それはまるで、傾いた地面の上で家を建てようとするようなもの…
「なぜうまくいかないのか分からない」というスランプは、その“地面=身体の軸”が不安定なせいかもしれません。
次の章では、その“ズレ”がどうやってパフォーマンスに影響するのか、より具体的に「身体のゆがみ」と「スランプの関係性」について掘り下げていきます。
パフォーマンス低下の意外な原因は“身体のゆがみ”だった
「練習量は変わっていない」
「気持ちも入ってる。集中力もある」
それなのに、なぜか結果が出ない。
スランプの背景には、“気づかれていない身体のゆがみ”が潜んでいることがあります。
とくに骨盤や体幹の微妙なズレは、自分ではなかなか気づけません。
しかしそのズレこそが、パフォーマンス全体を崩す“起点”になっているのです。
骨盤の傾きは「動きの土台」をゆがませる
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ“身体の中心”。
ここがわずかでも傾いたりねじれたりすると、全身の連動に悪影響が出ます。
・スポーツ動作における「軸」がブレる
・筋肉の左右バランスが崩れ、出力差が生まれる
・片側にだけ負担がかかり、疲労が抜けにくくなる
たった数ミリの傾きでも、反復動作を繰り返すスポーツにおいては大きな差になります。
フォームが安定しない、感覚が鈍る、動き出しが遅れる…そのすべての“もどかしさ”の裏には、骨盤や背骨の微細なズレが関係していることも。
ゆがみは“姿勢”や“使い方の癖”から始まる
ゆがみは、突然起こるわけではありません。
日々の姿勢や動き方、過去のケガの影響などから、少しずつ蓄積していきます。
・スマホやPC作業で前傾姿勢が癖になっている
・片脚重心の立ち方・座り方
・練習や試合後のケア不足
・ケガの影響で無意識にかばっている
こういった“小さな習慣”が身体のバランスを崩し、気づいたときには「昔と同じように動けない身体」になってしまっているのです。
連動性の崩れが“感覚のズレ”を生む
スポーツにおいて重要なのが、筋肉や関節の連動です。
たとえば、サッカーでボールを蹴る動作を考えてみましょう。
・目でボールを確認
・骨盤が回旋しながら軸足が安定
・股関節と膝がしなやかに動いて蹴り足が伸びる
・体幹が連動して上半身と下半身の力を一体化
・足先で正確にシュートする
この一連の流れは、まさに全身の動きによって成り立っています。
ところが、骨盤がズレていたり股関節の可動域が狭くなっていると、どこかの動作に“引っかかり”や“抜け”が生まれ、本来の感覚がズレてしまいます。
「足の出し方は頭ではわかってるのに、ズレる」
「身体の反応がワンテンポ遅れる」
これは、脳と身体がうまく“つながっていない状態”です。
ゆがみが引き起こす「無意識のエラー」
さらに厄介なのが、ゆがみによって引き起こされる“無意識の補正動作”です。
・片脚だけで着地しようとする
・腕を必要以上に振ってバランスをとろうとする
・腰を引いて動きを逃がす
このような補正動作は、ケガや再発を防ぐために身体が自動的に行っている“防御反応”でもあります。
しかしこれが長引くと、本来の正しい動き方が分からなくなってしまうのです。
つまり、スランプ状態が続けば続くほど、“フォームの崩れ”が新たな癖になり、さらにパフォーマンスが落ちるという悪循環に陥ります。
まずは、「ゆがみ」があるかどうかを疑ってみよう
スランプから抜け出すには、技術を見直すことも大切ですが、“身体の状態をリセットすること”も同じくらい重要です。
練習を頑張っているのに結果が出ない。
そんなときこそ、「骨盤や体幹、関節の動きにズレはないか?」と身体に目を向けてみてください。
次の章では、その「骨盤のゆがみ」がスポーツにどう影響するのか、より具体的に5つの視点から解説していきます。
骨盤のゆがみがスポーツに与える5つの悪影響
骨盤は、身体の中心であり“運動の司令塔”とも言える重要なパーツです。
ほんのわずかなズレや傾きでも、スポーツにおけるパフォーマンスや感覚に大きな影響を及ぼします。
ここでは、整骨院の視点から見た「骨盤のゆがみがスポーツに与える代表的な5つの悪影響」を、詳しくご紹介します。
① 筋出力の左右差が生まれる|バランス崩壊の始まり
骨盤が傾いていると、そこにつながる股関節や背骨の動きが制限され、結果として片側の筋肉だけに負荷がかかる状態になります。
たとえば…
・サッカーで片足だけ軸がぶれて、蹴り足が流れてしまう
・ランニングで片脚だけ着地が重く感じる
こうした症状の多くは、骨盤の傾き→筋肉の左右非対称→力のアンバランスという構造で説明がつきます。
筋トレやフォームの矯正だけでは補えない場合、「そもそも体の軸がズレているかも?」と考える必要があります。
② 体幹の安定性が落ちて、フォームが崩れる
スポーツの動作は、末端(手足)よりも体幹の安定性が先に求められます。
骨盤がゆがむと、その上に乗る背骨や肩甲骨の位置もズレてしまい、「体幹がぐらついたまま動作する」状態になります。
この結果…
・投球やスイングで軸がブレる
・スタートやジャンプの動き出しが鈍くなる
・着地でふんばれず、ブレーキがきかない
といった、“安定感のない動作”が起きてしまいます。
体幹がブレることで、フォームが乱れ、結果としてスランプにつながることも珍しくありません。
③ 疲労が抜けにくくなる
骨盤のゆがみにより、血流やリンパの流れが悪くなると、練習後の疲労回復にも悪影響が出ます。
・いつまでも脚が重い
・筋肉痛が長引く
・同じ練習量なのに他の人より疲れている気がする
これは、「疲労しやすい身体」ではなく、“回復しにくい身体”になってしまっているからかもしれません。
実際、施術をすることで「睡眠の質が上がった」「翌日のだるさが減った」という声も多くいただいています。
④ ケガのリスクが上がる|特に多いのは腰・膝・股関節のトラブル
骨盤がゆがんでいると、身体のどこかが“かばう動き”を始めます。
この補正動作が蓄積すると、筋肉や関節に無理な負担がかかり、ケガのリスクが高まります。
・片脚の膝にだけ痛みが出る
・腰を反らすと痛む
・股関節が硬くなり、開脚動作がしづらい
これらは、「フォームが悪いから」でも「柔軟性がないから」でもなく、骨盤の不安定さが起点になっていることが非常に多いです。
スランプが長引くとケガにもつながる。
だからこそ、「早めの身体調整」がとても大切なんです。
⑤ 自律神経の乱れで集中力が落ちる|眠りが浅くなる
「骨盤と自律神経、関係あるの?」と思う方も多いかもしれませんが、実は、骨盤まわりの筋緊張やズレが、自律神経のバランスを乱すことがあるのです。
・呼吸が浅くなる
・夜ぐっすり眠れない
・集中力が続かない
・試合になると異常に緊張する
これらはすべて、身体が“戦闘モード”から抜け出せなくなっている状態ともいえます。
当院では、必要に応じて鍼灸施術も組み合わせ、自律神経やホルモンバランスを整えることで、内側からの回復力や集中力の改善もサポートしています。
まとめ:スランプは「技術不足」ではなく「身体の警告」のこともある
骨盤のゆがみが、いかに多くの悪影響を及ぼすか、少しイメージがついてきたでしょうか?
「なんとなく調子が悪い」「以前より感覚が鈍い」といった小さな変化は、技術や根性では解決できない“身体の警告サイン”かもしれません。
次章では、実際にどんな人が「ゆがみによるスランプ」に陥りやすいのか、そして、身体からのサインにはどんなものがあるのかを具体的に解説していきます。
こんな人は要注意!ゆがみによるスランプのサイン
ここまで読んでいただいたあなたは、「じゃあ、自分も当てはまるのかな?」と気になっているかもしれません。
実際、整骨院に通われているアスリートの中には、自分では“異常”と気づかないままスランプを抱えていた方も多くいます。
ここでは、整骨院の現場でよく見かける「ゆがみによるスランプのサイン」を紹介します。いくつ当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
【動き編】こんな違和感、ありませんか?
・以前できていた動きが、急にうまくいかなくなった
例)ピッチングフォームが崩れる、ジャンプ時の着地が不安定になる
・一部の動きだけ極端にしづらい
例)右方向のターンはできるのに、左方向だけ苦手になった
・踏ん張りがきかない、力が抜ける感覚がある
→下半身が骨盤の不安定さでブレている可能性
・フォームを変えたつもりがないのに「何か違う」と言われる
これらは、「身体の連動が崩れているサイン」の可能性があります。
骨盤や股関節まわりがズレていると、無意識のうちに別の筋肉でかばう動きが入るため、結果として「自分の感覚と動作が合わない」という現象が起こります。
【疲労・ケガ編】こんな状態が続いていませんか?
・以前より疲労が抜けにくくなった
→血流やリンパの流れが滞り、リカバリーが遅れている状態
・慢性的な痛みが片側に偏って出る
例)右膝ばかり痛む、左腰にだけ違和感がある
・同じケガを繰り返している(再発グセ)
→ゆがみが原因で負担が特定部位に集中しているかも
・ケガをしてから動きが怖くなった・感覚が鈍くなった
骨盤や骨格がズレると、筋肉や腱に過度な緊張がかかりやすくなります。
その結果、無意識にかばうクセがついて、「動きが不自然になる → 再発しやすくなる」負のループに…。
整骨院では、ケガした場所だけでなく、“なぜそこに負担がかかっていたのか”まで深掘りしていきます。
【感覚・メンタル編】意外と見逃されやすいサイン
・集中できない、焦りやすい、感情が安定しない
→自律神経の乱れ。骨盤・背骨の緊張が原因の場合も
・呼吸が浅くなっている(深く吸いにくい)
→胸郭や骨盤の動きが悪くなっている証拠
・よく寝たはずなのに朝から体が重い
こうした“感覚的な不調”は、見過ごされやすいですが、整骨院の視点から見ると、「あ、これは骨盤から来てるな」というケースは意外と多いんです。
特に、スランプが長引いて“気持ちも落ち込んできた”という方は要注意。
まずは体を整えて、呼吸や自律神経のバランスを取り戻すだけで、驚くほどスッと楽になることもあります。
アスリートこそ「自分の身体を疑う視点」が必要
真面目に頑張っている人ほど、「自分の練習や努力が足りない」と考えがちです。
でも実は、身体が悲鳴を上げていて、思うように動けていないだけかもしれません。
・練習しても報われない
・結果が出ずに焦る
・理由がわからないから、どこを直せばいいか分からない
この状態が続く前に、「いったん身体を整える」ことを選択肢に入れてみてください。
整骨院で全身のバランスを整えることで、「あ、これだったのか」とパズルがはまるように感覚が戻る瞬間があるはずです。
技術でも気合でも埋められない不調があると感じたら、“身体を見直す”というシンプルだけど効果的な選択肢を、ぜひ知っていただけたら嬉しいです。
おがさわら整骨院で行う「パフォーマンス回復のための整骨施術」

「整骨院ってケガをしたときに行くところじゃないの?」
「特に痛みはないけど、スランプで体が思うように動かない…整骨院で何かできるの?」
そう思っている方にこそ知ってほしいのが、当院です。
おがさわら整骨院では、痛みがある・ないに関わらず、「動きのズレ」や「感覚の違和感」を整えることで、本来の身体の力を最大限に引き出す施術を行っています。
まずが 「どこがズレているのか?」を“見抜く”ところから
スランプの原因は、痛みではなく「パフォーマンスの低下」。
だからこそ、最初の問診・検査では以下のようなことを確認します。
・姿勢の傾き、骨盤の左右差
・可動域の制限(股関節・肩甲骨・背骨の動き)
・体幹の安定性(体の軸ブレ)
・筋肉のアンバランスな緊張
・過去のケガやフォームの癖
そのうえで、「なぜ今、動きが不安定なのか?」を予想し丁寧に説明したうえで施術に入ります。
主な施術内容|整骨×鍼灸のハイブリッドアプローチ
【1】骨盤・体幹矯正(手技施術)
身体の“土台”である骨盤や背骨を中心に、手技によって関節や筋膜の歪みを整えます。
バキバキ鳴らすような強い矯正ではなく、ソフトで持続性の高いアプローチが特徴です。
・骨盤の左右バランスを整える
・体幹(腹圧・背筋)の連動性を回復
・腰や股関節の可動域を改善し、動きの基礎を安定させる
【2】筋肉へのアプローチ
パフォーマンス低下の原因となる”固まりやすいインナーマッスル”に対し、手技でアプローチします。
・脚が上がりやすくなる
・着地や踏み込みがスムーズになる
・呼吸がしやすくなり、動きの“流れ”が戻る
【3】必要に応じた鍼灸施術(オプション)
特に自律神経の乱れ・疲労の蓄積がある選手には、鍼灸で調整を行う場合も。
「温灸」なども選べるため、鍼灸初心者の方でも安心です。
・頭がすっきりして集中力が上がった
・寝起きがラクになった
・緊張しやすい体質が落ち着いた
といったお声も多数いただいています。
※【関連記事】鍼灸治療についてはこちらの記事もご覧ください
:【鍼灸の効果とは?】整骨院との併用で得られる5つのメリット|つくば市・おがさわら整骨院
スランプは“整えるだけ”で抜けることがある
たとえば、ある中学生のバスケットボール選手。
3ヶ月以上、シュート時に手がブレる感覚に悩んでおり、メンタルトレーニングや筋トレを続けても改善しませんでした。
初回来院時に確認すると、骨盤の右傾きと肩甲骨の可動制限があり、それがシュート動作の「最後の伸び」を妨げていたことが判明。
施術とストレッチ指導を4回実施したところ、「久々に“打ち切った感覚”が戻ってきた!」と笑顔で報告してくれました。
このように、身体のズレを整えるだけで、パフォーマンスは回復に向かうケースも多いのです。
おがさわら整骨院が選ばれる理由

・国家資格保有(柔道整復師・鍼灸師)の院長がすべて対応
・筋骨格だけでなく、神経・自律神経にも着目した施術
・アスリートだけでなく、部活動をがんばる中高生や市民ランナーも来院
・施術だけでなく、セルフケア・ストレッチ指導つきで再発予防も徹底
また、「整骨院って入りづらい…」という方でも、LINEでの相談や予約変更にも柔軟に対応しているので、初めての方でも通いやすい環境です。
次章では、実際に通院されたアスリートのリアルな声をご紹介します。
どんな変化があったのか、どんな不安を乗り越えて施術を受けたのか——。
あなたが「自分にも当てはまるかも」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
実際に通院された方の声と変化
「本当に整骨院でスランプが改善するの?」
「痛みはないけど、行ってもいいのかな?」
そんな疑問や不安を持つ方は少なくありません。
でも実際に、おがさわら整骨院には「動きに違和感がある」「感覚が戻らない」といった悩みを抱える方が多く来院しています。
ここでは、スランプ状態から抜け出した3人の事例をご紹介します。
case1|高校サッカー部・男子
悩み:シュート時に軸足が滑る感覚がある/スランプが3ヶ月以上続いていた
「監督には『踏み込みが甘い』って言われて、自分でもわかってるのに修正できなかったんです。怪我はしてないのに“踏ん張り”がきかなくて…でも整骨院に行くって考えもしなかった。先生に『骨盤が後ろに倒れてて、股関節がうまく使えてないね』って言われて、そんなとこかよ!って最初は驚きました(笑)。 でも2〜3回の施術で、蹴り出しの感じがまったく違ってきて。“地面をつかめてる”感覚が戻ってきました。」
case2|市民ランナー
悩み:左脚だけ着地の感覚がズレている/長距離のペースが安定しない
「育児と仕事をしながらマイペースでランニングを続けていて、ここ1年はハーフマラソンにも出ていました。でもある時期から、左脚だけ着地で“フニャッと沈む”ような違和感が出て…。フォームを見直しても原因がわからなくて、整骨院に相談しました。 骨盤の高さがズレていたようで、そこを整えてもらったら、走ってるときの“前に出る力”が戻ってきた感じがしました。ストレッチやセルフケアも教えてもらえて、今では月1回のメンテナンスに通っています。」
case3|草野球チーム
悩み:バッティングの際に左腰が引っかかる/スイングスピードが落ちていた
「昔はバチン!と振れてたんですが、ここ数年なんか“巻き込み打ち”になっちゃって…最初は年齢のせいかと思ってたんですよ。でも先生に見てもらったら、骨盤の傾きと背骨のねじれが強くて、『回旋動作の軸がずれてますね』って言われて納得。何回か調整してもらったら、バットの“振り出し位置”が自然に戻ってきた感じがして、打球が伸びるようになりました。」
共通するのは、「自分では気づけなかったズレ」があったこと
これらの事例に共通しているのは、“本人はフォームや筋力の問題だと思っていた”ということ。
でも実際は、骨盤や体幹のズレが「動きのズレ」を生んでいたのです。
整骨院で身体のバランスを整えたことで、
・スムーズに力が伝わる感覚
・自分の身体が思い通りに動く快感
・「これこれ!」と思える本来のフォーム
を、再び取り戻した選手は少なくありません。
あなたにも「身体が原因のスランプ」かもしれない瞬間がある
・頑張ってるのに、動きが噛み合わない
・フォームを何度見直しても、改善しない
・技術やメンタルの問題じゃない気がしてきた
そんなときこそ、「身体の軸から整える」という選択肢を思い出してほしいのです。
整骨院に通う時間がとれなくても、日常生活の中でできる簡単なセルフケアを取り入れるだけでも、身体は少しずつ変わっていきます。
整骨院に通う以外にできる!家でできる骨盤ケアストレッチ

スランプの原因が「骨盤のゆがみ」や「身体のバランスの崩れ」だったとしても、整骨院に通えない日や、忙しくて時間が取れない時もありますよね。
そんな方におすすめしたいのが、自宅でも簡単にできる骨盤ケアストレッチです。
たった数分、毎日続けることで身体の軸が整い、パフォーマンスの土台が安定してきます。
ここでは、整骨院で指導している中でも特に効果的な3つのセルフケアをご紹介します。
ストレッチ①寝たままでOK!骨盤リセットストレッチ
【目的】骨盤の左右差・ねじれを整え、股関節まわりの緊張をゆるめる
【やり方】
1.仰向けに寝て、両膝を立てる(足幅は骨盤幅)
2.両膝をそろえたまま、左右にパタンパタンと倒す(10回ずつ)
3.次に、片膝を胸に抱えて30秒キープ(左右交互)
4.最後に、両膝を抱えて腰を軽くゆらす(10回程度)
【ポイント】
・動きはゆっくり、呼吸を止めない
・痛みが出ない範囲で行う
・朝起きた直後や、就寝前が特におすすめ
このストレッチは、骨盤周囲の深層筋にじわっと効く“土台の調整”として非常に有効です。
ストレッチ②股関節の可動域UPエクササイズ
【目的】骨盤の動きを妨げる“股関節の硬さ”を改善
【やり方】
1.床に座って両脚を前に伸ばす
2.片脚を曲げて、足裏を反対の太もも内側につける(体育座りのような姿勢)
3.背筋を伸ばしながら、ゆっくり前に倒れる(太もも裏の伸びを感じるまで)
4.左右交互に30秒キープ×2セット
【ポイント】
・背中を丸めない
・伸びる感覚を感じながら呼吸を意識する
・試合や練習前後のウォームアップ・クールダウンにもおすすめ
このストレッチにより、下半身の“動き出しの感覚”がスムーズになり、パフォーマンスにも良い影響が出ます。
ストレッチ③体幹を目覚めさせる呼吸ストレッチ
【目的】腹圧のコントロールを取り戻し、体幹を“自然に使える”状態に整える
【やり方】
1.仰向けになって膝を立て、手をお腹の上に置く
2.鼻から大きく息を吸って、お腹を膨らませる
3.口からゆっくり息を吐いて、お腹をへこませる
4.吐ききったら3秒キープ(腹筋を使ってお腹を引っ込める)
5.5〜10呼吸を目安に繰り返す
【ポイント】
・肩が上がらないようにリラックス
・お腹の上下動に集中することで、体幹へのスイッチが入りやすくなる
・朝の目覚めや緊張が強い試合前にも効果的
呼吸は、身体と脳をつなぐ“橋”。この呼吸ストレッチを行うことで、無意識に体幹が安定し、動き全体に芯が生まれます。
ストレッチは「毎日できなくてもOK」
セルフケアは「続けること」が大切ですが、「やらなきゃ」と気負ってストレスになる必要はありません。
・練習前に1つだけでもやってみる
・お風呂あがりに寝ながらストレッチだけやってみる
・気持ちが落ち着かない時に呼吸ストレッチをしてみる
そんな“隙間ケア”でOK。
少しずつ身体の感覚が整っていくと、自然と「やりたくなる」ようになります。
そして、違和感があれば早めにプロに相談を
「ストレッチをしても感覚が戻らない」
「明らかに片側だけ詰まる」
「やればやるほど疲れる」
そんなときは、身体が“セルフケアでは追いつかないレベルのズレ”を抱えているサインかもしれません。
無理せず、整骨院など身体のプロにチェックしてもらうことも大切なセルフマネジメントです。
次章では、この記事の総まとめとして、「スランプを“技術や気持ち”だけで片付けないために必要なこと」について、あらためてお伝えします。
まとめ|スランプの原因を「技術」や「気持ち」だけにしないために
スランプに陥ったとき、私たちはつい「もっと練習しなきゃ」「気持ちが弱いんだ」と、自分を責めてしまいがちです。
でも実際、整骨院の現場ではこんな声をたくさん聞きます。
・「頑張ってるのに、なんで結果が出ないのか分からない」
・「フォームを何度見直しても、感覚が戻らない」
・「もうダメなんじゃないかって、心が折れそうでした」
その答えが、“骨盤のわずかなゆがみ”や“体の軸のズレ”だったとしたら?
それは「努力不足」でも「メンタルの弱さ」でもない、身体のサインだったかもしれません。
スランプは「技術」や「根性」で解決できないこともある
スポーツにおけるパフォーマンスは、技術・戦術・精神力の積み上げで成り立っています。
しかしそれらすべての土台となるのが、“身体”というフィールド。
身体がゆがんでいたり、無意識のうちに動きのバランスが崩れていると、どれだけ頭でイメージしても、実際のパフォーマンスが再現できません。
つまり、スランプ=技術や気持ちの問題だけではなく、“身体の状態”も大きく関わっているということです。
「身体を整えること」は、自信を取り戻す第一歩
整骨院で身体を整えると、多くの選手がこう言います。
・「力の伝わり方が変わった」
・「呼吸がしやすくなって、集中できるようになった」
・「自分の体がちゃんと反応してくれると、気持ちも前向きになる」
そう、身体が整えば、メンタルも整っていくのです。
「うまくいかないのは、自分がダメだから」ではありません。
“身体の声”に気づいてあげることが、パフォーマンス回復の鍵になることもあります。
「整骨院はケガをした人が行くところ」だけではありません
おがさわら整骨院には、こんな方が来院されています。
・試合前なのに動きが重い中高生アスリート
・趣味でランニングをしていて、片脚だけ違和感がある社会人
・「なんとなくフォームがブレる」市民レベルのスポーツ愛好家
上記の皆さん、“痛みがあるから”ではなく、“違和感が続くから”来られています。
そして、身体のバランスを整えることで、「これだったのか」とスランプの原因がクリアになることが少なくありません。
今、あなたが“本来の力”を発揮できていないとしたら…
それは、努力が足りないせいではなく、“体の軸”がほんの少しズレているだけかもしれません。
・思うように動けない
・感覚が戻らない
・スランプの出口が見えない
そんなときは、身体の状態を「整える」という視点を、ぜひ持ってみてください。
整骨院という選択肢を、もっと当たり前に
つくば市・研究学園エリアには、多くのスポーツに取り組む方々がいらっしゃいます。
おがさわら整骨院は、そんな皆さんが自分のベストパフォーマンスを発揮できる身体づくりを、全力でサポートしています。
・国家資格を持つ施術者による評価と調整
・骨盤・体幹・自律神経まで含めた総合的なケア
・セルフケア指導とLINEサポートつきで、継続しやすい仕組み
もしこの記事を読んで「自分も行ってみようかな」と思ったら、どうか気軽にLINEでご相談ください。
「ブログを見ました」と一言いただければ、あなたに合った施術プランをご提案させていただきます。
スランプは、“成長の前兆”です
身体の声に耳を傾けて、今までとは違うアプローチを選んでみる。
それは、あなたがもう一段ステップアップする準備ができているというサイン。
あなたが本来の力を取り戻せるように、心から応援しています。
お知らせnews
「もっと早く来ればよかった」そう話すママが整骨院に通い始めた理由
2025年5月20日

【はじめに】「なんとかなると思ってた。でも、体が限界だった」
こんにちは、つくば市・研究学園のおがさわら整骨院の院長、小笠原です。
私自身も、2歳児の子育て真っ最中のパパです。
このブログでは、育児で日々頑張っているママたちが「もう限界かも」と感じる前に、少しでも心と体に余裕を持てるようなヒントをお届けできればと思っています。もちろん、パパにもぜひ読んでいただきたいです。
先日、当院に通ってくださっている30代のママさんが、ふとこんな話をされていました。
「最初は“整骨院なんてまだ早い”って思ってたんです。でも、今は“もっと早く来ればよかった”って本当に思います。」
彼女は、1歳のお子さんを育てながら仕事復帰したばかり。朝の支度に始まり、保育園の送迎、職場との連携、帰宅後の家事、寝かしつけ…。
毎日が「こなすことで精一杯」の連続だったと言います。
そんな中、気づけば肩こりや腰のだるさが当たり前になり、夜も眠りが浅くなってきて、朝起きるのがつらくなる。
それでも、「まあこんなもんだろう」と思って過ごしていたそうです。
“自分のことは後回し”が当たり前になっていく日々
出産をきっかけに、ママの体は大きく変化します。
骨盤のゆがみ、筋力の低下、睡眠の質の変化、自律神経の乱れ…。
その状態のまま、今度は育児という“重労働”が日々続きます。
でも、ママたちはとても頑張り屋さんです。
泣き止まない赤ちゃんを抱っこして何時間も過ごし、疲れていても子どものご飯はちゃんと作って、どんなに眠くても夜中の呼びかけには応えて。
そのうち、体の不調に気づかないふりが上手になります。
「これくらい、みんなやってるよね」
「私が弱いだけかも」
「どうせ時間もお金もないし…」
そんなふうに、自分のことを後回しにするのが“当たり前”になってしまいました。
でもある日、「もう無理だ」と体が教えてくる
気づくきっかけは人それぞれです。
・朝、起きたときに腰が抜けそうになる。
・子どもを抱っこした瞬間に背中がピキッとなる。
・夕方になると頭が重くて、家事に手がつかない。
・寝かしつけのあと、そのまま床に倒れて動けなくなる。
そんな“体からの強制ストップ”が訪れたとき、「このままじゃまずい」とやっと自分の体に目が向くようになります。
整骨院に来るまでには、たくさんの“遠慮”がある
当院に来られるママの多くが、こんなふうに言います。
「整骨院って、ケガした人が行くところじゃないの?」
「子どもを連れて行ってもいいのかな…」
「泣いたら迷惑にならないかな?」
「時間取れるかわからないし…」
ママたちは、自分のための時間をつくることさえ、どこか「申し訳ない」と感じてしまうんです。
でも、私は心から思います。
ママの体と心が元気であることは、家族にとっていちばんの安心なんです。
「もっと早く来ればよかった」と話すママたちの声を届けます
このブログでは、体の不調を抱えたママたちが整骨院に来るまでのきっかけや通ってからの変化を、リアルにお伝えしていきます。
あなたの中にも、少しでも「今の自分の状態、ちょっと相談したいかも」と思う気持ちがある方、この記事がその第一歩になれたらうれしいです。
次章では、ママたちがよく抱えている「見逃しがちな不調」についてお話しします。
一見小さな不調のようでいて、実は根深い問題かもしれません。
子育てママに多い“よくある不調”と見過ごされやすい体のサイン

「これってただの疲れだよね?」
「病気じゃないし、寝たらよくなる気がする…」
そんなふうに、日々の体調不良をなんとなくスルーしていませんか?
実は、整骨院に来られるママの多くが、“ずっと不調だったけど後回しにしていた”という経緯をもっています。
そして、その不調には共通するパターンがいくつもあります。
「なんとなく不調」は、体のバランスが崩れているサインかも
子育て中のママに多い不調としてよくあるのが、次のような症状です。
・朝起きた瞬間から首や肩が重い
・腰がギクッとなりそうな不安定さを感じる
・生理前になると気分が沈み、イライラが止まらない
・夕方には脚がむくんで靴がきつくなる
・頭がぼーっとして集中力がもたない
・疲れているのに、眠りが浅くて夜中に目が覚める
どれも「子育て中ならあるある」な症状かもしれません。
でも実はこれら、すべて“骨盤と自律神経のアンバランス”から起きている可能性が高いのです。
育児中の体は、ゆがみやすく、疲れが抜けにくい
出産後の体は、一度大きく変化した状態から、ゆっくりと“もとの位置”に戻ろうとしています。
でも、戻る途中で育児がスタートすることで、“アンバランスなままクセが固定されてしまう”のです。
たとえば…
・抱っこするのはいつも右側だけ
・キッチンでの姿勢が前かがみ
・添い寝の体勢で寝落ちしてしまう
・おんぶしながら家事をしている
・自分のことは最後だから食事も睡眠もバラバラ
こんな日々が何か月、何年と続くと、骨盤のゆがみ・背骨の硬さ・筋肉の緊張が積み重なり、呼吸や血流、リンパの流れにも影響が出てきます
「私は大丈夫」と思っていても、実は限界寸前のことも…
おがさわら整骨院に来られるママの中には、
「もっと早く相談すればよかった」と話してくれる方もいらっしゃいます。
それほどまでに、“がまんの上にがまんを重ねた状態”になってしまっているんです。
・疲れているのに、家族の前では元気にふるまってしまう
・体が重くて動けないのに、「怠けている気がする」と自分を責めてしまう
・子どもの夜泣きや発熱に対応しながら、寝不足が続いてもSOSを出せない
こうした状況が長く続くと、心身ともに限界に近づきます。
不調は「弱さの証」ではなく、「ケアすべきサイン」
体に出ている小さな不調は、「がんばりすぎてるよ」というサインです。
それを「私が我慢すればいい」と押し込めてしまうと、後からもっと大きな痛みや不具合として表れてしまうかもしれません。
逆に言えば、今のうちに気づいて、体を整える習慣を取り入れることができれば、未来の自分の体を守ることにつながります。
次章では、「整骨院って私が行っていいの?」と感じていたママたちが、どうやってその不安を乗り越えて来院されたのか、実際の声をもとにご紹介します。
「整骨院って子育てママが行っていい場所?」と悩んでいたあの頃

「整骨院って、ケガした人とかが行くところじゃないの?」
「私みたいな“なんとなく不調”なだけのママが行っていいのかな…」
多くのママが、来院前にそう感じています。
実際、初診のときに「ずっと気になってたけど…やっぱりちょっと場違いかもと思ってました」と、緊張した様子で来られる方は少なくありません。
でも、来院の理由をお聞きすると、その多くが「本当はもっと早く来たかった」という気持ちにたどり着くのです。
ママたちの中にある“見えないハードル”
私たちが思っている以上に、ママたちは「自分がケアされること」に対して遠慮や抵抗感をもっています。
・子どもを預けるのが申し訳ない
・自分のために時間とお金を使うのがなんとなく後ろめたい
・子ども連れで迷惑をかけたらどうしよう
・泣いたら施術どころじゃないんじゃないか
・自分よりもっとつらい人が行くべき場所なのでは…
こんなふうに、“私が行ってもいいのかな”という不安や罪悪感が、最初の一歩を踏み出すことを難しくさせています。
特に真面目でがんばり屋なママほど、「私なんかが行ってもいいのかな」という気持ちが強くなりがちです。
でも、体の不調は「比べるもの」ではありません
当院では、来られたすべての方に、今の体の状態を一緒に確認しながらお伝えします。
するとほとんどの方が、「え、そんなに歪んでましたか?」「全然気づいてなかった…」と驚かれます。
痛みや不調は、他の誰かと比べて決めるものではなく、今のあなた自身のSOSなのです。
・寝ても疲れが取れない
・子どもを抱き上げたとき、腰がズキッとした
・生理前になると、体調も気分もガタガタになる
・家事をするのに、立ち続けるのがつらい
こういったサインは、“立派な理由”として整骨院に通っていい立場の証拠です。
子連れOKの整骨院があると知ってほしい
おがさわら整骨院では、子育て中のママが通いやすいように、以下のような環境を整えています。
・ベビーカーもそのまま入室OK、子供が遊べるおもちゃがあります
・お子さんの機嫌に合わせて施術の時間や内容も柔軟に調整します
・LINEでも予約が可能です
・2歳児を育てるパパ院長が施術します
こうした“物理的なハードル”を取り除くことで、少しでも「行ってみようかな」と思える気持ちを後押しできたらと考えています。
来院したママたちの多くが、最初に口にする言葉
初回のカウンセリングで、一通りお話を伺い、施術を行ったあと。ママたちがふっと緊張を解いて言われることがあります。
「こんなに自分に時間をちゃんと使ったのは、久しぶりです」
日々、“お母さん”としての役割に追われる中で、“自分の体そのもの”に目を向ける時間がなかった。
その事実に気づいた瞬間、涙ぐむ方も少なくありません。
次章では、そんなママたちが受けた施術内容や、整骨院でのアプローチ方法についてより具体的にご紹介します。
「整骨院って何するの?」「骨盤矯正って痛いの?」といった疑問を解消できる章になると思います。
通ってみて分かった、骨盤矯正・肩首ケア・自律神経ケアの効果とは?

「整骨院に行ったら、何をされるんだろう?」
「ボキボキされたら怖いかも」
「そもそも、私のこの不調に効くの?」
来院前に多くのママが抱えるこうした不安。
でも実際に施術を受けたママたちは、こう話してくださいます。
「もっと早く来ていれば、あんなに苦しまなかったかも」
「背中がまっすぐ伸ばせる!痛くない!」
「体が軽くなるって、こういうことなんですね」
ここでは、整骨院で実際に行っているケアの内容と、ママたちが感じた変化について、わかりやすくお伝えします。
骨盤矯正で「身体の土台」が整うと、呼吸・姿勢・巡りが変わる(産後骨盤矯正)
出産や育児によって歪みやすくなった骨盤を、やさしく整えるのが骨盤矯正。
ママたちの多くが「出産直後だけのもの」と思いがちですが、実は産後1〜3年の育児中こそ、矯正の効果が出やすい時期なんです。
育児では、左右どちらかに重心が偏ったまま抱っこをしたり、片足立ちで家事をこなしたりと、体にとって不自然なクセが毎日積み重なっています。
骨盤矯正によって体の軸がまっすぐに戻ると…
・頭・肩・腰の重さが分散し、筋肉の緊張がゆるむ
・猫背や反り腰の姿勢が改善し、疲れにくくなる
・深い呼吸ができるようになり、自律神経が整いやすくなる
・血流・リンパの巡りがよくなり、むくみや冷えの改善にもつながる
施術後すぐに「姿勢が楽になった」「体の重さが減った」と感じる方も多く、“疲れがリセットされたような軽さ”を実感されています。
首・肩・背中まわりのケアは、「呼吸」と「思考のスッキリ感」に直結
子育て中のママが最も疲労をためやすいのが、首・肩・背中まわりです。
スマホ育児、授乳、寝かしつけ、抱っこ…どれもが“前かがみ”の姿勢を作り、このエリアの筋肉をガチガチにしていきます。
その結果、
・首の可動域が狭くなる
・呼吸が浅くなる
・背中が常にこわばり、慢性的な疲労感につながる
当院では、背骨や肩甲骨まわりの動きを回復させる施術を行い、ママたちの「呼吸が入りやすくなる」「頭がスッとする」感覚を引き出していきます。
「ここまで力が入っていたことに気づかなかった」
「目が開いた感じがする」
という声があるように、体のゆるみ=思考のゆとりにもつながる、大切な施術です。
鍼灸による“自律神経ケア”で、心の落ち着きと深い眠りをサポート
寝ても疲れが取れない、夜中に何度も目が覚める、いつも気持ちが張りつめている。そんなママたちには、鍼灸による自律神経へのアプローチを提案しています。
・足や手のツボを使って、副交感神経(リラックス)を優位に
・頭や首のツボで、緊張状態をやわらげて深い呼吸へ導く
・お腹や背中への温灸で、内臓の働きや冷えをやさしく整える
鍼灸といっても、刺激はとてもやさしく、
「初めてだけど気持ちよかった」「施術中に寝てしまった」というママも多数。
自律神経が整うと、「少しずつだけど、だんだん寝たい時に眠れるようになった」「怒りにくくなった」といった変化を感じる方もいます。
※【関連記事】鍼灸治療についてはこちらの記事もご覧ください:
【鍼灸の効果とは?】整骨院との併用で得られる5つのメリット|つくば市・おがさわら整骨院
小さな“整い”の積み重ねが、ママの本来の元気を取り戻す近道に
整骨院の施術は、「1回で劇的に変える」ことを目指しているわけではありません。
私たちが大切にしているのは、“少しずつ、自分の体に戻っていく感覚”を育てることです。
・毎日夕方にはぐったりしていたのに、夜まで家事がこなせる
・子どもの抱っこが、前よりラクになった
・ちょっとした不調が、悪化する前に気づけるようになった
それはすべて、体の声が聞こえるようになったサイン。
ママ自身が「ちゃんと自分に戻れる場所」として、整骨院を活用してくださることが、私たちの願いです。
※【関連記事】産後の体調不良についてはこちらの記事もご覧ください:
「産後の疲れが取れない…」育児ママの体調不良と頭痛に整骨院でできること|つくば市の整骨院・2歳児子育て中の院長が語るリアルな対処法
次章では、そんな変化を感じたママたちの「リアルな声」をご紹介します。
どんな悩みを抱えて、どんなふうに通い始め、何が変わったのか、ぜひ読んでみてください。
「もっと早く来ればよかった」——実際に通ったママたちのリアルな声

整骨院に初めて足を運ぶママの多くは、不安や緊張を抱えながら来院されます。
「本当に良くなるの?」「子連れで大丈夫かな?」という思いを胸にしながらも、その一歩を踏み出したママたちは、施術を受けるうちに少しずつ変化していきます。
ここでは、実際におがさわら整骨院に通われたママたちの声をもとに、整えることでどんな変化があったのか、リアルな体験談を紹介します。
case1|30代・1歳児ママ|「朝から体が重いのが普通だと思ってた」
育休明けで仕事に復帰したばかりのAさん。
「復帰してから、肩こりと頭痛がひどくて、夕方には子どもと遊ぶ元気もない」
そんな悩みを抱えて来院されました。
初回は「自分のためにこんなに体を見てもらったの久しぶり」という言葉が印象的でした。
通院3回目には…
・頭痛の頻度がだんだん減った
・朝起きたときの「体の重さ」が軽くなった
「毎朝あんなにしんどかったのは異常だったんだ…って、やっと気づきました。整えてもらって、ようやく自分に戻れた感じがしています。」
case2|20代・2児のママ|「気づいたら笑える日が増えていました」
Bさんは2人のお子さんを育てるワーママ。
「下の子の夜泣きで寝不足続き。いつもイライラしてて、夫にも強く当たってしまう」と悩まれていました。
通院のきっかけは、ふとしたタイミングで腰に痛みが。「このままじゃまずい」と思い、当院に来られました。
通い始めて1ヶ月ほどで…
・身体が軽くなってイライラする回数が徐々に減っていった
・生理前の不調がやわらいだ
・「今日は比較的大丈夫」と思える日が増えた
「整骨院に通うことが、私の“心の余白”にもなっていたんだと思います。小さなことに笑えるようになって、子どもとの時間がまた愛おしくなりました。」
case3|40代・中学生のママ|「子育てがひと段落してからも不調は続いていた」
Cさんは、「子どもはもう手がかからないのに、なぜか体調が優れない」とご相談に来られました。
特に気になっていたのは、腰痛・だるさ・睡眠の質の低下。
「年齢のせいかも」「更年期かも」と自己判断していたそうですが、実際には長年の骨盤のゆがみと筋肉のアンバランスが影響していたことが判明しました。
3回目の施術後には…
・腰の重だるさが軽減
・朝スッと起きられる日が増えた
・何より「気持ちが前向きになった」とのこと
「もっと早く整えておけば、あの頃の育児ももう少し余裕があったのかもしれません。今からでも体って変わるんですね。」
「自分のことは後回しにしてきた」と言うママたちの共通点
どの方にも共通しているのは、“ずっと自分のことを後回しにしてきた”というお話する点です。
子ども、家庭、仕事、すべてに全力で向き合いながら、自分のことはつい最後になってしまう。
そんなママたちだからこそ、体が変わったときの感動も大きいのです。
「整骨院に行くのが“贅沢”じゃなくて、“必要なこと”だって今ならわかります」
「自分を整えることで、家族みんなが穏やかに過ごせるようになった気がします」
そんな声を聞くたび、
「ママが元気=家族が元気」という言葉の重みを、私たちも改めて感じさせられます。
次章では、「興味はあるけど、通い続けられるか不安…」という方のために、忙しいママでも無理なく通える整骨院の選び方と通院のコツをご紹介します。
忙しいママでも通いやすい整骨院とは?選び方と通院のコツ

「整骨院に通いたい気持ちはあるけど、現実的に無理かも…」というのは、子育て中のママたちから、よく聞く声です。
・子どもを預けられる人がいない
・毎日が予定だらけで、自分の時間がとれない
・施術中に泣かれたら気まずそう
・通っても続けられない気がする
せっかく不調に気づいて、「整えたい」と思ったのにこうした“生活のリアル”が壁になってしまうのは、本当にもったいないことです。
ここでは、ママが無理なく通える整骨院の見つけ方と、通院を続けるための工夫についてお伝えします。
ママにやさしい整骨院の特徴とは?
「ママ歓迎」とうたっていても、実際には通いづらい…というケースもあります。
だからこそ、本当にママにとってやさしい整骨院かどうかを見極めるポイントを知っておくことが大切です。
【チェックポイント】
・キッズスペースやベビーカーのまま入れる空間があるか
・子ども連れOKかどうかを明確に案内しているか
・施術時間の融通が利くか(短時間対応など)
・スタッフの対応が柔らかく、子ども慣れしているか
・予約変更・キャンセルの相談がしやすいか(LINE予約など)
このあたりがきちんと整っていれば、
「また子どもがぐずったらどうしよう…」という不安なく通うことができますね。
通院を続けるための“現実的なスケジューリング”
「通いたいけど続かない気がする」
そう感じる方におすすめなのが、“続けられる前提でスケジュールを組む”ことです。
定期的な施術に通うことで体が整い、その後の1日がスムーズに動けるようになる方が多くいらっしゃいます。
結果として「通ってよかった」「自分の調子が上がると家族も助かる」と実感されています。
通院のハードルを下げる考え方|“完璧じゃなくてOK”
ママたちに多いのが、「毎週きっちり通わなきゃ意味がない」という思い込み。
でも実際は、体の状態や生活に合わせてペースを変えながら調整すればOKです。
・不調が強い時期は週1
・少し整ってきたら2週に1回
・メンテナンス目的なら月1でも大丈夫
「この頻度で通えないから無理」と思う前に、「この頻度なら続けられるかな?」という目線で考えてみてください。
整骨院側も、“育児中のペース”を理解したうえで対応してくれるところが増えてきています。
おがさわら整骨院で大切にしている“ママ対応”
当院では、子育て中のママが気兼ねなく通えるよう、以下のようなサポート体制を整えています。
・遊べるおもちゃがあり、施術中にこどもの様子をみられます
・予約はLINEでOK
・お子さまの機嫌に合わせて施術順序も調整
こうした環境を整えておくことで、“行ってみようかな…”が、“また行こう!”につながる空間づくりを心がけています。
「整骨院に通うこと」は、“特別なこと”ではなく“生活の一部”
ママにとって、病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調が続く。
そんな状態が「日常」になってしまうのは、本来とてもつらいことです。
ほんの少し体を整えることで、
・子どもにイライラしなくなった
・抱っこがラクになった
・家族にやさしく接する余裕が生まれた
こんなふうに、家族全体の空気まで変わることもあるのです。
次章では、この記事全体のまとめとして、「なぜ整骨院に通うことが“自分のため”だけでなく“家族のため”にもなるのか」をお伝えします。
まとめ|あなたの体と心の余白が、家族全体の幸せにつながる

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
「整骨院って、子育て中の私が行っていい場所なのかな…?」
そんなふうに感じていたママたちが、どうして「もっと早く来ればよかった」と話すようになるのか。
その理由を、少しでもリアルに感じていただけたなら嬉しいです。
“なんとなく不調”がある毎日、それって本当はしんどいこと
・肩がいつも重い
・腰のだるさに気づかないふりをしている
・寝ても疲れが取れない
・子どもがかわいいのに、笑顔になれない
そんな「なんとかなる」と押し込めていた不調が、 実は少しずつ、ママの体と心をすり減らしていることもあります。
でも、あなたが感じているその不調は、決して“気のせい”なんかじゃありません。
そして、“整える”ことで、本当に変わっていくのです。
「自分のことは最後でいい」は、もう卒業してもいい
ママたちはいつも誰かのために動いています。
子ども、パートナー、家庭、仕事…。
気がつくと、自分の優先順位はいつも最後になっていませんか?
でも、だからこそ思うのです。
ママの体と心に余白があることは、家族にとっての大切な土台。
ママが笑っているとき、家の中が自然と明るくなるように、ママが軽やかに過ごせることは、家族みんなの幸せに直結しています。
整骨院は、ただ「痛みを取る場所」ではありません
おがさわら整骨院が目指しているのは、「みんなが安心して整えられる居場所」であること。
・骨盤のゆがみを整える
・緊張しっぱなしの自律神経をゆるめる
・小さな不調を“悪化する前に気づける”体に育てる
施術そのものは短い時間かもしれません。
でもその中で得られる、「整った感覚」「息がしやすい感じ」「ちょっと気持ちに余裕が持てた感覚」は、忙しい日常の中で、とても大きな支えになるはずです。
「いつか行きたい」と思ったその日が、“整えどき”です
整骨院に通うのに、特別な理由はいりません。
「なんとなくつらい」「少しラクになりたい」。それで十分です。
・子どもと向き合う時間を、もっと楽しめるように
・自分の体を大事にできるように
・家族にもやさしくなれる自分に戻るために
まずは、「ママ自身が自分を整えていい」と許可を出すことから。
それが、あなたと、あなたの大切な人たちを守る第一歩になると、私たちは信じています。
ご相談・ご予約はLINEからお気軽に
「ブログを見ました」と一言添えていただければ、 あなたに合った施術のご提案・通院スケジュールをご案内いたします。
・子連れOK
・短時間施術も相談可能
・初回はじっくりカウンセリングで安心
・鍼灸や自律神経ケアも相談できます
体が整うと、毎日がきっと、もう少しだけ優しくなる。
あなたの“元気の土台づくり”を、ぜひお手伝いさせてください。
ママが元気=家族が元気。
あなたのがんばりに、心からの敬意を込めて。

お知らせnews
【猫背整体は本当に効果がある?】整骨院院長が語る猫背矯正の真実【つくば市研究学園の整骨院】
2025年5月16日
はじめに|猫背で悩むあなたへ、整骨院院長からのメッセージ
こんにちは、おがさわら整骨院院長・小笠原です。開業して8年、柔道整復師、はり師、きゅう師として25年の経験を持っています。
猫背でお悩みの方、今日はあなたのためにお話しします。
これまで多くの患者さんの猫背改善をサポートしてきました。
肩こりや腰痛、そして姿勢の悪さに自信を失っている方々の苦しみを、日々の施術で目の当たりにしています。
当院には「鏡に映った自分の横顔を見て愕然とした」、「友人に姿勢が悪いと指摘された」という理由で来院される方が少なくありません。
猫背矯正について学び、実践することで、慢性的な肩こりや頭痛が解消され、呼吸が深くなり、エネルギーに満ちた毎日を取り戻される方を数多く見てきました。
これらの経験から、猫背は「見た目の問題」だけではなく、体全体の健康に関わる重要な問題だと実感しています。
そこで本解説では、猫背矯正について専門家の立場から誤解や疑問を解消し、本当に効果的な改善方法をお伝えします。
あなたが正しい姿勢を取り戻し、健康で自信に満ちた毎日を過ごせるよう、このブログがお役に立てば幸いです。
猫背を放置すると危険な理由とは?
単に「姿勢が悪いだけでしょ?」と思っていませんか?
実は、猫背を放置することで様々な健康問題が生じる可能性があります。
それらを具体的に見ていきましょう。
身体的な悪影響

猫背になると、背中の筋肉に過度な負担がかかります。
本来、背骨はS字カーブを描くことで体重を効率よく支えるようになっていますが、猫背ではこのバランスが崩れてしまいます。
その結果、次のような問題が発生します。
【猫背による症状の一例】
・肩こり・首こりの悪化
・頭痛の頻度が増える
・腰痛
・呼吸が浅くなる
・内臓の圧迫による消化機能の低下
・腕や手のしびれ
特に多いのが、肩こりと頭痛です。
猫背の状態では首の前側の筋肉が短縮し、後ろ側の筋肉が過度に伸びて緊張状態になります。
その結果、首や肩の血行が悪くなり、慢性的な痛みやこりを引き起こすのです。
また、猫背姿勢では胸郭が狭くなるため、肺の拡張が制限され、十分な酸素が取り込めなくなります。これにより、疲れやすさや集中力の低下にもつながるのです。
その他の影響
猫背は身体だけでなく、見た目なども影響します。
・見た目の印象が悪い(年齢より老けて見える)
・集中力の低下(体の不調による疲労感)
・ストレス増加(慢性的な体の痛みによる)
・仕事や運動のパフォーマンスの低下
実際、デスクワークが多い方やIT関連の仕事をされている方々は、猫背を原因とした体の不調でよく来院されます。
特に在宅勤務が増えた昨今、オフィスより環境が整っていない自宅で長時間作業することで、猫背が悪化するケースが増えています。
猫背が増える現代の生活スタイル

近年はスマートフォンやタブレットの普及により、頭を前に傾ける姿勢が増えています。
また、デスクワークやリモートワークの増加で、長時間同じ姿勢を続ける機会が多くなっています。
特に注意したいのが「スマホ猫背」です。
スマホを見るときに頭を前に傾ける姿勢は、首の骨や筋肉に大きな負担をかけます。
頭の重さは約4〜5kg。これが前に傾くと、首にかかる負担は通常の3〜5倍になると言われています。
また、長時間のデスクワークも猫背の大きな原因です。特に適切な高さに調整されていないデスクや椅子を使用していると、無意識のうちに前かがみの姿勢になりがちです。
このような状態が習慣化すると、体が「猫背が正常」と認識するようになり、次第に姿勢を維持する筋肉のバランスが崩れていくのです。
整体で猫背は治らない?よくある誤解を解説
「整体に通ったけど猫背が治らない」というお声をよく耳にします。
猫背矯正について、いくつかの誤解がありますので、ここで解説していきましょう。
誤解①:一度の施術で猫背が治る
最も多い誤解は「1回の施術で猫背が治る」という期待です。
これは残念ながら現実的ではありません。
猫背の状態になると、筋肉や靭帯が徐々に硬くなり、その状態に「慣れて」しまいます。
言わば、体が猫背を「正常」と認識するようになるのです。そのため、体の記憶を書き換えるには、継続的なアプローチが必要となります。
整体などの単発的な施術は確かに一時的な改善効果があり、その場では姿勢が良くなったと実感できます。しかし、体の記憶が変わらなければ、すぐに元の状態に戻ってしまいます。
誤解②:施術だけで完全に治る
「プロに任せておけば大丈夫」という考えも誤解です。
確かに専門的な施術は効果的ですが、日常生活での姿勢習慣が改善されなければ、本当の意味での改善は難しいでしょう。
猫背改善には以下の要素が欠かせません。
・専門家による適切な施術(骨格の矯正と筋肉バランスの改善)
・セルフケア(ストレッチや簡単なエクササイズ)
・日常生活での姿勢への意識(座る姿勢、立つ姿勢、歩く姿勢)
・作業環境の改善(デスクの高さや椅子の調整など)
・運動習慣
これらがバランスよく組み合わさることで、初めて持続的な改善が期待できます。
誤解③:「ポキポキ」すれば姿勢が良くなる
背骨を「ポキポキ」と鳴らすだけの施術で猫背が改善するという誤解もあります。
確かに関節の可動域を一時的に改善することはできますが、それだけでは猫背の根本的な原因に対処できていません。
猫背の原因は複雑で、以下のような要素が絡み合っています。
【猫背の原因】
・筋力バランスの崩れ(胸の筋肉の硬さ、背中の筋肉の弱さ)
・背骨や骨盤の歪み
・生活習慣(長時間のデスクワーク、スマホの使用など)
・心理的要因(不安、ストレスなど)
これらに総合的にアプローチすることが、真の猫背改善には不可欠です。
整骨院の猫背矯正|整体との違いを徹底解説
「整骨院」と「整体院」、名前は似ていますが、実は異なるところがあります。
ここではその違いと、なぜ猫背矯正には整骨院が適しているのかを解説します。
資格と専門性の違い
最も大きな違いは、施術者の持つ資格です。
【整骨院の施術者】
・国家資格である「柔道整復師」が施術
・医学的な教育を受けており、解剖学や生理学の知識が豊富
・骨、筋肉、靭帯などの運動器系の治療
・保険診療が可能な場合がある(交通事故や骨折、捻挫、打撲など外傷の場合)
【整体院の施術者】
・必ずしも「柔道整復師」が施術するわけでなく、民間資格の「整体師」が施術場合もある(法的な資格要件はない)
・施術者によって知識や技術に大きな差がある
・手技を用いた施術
・自費診療のみ
院長の私は、柔道整復師の国家資格に加え、はり師・きゅう師の国家資格も持っています。
これにより、西洋医学と東洋医学の両方のアプローチから、より効果的な猫背改善を実現しています。
施術アプローチの違い
整骨院と整体院では、施術の考え方やアプローチも異なります。
もちろん、整体院の中にも医学的な知識に基づいた素晴らしい施術を行うところもあります。
しかし、国家資格保持者による施術という点で、整骨院は安心感があると言えるでしょう。
猫背矯正に整骨院が効果的な理由
猫背の原因は多岐にわたるため、総合的なアプローチが必要です。
整骨院では以下のような多角的な施術が可能です。
・背骨や骨盤の位置関係を整える
・硬くなった胸の筋肉をほぐし、弱った背中の筋肉を活性化
・鍼灸治療による神経系へのアプローチ
・デスクワーク時の姿勢、寝る姿勢などのアドバイス
・自宅でできる効果的な運動指導
特に多いデスクワークによる猫背は、胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)の硬さと背中の筋肉(僧帽筋や菱形筋)の弱さが原因となっていることもあります。
整骨院ではこれらを理解した上で、個々の状態に合わせた施術を行います。
おがさわら整骨院で行う猫背矯正施術の特徴
ここでは、当院の猫背矯正施術の特徴をご紹介します。
初回カウンセリングと検査の重視
猫背の原因は人それぞれです。そのため、当院では初回のカウンセリングと検査に特に時間をかけています。
【初回来院時に行うこと 】
・カウンセリング(普段の生活習慣、仕事内容、痛みの有無など)
・姿勢(立位・座位での姿勢の確認)
・筋肉バランスのチェック(胸・背中・肩周りの筋肉の状態確認)
・頸椎・胸椎・腰椎の動きの確認
特にデスクワークやPC作業が多い患者さんは、頭の前傾や肩の内巻きといった特徴的な猫背パターンが見られます。これらを確認し、施術プランを提案していきます。
骨格調整と鍼灸治療の組み合わせ
当院の猫背矯正の特徴は、西洋医学的アプローチ(骨格調整)と東洋医学的アプローチ(鍼灸治療)を組み合わせた施術にあります。
【骨格矯正】
・土台からの姿勢改善
・ストレートネック
【鍼灸治療】
・硬くなった筋肉への鍼治療
・自律神経のバランスを整える治療
これらを組み合わせることで、単なる「骨を動かす」施術ではなく、筋肉や神経系からも姿勢を改善するアプローチが可能になります。
特に、慢性的な猫背の場合、筋肉のコリをほぐすことが重要であり、骨格矯正・鍼灸治療はこの点で大きな効果を発揮します。
継続的なプログラムと日常生活指導
猫背矯正は一度の施術で完了するものではなく、継続的な施術が必要です。
当院は駅から徒歩3分と好立地で、平日は22時まで(交通事故の場合は23時まで)、土日祝日も18時まで診療しているため、忙しい方でも通いやすい環境を整えています。
猫背矯正を受けた患者さんのリアルな声
患者さんの改善事例
【デスクワークが多い30代男性の場合 】
長時間のパソコン作業による慢性的な肩こりと頭痛、猫背に悩んでいました。
胸椎の調整と鍼治療、姿勢指導を組み合わせた施術を行った結果、8回ほどで周囲から姿勢の変化を指摘されるほどの改善が見られました。
「頭痛が減り、集中力が続くようになりました。何より姿勢が良くなったことで自信が持てるようになったのが大きな変化です。」
【在宅ワークの40代女性の場合 】
子育てとスマホ使用による首・肩の痛みと猫背に悩んでいました。
骨盤矯正と首の調整、鍼治療を3ヶ月続けたところ、姿勢が改善し、日常生活での疲れにくさを実感されています。
「継続することで少しずつ変わっていくのを実感できました。家事をしていても疲れにくくなったのが一番の変化です。」
当院では、様々な年齢層、職業の方々の猫背改善をサポートしています。
一人ひとりの生活環境や体の特性に合わせた施術プランを提供することで、効果を実感していただいているのです。
自宅で簡単!整骨院院長おすすめの猫背改善セルフケア
日常生活での姿勢改善のコツ
【デスクワーク時】モニターの高さ調整、深く座る、定期的な休憩
【スマホ使用時】目線の高さで持つ、長時間の使用を避ける
【睡眠時】仰向けに寝るか、横向きに寝る場合は枕の高さに注意
猫背改善に効果的な呼吸法
姿勢改善には、正しい呼吸法も重要です。
浅い胸式呼吸ではなく、お腹を使った深い腹式呼吸を心がけましょう。
腹式呼吸を行うことで、自然と胸が開き、姿勢が改善されます。
【簡単腹式呼吸法】
①椅子に深く座るか、仰向けに寝る
②片方の手をお腹に、もう片方の手を胸に置く
③鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる(胸はあまり動かない)
④口からゆっくりと息を吐き、お腹をへこませる
⑤これを1日数分間、数回に分けて行う
整骨院選びのコツ|失敗しない方法
整骨院選びの基本的なポイント
・国家資格(柔道整復師)を持つスタッフがいるか
・猫背矯正の専門知識・経験があるか
(Webサイトやブログ記事で実績を確認)
・カウンセリングに時間をかけてくれるか
・施術プランが明確か料金体系が明示されているか
(当院は初回4,000円、2回目以降も4,000円)
・アフターケアやホームケア指導も行っているか
これらの条件を満たす整骨院であれば、信頼出来る整骨院ではないかと言えるでしょう。
具体的なチェックポイント
①アクセスの良さ
仕事帰りに通いやすい立地にあるかどうかをチェックしましょう。
当院は駅から徒歩3分の好立地で、駐車場も完備しています。
② 営業時間
残業や不規則な勤務形態の方も少なくありません。
平日夜遅くまで、または土日も診療しているかどうかは重要なポイントです。
おがさわら整骨院では平日22時まで、土日祝も18時まで営業しています。
③ オーダーメイド矯正
デスクワークが多い方、研究職の方、共働き家庭が多いという現代の特性があります。
そうした生活環境から生じる猫背の特徴を理解し、対応できる整骨院を選びましょう。
まとめ|正しい姿勢で心と体の健康を手に入れよう
猫背は見た目の問題だけでなく、体と心の健康に大きく影響します。
正しい姿勢を保つことで、肩こりや頭痛などの痛みの軽減、呼吸や消化機能の改善、そして自信や集中力のアップにもつながります。
猫背矯正は一朝一夕では改善しませんが、継続的な施術とセルフケアの組み合わせで、必ず改善していくものです。
当院では一人ひとりの生活環境や体の特性に合わせた施術プランをご提案しています。
「姿勢を良くしたい」「猫背を改善したい」という思いは、あなたの健康への第一歩です。
その思いを実現するためのパートナーとして、おがさわら整骨院があなたをサポートします。
猫背でお悩みの方は、ぜひおがさわら整骨院にご相談ください。
あなたの健康的な姿勢づくりを全力でサポートさせていただきます。
お知らせnews
なぜ整骨院は「ただのマッサージ」ではないのか。専門的な施術で体を守る【つくば市の整骨院】
2025年4月14日

はじめに|整骨院を探しているあなたへ
こんにちは、つくば市・研究学園のおがさわら整骨院の院長、小笠原です。
肩こりや腰痛、慢性的な痛みを抱えていませんか?デスクワークやスマホの使用で首や肩に張りを感じたり、長時間同じ姿勢でいることで腰に痛みを感じたりすることは、現代人にとって珍しくない悩みですよね。
私は柔道整復師、はり師、きゅう師の国家資格を持ち、この業界で25年の経験を積み、8年前におがさわら整骨院を開業しました。よく「整骨院とマッサージ店はどう違うの?」という質問を受けますが、どちらにも特徴があり、目的によって使い分けることが大切です。
特につくばエリアは研究学園都市という特性から、IT関連や研究職などデスクワークが多い方々が多く、長時間同じ姿勢での作業による肩こりや腰痛に悩まされている方が数多く来院されます。「仕事に集中したいのに、肩や首の痛みで集中できない…」というお声もよく聞きます。
この記事では、整骨院とマッサージ店それぞれの特徴や違い、そして目的に合わせた上手な使い分け方を専門家の視点でわかりやすく解説します。
どちらが「優れている」ということではなく、あなたの状態や目的に合わせて最適な選択ができるようになることが目標です。
2. 整骨院とマッサージ店の違いと使い分け

「整骨院とマッサージ店はどう違うの?」という質問をよくいただきます。それぞれに特徴と強みがあり、求める効果によって選ぶと良いでしょう。
マッサージ店と整骨院の基本的な違い
マッサージ店の特徴
マッサージ店の大きな特徴は「リラクゼーション効果」です。心地よい施術で疲れた体と心をリフレッシュできるのがマッサージの魅力です。
特に仕事のストレスでお疲れの方にとって、マッサージによる筋肉の緊張緩和は心身ともにリラックスできる貴重な時間となります。また、アロマなどを用いた心地よい空間づくりも、五感を通じたリラックス効果をもたらします。
優れたマッサージ師の方は、筋肉の緊張箇所を的確に見つけ、効果的にほぐしてくれます。特に、肩や首、腰などの特定部位の緊張を和らげたいとき、マッサージは即効性のある効果を発揮します。また、リラクゼーション目的であれば、心身ともにリフレッシュできる点もマッサージの大きな魅力です。
整骨院の特徴
一方、整骨院の特徴は「専門的なアプローチ」にあります。
整骨院では国家資格を持つ専門家が、体の構造を深く理解した上で施術を行います。詳しいカウンセリングと検査で痛みの原因を特定し、骨格や関節のバランスを調整するアプローチが特徴的です。また、お一人おひとりの症状に合わせた個別の施術プランを提供し、再発予防のための日常生活での注意点や予防法もアドバイスします。
私たち整骨院では「なぜその症状が起きているのか」という根本原因に着目します。例えば、肩こりの原因が姿勢の悪さや骨盤の歪みにある場合、肩だけでなく体全体のバランスを整えるアプローチをします。また、ケガの初期対応や慢性的な痛みの原因特定など、専門的な判断が必要な場合にも対応できるのが整骨院の強みです。
目的によって選ぶ!効果的な使い分け方
日常生活やお仕事の状況、そのときの体調によって、マッサージ店と整骨院を上手に使い分けることをおすすめします。
マッサージ店がおすすめ
仕事や家事で疲れを感じ、リラックスしたいとき、マッサージ店は最適な選択です。
特にデスクワークやスマホ使用による肩や首の張りを感じたとき、筋肉の疲労感を和らげたいときには、マッサージによる血行促進効果が期待できます。
「今週は特に忙しかった」「よく眠れていない」というときには、マッサージでリラックスして質の良い睡眠につなげるのも効果的です。
また、リラックスタイムとして定期的なメンテナンスを受けたい場合や、全身の血行を良くしてむくみを解消したいときもマッサージが適しています。特に美容目的でのケアを重視する方にとっても、マッサージは魅力的な選択です。
整骨院がおすすめ
慢性的な痛みが続いていて根本から改善したいとき、整骨院での専門的な施術が効果的です。特に骨格や姿勢の歪みが気になるときや、スポーツなどでケガをしたとき(捻挫、打撲など)は、整骨院の専門的な知識と技術が役立ちます。
特に「同じ痛みが繰り返し起こる」「マッサージでは改善しきれない症状がある」という場合は、整骨院での専門的な診断と施術を検討してみてください。
また、「痛みの原因がわからない」「複数の部位に症状がある」という場合も、整骨院での総合的な検査と診断が役立ちます。健康保険が使える場合もあるため、長期的なケアが必要な方にとっても検討する価値があります。
重要なのは、痛みの性質や目的によって選択すること。
例えば、突然の強い痛みや違和感、特にケガの直後などは、整骨院や医療機関での適切な診断を受けることをおすすめします。
実際の使い分け例
50代の女性患者さんは「疲れが溜まったときはマッサージでリフレッシュし、肩こりが悪化したときは整骨院で骨盤矯正と鍼治療を受ける」というように使い分けていらっしゃいます。
「両方の良さを知ることで、自分の体調に合わせた選択ができるようになりました」と教えてくださいました。
また、30代の方は「デスクワークの多い平日は週に一度マッサージでメンテナンスし、月に一度は整骨院で骨盤矯正を受けている」と言われていました。定期的なケアの組み合わせで、仕事のパフォーマンスも維持できているそうです。
このように、マッサージ店と整骨院はそれぞれの強みを活かして組み合わせることで、より効果的な体のケアが実現できるのです。両方を状況に応じて上手に活用することで、健康管理の幅が広がります。
3. 整骨院ならではの専門的アプローチ
整骨院での施術がマッサージと大きく異なる点は、「専門的な知識と技術に基づくアプローチ」にあります。

国家資格に裏付けられた専門知識
整骨院で施術を行うためには、「柔道整復師」という国家資格が必要です。また、鍼灸治療を行うには「はり師」「きゅう師」の国家資格が必要となります。これらの資格を取得するには、専門学校や大学で3〜4年間の教育を受け、国家試験に合格する必要があります。
この専門教育では、解剖学、生理学、運動学、病理学など医学的な基礎知識はもちろん、検査・診断法、施術技術まで幅広く学びます。
例えば私の場合、学生時代は毎日のように骨や筋肉の名前や働きを覚え、実技の練習に明け暮れた日々を過ごしました。そうした基礎があるからこそ、患者さんの症状を正確に判断し、適切な施術を提供することができるのです。
国家資格保持者である私たちは、以下のようなアプローチで施術を行っています。
・からだの仕組みや働きを深く理解し、症状の原因を見極めます
・症状が重い場合や別の病気が疑われる場合は、適切な病院をご紹介します
・長年の経験で培った安全な施術方法で対応します
・定期的な勉強会に参加し、最新の知識や技術を学び続けています
・患者さん一人ひとりの状態に合わせた、思いやりのある対応を心がけています
例えば、頸椎ヘルニアが疑われる患者さんが来院された場合、適切な検査を行い、必要に応じて整形外科への受診を勧めます。このような判断ができるのは、専門教育を受けた国家資格者の強みです。
症状の原因を見極める詳細な検査
整骨院では、施術の前に詳しいカウンセリングと検査を行い、痛みの原因を特定します。例えば、肩こりの場合、単に肩周りの筋肉をほぐすだけでなく、首や背中、さらには骨盤の状態まで確認します。
「体は繋がっている」というのが整骨院の基本的な考え方です。一見無関係に見える部位の問題が、実は症状の原因になっていることも少なくありません。首の痛みが肩甲骨の動きの制限から来ていたり、膝の痛みが足首や股関節の問題に起因していたりすることがあるのです。
先日来院された40代のシステムエンジニアの方は、長年の肩こりに悩まされていました。詳しくみてみると、デスクワークによる姿勢の悪さから骨盤が歪み、それが肩こりの原因となっていました。骨盤矯正と合わせて肩周りの施術を行ったところ、「今までにない軽さを感じる」と喜んでいただきました。
研究学園エリアは特にデスクワークが多い方が多く、パソコン作業による頭が前に出る姿勢が原因となっている症状も多く見られます。このような場合、肩周りのマッサージだけでは一時的な緩和にとどまり、根本的な改善には姿勢や骨格へのアプローチが必要です。
一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術
整骨院では、「この症状にはこの施術」という画一的なアプローチではなく、患者さん一人ひとりの体の状態、生活習慣、仕事内容などを総合的に考慮した施術プランを立てます。
例えば、同じ腰痛でも、重いものを持ち上げることが多い仕事の方と、デスクワークが中心の方では、原因も対処法も異なります。前者には腰部の筋力強化や正しい持ち方の指導が、後者には骨盤矯正と姿勢改善が効果的なことが多いのです。
おがさわら整骨院では初回のカウンセリングに特に時間をかけ、お仕事の内容や日常生活での動作、過去のケガの有無なども詳しくお聞きします。これにより、その方に最適な施術方法を見つけ出し、効率的な改善を目指します。
4. 整骨院での施術内容と健康保険について
おがさわら整骨院の施術料金について
おがさわら整骨院では、初回は4,000円、2回目以降も1回あたり4,000円でご利用いただけます。この料金には、国家資格を持つ専門家による丁寧なカウンセリングと、あなたの状態に合わせたオーダーメイドの施術が含まれています。
初回は特に時間をかけて状態を詳しく確認し、今後の施術プランについてもご説明します。「いつ頃、どの程度良くなるのか」という大まかな見通しを立てることで、安心して通院いただけるよう配慮しています。
整骨院での施術内容
整骨院での施術は、筋肉だけでなく、骨格、関節、靭帯、神経などの状態も考慮した総合的なアプローチを行います。例えば、腰痛の患者さんの場合、骨盤の歪みや背骨の状態までチェックし、必要に応じて骨盤矯正を行います。
健康保険適用について
整骨院の大きな特徴の一つは、特定の条件下で健康保険が適用される点です。捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)などの急性外傷に対しては、健康保険を使って施術を受けることができます。
これはマッサージ店とは異なる点で、医療の一環として認められている証でもあります。
また、整骨院での施術費用は、一定の条件を満たすと医療費控除の対象となります。これも整骨院の施術が単なるリラクゼーションではなく、医療行為として位置づけられていることを示しています。
5. 「整骨院の施術は痛い」は誤解?痛みに配慮した施術
「整骨院って痛い施術をするところでしょ?」と初めて来られる方からよく質問されます。これは多くの方が持つ誤解の一つです。
痛みへの配慮と施術の実際
確かに昔の整骨院では強い刺激での施術が主流でしたが、現代の整骨院では痛みに敏感な方や不安をお持ちの方にも安心して施術を受けていただけるよう配慮しています。
ボキボキと音を立てるような強い矯正は、患者さんの状態や希望によって選択できますが、必ずしも強い刺激が必要なわけではありません。おがさわら整骨院では、特に初めての患者さんや高齢の方、痛みに敏感な方には、ソフトな施術から始めて徐々に体を慣らしていく方法を採用しています。
その理由は、過度の痛みを伴う施術は筋肉の防御反応を引き起こし、かえって筋緊張を高めてしまうことがあるためです。
適度な刺激で筋肉を緩めて神経系の反応を整え、自然治癒力を最大限に引き出すのが理想的なアプローチとなります。
患者さんの声から見る施術の痛みへの対応
Bさんは、「施術が痛くて不安」と初めて来院された時に話されました。初回の施術では「心配なことがあればいつでも教えてくださいね」とお伝えし、常に「この強さは大丈夫ですか?」と確認しながら丁寧に進めました。
「あ、これくらいなら全然大丈夫です」と感じる強さを一緒に見つけていくことで、Bさんは徐々にリラックスされていきました。3回目の施術後には「痛くなくても、こんなに効果があるんですね」と驚かれ、今では定期的に通院されています。
私たち整骨院の技術は、ただ強く押せば良いというものではありません。お一人おひとりの体の状態や感覚を尊重し、最も効果的な「ちょうど良い刺激」を提供することこそが、プロの技術だと考えています。
※【関連記事】「整骨院の治療は痛い?つくば市の整骨院院長が赤裸々に語る真実と施術の実態」も併せてご覧ください。
6. 整骨院で受けられる施術のメリット
整骨院での施術には、マッサージだけでは得られない多くのメリットがあります。
骨格矯正のメリット

骨盤矯正は整骨院の代表的な施術の一つです。骨盤は体の土台であり、ここが歪むと全身のバランスに影響します。骨盤矯正には以下のようなメリットがあります。
・姿勢が良くなって見た目もスッキリ!周りからも「背が高くなった?」と言われることも
・凝り固まった筋肉がほぐれて、動きがスムーズになります
・神経への余計な圧迫がなくなり、しつこい痛みから解放されます
・お腹や内臓の働きが活発になり、便秘解消につながることも
・体全体の血流が良くなって、代謝がアップ!冷え性改善にも
30代女性の例では、デスクワークによる慢性的な腰痛と骨盤の歪みに対して、骨盤矯正を中心とした施術を行い、3ヶ月後には「腰痛がほぼなくなり、姿勢も良くなった」と報告されました。
鍼灸治療のメリット

私は柔道整復師の資格に加え、はり師、きゅう師の資格も持っているため、おがさわら整骨院では鍼灸治療も提供しています。鍼灸治療には以下のようなメリットがあります。
・体が自然に痛みを和らげる物質を出してくれて、薬に頼らず楽になれます
・普通のマッサージでは届かない、深い筋肉までほぐれていきます
・血の巡りがよくなって、手足の冷えも改善!体の代謝も上がります
・自律神経が整うので、イライラや不眠が落ち着いてきます
40代男性の例では、肩こりと頭痛に悩まされていましたが、鍼治療中心の施術を受けた結果、「薬に頼らずに頭痛が改善し、集中力も上がった」と喜ばれました。
7. まとめ|専門的な施術で体を守る整骨院の価値
「整骨院はただのマッサージではない」ということをご説明してきました。
整骨院での施術は、国家資格を持つ専門家による施術であり、単なる気持ちよさを超えた体の健康を総合的にサポートします。一方で、マッサージ店にもリラクゼーションや血行促進など独自の価値があります。
つくば市・研究学園という立地柄、おがさわら整骨院には研究者や技術者など、デスクワークが多い職種の方々が多く来院されます。そういった方々の体の不調は、単に筋肉をほぐすだけでなく、長時間のデスクワークによる姿勢の悪さや体の使い方に起因することが多いのです。
おがさわら整骨院では、研究学園駅から徒歩3分という好立地で、平日は22時まで(交通事故の受付は23時まで)、土日祝日も18時まで診療しております。またお仕事帰りや休日にも気軽に通院いただける環境を整えています。
体の不調でお悩みの方、マッサージでは改善しない慢性的な痛みをお持ちの方は、ぜひ一度おがさわら整骨院にご相談ください。電話(029-819-3019)、またはLINEでの予約も承っております。
健康は何物にも代えがたい財産です。その健康を守るためのプロフェッショナルとして、皆さまのお力になれることを心より願っています。

お知らせnews
【寝ても疲れが取れない…それ、運動不足が原因かも?】|つくば市の整骨院院長が教える、自律神経と体の関係
2025年4月11日

こんにちは、つくば市・研究学園のおがさわら整骨院の院長、小笠原です。「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」の国家資格を持ち、25年以上にわたり皆さまの健康をサポートしてきました。
「十分に寝ているのに、なぜか疲れが取れない…」
「朝起きても体がだるくて、一日中スッキリしない…」
このような悩みを抱える方が、最近特に増えています。
実はこれ、現代社会で多くの方が知らず知らずのうちに陥っている「運動不足」が大きく関わっているかもしれません。
今回は、「寝ても疲れが取れない」という症状の裏に潜む運動不足と自律神経の関係について、整骨院の院長として培った日々の臨床経験から解説します。また、自宅でできる簡単な改善方法もご紹介します。
はじめに|なんとなく疲れが取れない…その原因は?

「8時間寝ているのに、なぜか朝からだるい…」
「休日にたっぷり寝たはずなのに、月曜は疲れが残っている…」
このような経験はありませんか?
実は、これは単なる睡眠時間の問題ではなく、あなたの体が発しているSOSサインかもしれません。
特に近年、リモートワークの普及やデジタル機器の発達により、私たちの生活はますます便利になる一方で、体を動かす機会が激減しています。
特につくば市のような研究学園都市では、デスクワークが中心のお仕事をされている方も多く、慢性的な運動不足に陥りやすい環境にあるのです。
運動不足は単に筋力が低下するだけでなく、実は「自律神経」という、私たちの体の重要なシステムにも大きな影響を与えています。自律神経が乱れると、十分な睡眠をとっていても「寝ても疲れが取れない」という状態に陥るのです。
私が院長を務めるおがさわら整骨院では、つくば市にお住まいの方々から、このような「なんとなくの不調」についてのご相談が増えています。特に30〜50代のデスクワークが中心の方々に多く見られる症状です。
次の章では、なぜ運動不足が自律神経の乱れを引き起こし、慢性的な疲労感につながるのか、そのメカニズムについて詳しく解説していきます。
運動不足が自律神経の乱れを引き起こす理由とは?
自律神経とは何か?
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、呼吸や心臓の鼓動、消化活動、体温調整などの生命維持に必要な機能を24時間休みなく調整しているシステムです。この自律神経には大きく分けて「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、この2つのバランスが私たちの健康を支えています。
【自律神経の種類】
交感神経
日中や活動時に優位になり、心拍数を上げ、エネルギーを消費する「アクセル」の役割
副交感神経
夜間や休息時に優位になり、体をリラックスさせ、疲労回復を促す「ブレーキ」の役割
理想的な状態では、日中は交感神経が優位になって活動的に過ごし、夜になると副交感神経が優位になって質の高い睡眠と疲労回復が行われます。
※交感神経・副交感神経については「【暑い日が多くなってきました・・・】」もご覧ください。
運動不足が自律神経に与える影響
運動不足によって、なぜ自律神経のバランスが崩れてしまうののか。その理由は主に以下の3つです。
【交感神経の適切な活性化が不足】
人間の体は本来、日中に適度な身体活動を行うことで交感神経が活性化するよう設計されています。しかし、運動不足の状態では交感神経の「使い切り」が行われないため、夜になっても交感神経の興奮が続き、副交感神経に十分に切り替わらないことがあります。
【ストレスホルモンの過剰分泌】
運動不足の状態が続くと、「コルチゾール」などのストレスホルモンが適切に処理されずに体内に蓄積します。このホルモンの過剰な状態は交感神経を常に刺激し続け、神経のバランスを崩す原因になります。
【体内時計(サーカディアンリズム)の乱れ】
人間の体には約24時間周期で動く「体内時計」があります。適度な運動は、この体内時計を正常に保つ重要な要素ですが、運動不足によってリズムが狂い、自律神経の切り替えがスムーズに行われなくなります。
さらにデスクワークやリモートワークが増え、通勤時の移動さえも減ったことで、知らず知らずのうちに「極端な運動不足」に陥っている方が増えているのです。
当院の整骨院に来られる患者さんの中にも、1日の歩数が2,000歩にも満たないという方が少なくありません。
運動不足によって自律神経のバランスが崩れると、夜しっかり寝ているはずなのに、朝起きた時に「疲れが取れていない」と感じる原因となります。これは副交感神経が十分に働いておらず、体が真の意味での「休息モード」に入れていないからなのです。
自律神経の乱れによる体の不調サインとは?
自律神経の乱れは、単に「寝ても疲れが取れない」だけでなく、様々な形で体に現れます。あなたは以下のような症状を経験したことはありませんか?下記項目でチェックしてみましょう。
精神面での不調サイン
☐【慢性的な疲労感】:十分に休息を取っても疲れが取れない
☐【朝起きるのがつらい】:布団から出るのに強い抵抗感がある
☐【集中力の低下】:仕事や勉強に集中できない時間が増える
☐【イライラや気分の落ち込み】:些細なことで感情が乱れやすくなる
☐【不安感の増大】:理由のはっきりしない不安を感じることが増える
身体面での不調サイン
☐【睡眠の質の低下】:眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める
☐【消化器系の不調】:胃もたれ、便秘、下痢など
☐【頭痛やめまい】:特に午後から夕方にかけての頭痛
☐【肩こりや首の張り】:デスクワークをしていなくても感じる肩の重さ
☐【冷え症】:末端の血流が悪くなり冷えを感じる
☐【免疫力の低下】:風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
オフィスでデスクワークをされている方々から、特によく聞かれるのが、「午後3時頃になると急に眠くなる」「会議中に集中力が続かない」といった症状です。
これらは自律神経の乱れによって、本来の活動リズムが崩れている証拠と言えるでしょう。
また、子育て中の女性からは、「家事や育児で忙しいはずなのに、なぜか体がだるくて動けない」といった声も聞かれます。これも単なる「忙しさ」ではなく、適切な運動が不足して自律神経のバランスが崩れている可能性があります。
自律神経の乱れは、本人が気づかないうちに少しずつ進行することが多く、「なんとなく調子が悪い」という漠然とした不調として現れるため、見過ごされがちです。しかし、このサインを見逃して放置すると、より深刻な健康問題につながる可能性もあります。
運動不足が進むとどうなる?放置すると危ない理由
運動不足と自律神経の乱れを放置すると、単なる「疲れが取れない」という症状にとどまらず、様々な健康問題へと発展するリスクがあります。ここでは、放置することの危険性について具体的に見ていきましょう。
短期的な影響(数週間〜数ヶ月)
【基礎代謝の低下】
運動不足が続くと、筋肉量が減少し基礎代謝が落ちます。その結果、同じ食事量でも太りやすくなり、体重増加につながります。
【睡眠障害の悪化】
自律神経の乱れによって、入眠困難や中途覚醒などの睡眠障害が悪化し、「寝ても疲れが取れない」状態がさらに深刻になります。
【姿勢不良と体の痛み】
筋力低下によって姿勢を維持する筋肉が弱まり、猫背や前かがみの姿勢が定着します。これにより、肩こり、腰痛、首の痛みなどの体の痛みが慢性化します。
長期的な影響(数ヶ月〜数年)
【生活習慣病のリスク上昇】
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高まります。
【筋骨格系の慢性的問題】
長期的な運動不足によって筋力や柔軟性が著しく低下すると、変形性膝関節症や変形性脊椎症などの慢性的な筋骨格系の問題を引き起こします。
【メンタルヘルスへの悪影響】
運動は脳内の幸福感を高めるセロトニンやエンドルフィンの分泌を促します。運動不足が続くとこれらの分泌が減少し、うつ症状や不安障害のリスクが高まります。
日々診ている患者さんの中にも、最初は「なんとなく疲れが取れない」という軽い症状だったのが、放置することで慢性的な腰痛や頭痛に発展し、日常生活に支障をきたすようになったケースが少なくありません。
特にデスクワーカーの方々は、体を動かす機会が少ないため、気づかないうちに身体機能が低下していることがあります。
「まだ若いから大丈夫」「忙しいから仕方ない」と思っていても、体の不調は少しずつ蓄積されていきます。自律神経の乱れは体からのSOSサインです。このサインを無視せず、早めの対処が重要です。
※運動不足については「なにもしてないのに痛い!?」でも触れていますので、参考にしてください 。
なぜ整骨院で改善が期待できるのか?
「運動不足」や「自律神経の乱れ」には、一般的に「運動する」ことが解決策として挙げられますが、慢性的な疲労感や体の痛みがある状態では、いきなり運動を始めるのは難しいものです。そこで、整骨院での施術が効果的な「第一歩」となりえます。
整骨院ならではのアプローチ
【体の状態を正確に評価】
整骨院では、まず「なぜ疲れがとれないのか」「どこに問題があるのか」を専門的な視点で評価します。当院では特に、筋肉の緊張度、姿勢のバランス、関節の動く範囲などを詳しくチェックし、体の不調の根本原因を探ります。つくば市の患者さんの場合、研究職やデスクワークが多いため、特に首、肩、腰の筋肉の緊張が強く、これが自律神経の乱れにつながっていることが多くみられます。
【筋肉の緊張をほぐす手技療法】
運動不足によって固まった筋肉は、血流を悪くし、神経を圧迫することで様々な不調を引き起こします。整骨院での手技療法は、こうした緊張した筋肉をほぐし、血行を促進します。特に、首や肩の筋肉の緊張を和らげることは、自律神経の調整にとても効果的です。これは、頸部(首)の筋肉と自律神経系には密接な関連があるためです。
【骨格のバランスを整える】
運動不足や長時間のデスクワークによって、骨盤や背骨のバランスが崩れることがあります。整骨院では、こうした骨格の歪みを調整することで、神経や血管の圧迫を解消し、体全体の機能改善を促します。
実際に改善した患者さまの声
ここでは、つくば市内からご来院いただき、運動不足や自律神経の乱れによる「寝ても疲れが取れない」症状が改善した患者さんの事例をご紹介します。
事例1: Tさん(42歳・男性)
【症状】:慢性的な疲労感、休日に寝ても疲れが取れない、肩こり
【状態】:Tさんは、1日の大半をデスクワークとパソコン作業で過ごし、帰宅後は疲れて横になることが多い生活を送っていました。週末は疲れを取るために寝る時間を増やしていましたが、月曜になるとまた同じ疲労感に悩まされていました。
【施術内容】:首、肩、背中の筋肉の緊張をほぐす手技療法と、骨盤・背骨のバランス調整。また、デスク周りでできる簡単なストレッチと、通勤時に一駅分歩くことを提案しました。
【結果】:3週間後には「朝起きた時のだるさが減った」と実感。2ヶ月継続したところ、「久しぶりに頭がクリアな感じがする」と喜びの声をいただきました。現在は2週間に1回のメンテナンス通院と、日常的な運動習慣の定着によって、疲労感なく仕事に集中できるようになっています。
「整骨院で施術を受けるまでは、疲れは単に休めば取れるものだと思っていました。でも、適切な体のケアと少しの運動習慣で、これほど違うとは驚きです。」(Tさん)
事例2:育児中の主婦 Mさん(35歳・女性)
【症状】:慢性的な疲れ、不眠、イライラ
【状態】:2歳のお子さんの育児で忙しい毎日を送っていました。家事や育児で常に動いているのに「なぜか体が重くて疲れる」と悩んでいました。夜も子どもが寝た後になかなか眠れず、朝はさらに疲れを感じる悪循環に陥っていました。
【施術内容】:首から肩、腰にかけての筋緊張の緩和と、自律神経のバランスを整えるための手技、鍼灸。また、簡単なストレッチを提案しました。
【結果】:施術直後から「体が軽くなった」と実感。定期的な通院と自宅での取り組みを1ヶ月続けたところ、「夜の寝つきがよくなり、朝の目覚めもすっきりしてきた」とのこと。3ヶ月後には「子どもにイライラすることが減った」という嬉しい変化も見られました。
「常に動いているのに疲れが取れないのは、単なる育児疲れだと思っていました。でも、適切な体のケアと質の良い睡眠の大切さを知り、今では育児を楽しめる余裕が少しだけ出てきました。子ども連れでも通いやすい雰囲気の整骨院だったからこそ、継続して通院できたのも良かったと思います。子供用のおもちゃもあるので子どもが退屈せず、私も安心して施術を受けられました。院長自身も2歳の男の子のパパとのことで、子育ての悩みを共有できたのも息抜きになりました。同じ子育て世代だからこそ分かり合える部分があり、心のケアにもなりました。」(Mさん)
つくば市で自律神経の不調に対応できる整骨院とは?
つくば市には数多くの整骨院やマッサージ店がありますが、自律神経の乱れや運動不足による不調に適切に対応できる整骨院を選ぶことが重要です。ここでは、信頼できる整骨院の選び方と、当院の特徴についてご紹介します。
自律神経の不調に強い整骨院の選び方
【問診と検査が丁寧な整骨院を選ぶ】
自律神経の乱れは、様々な要因が複雑に絡み合っていることが多いため、しっかりとした問診と検査が不可欠です。初回に時間をかけて生活習慣や仕事環境、ストレス状況などを詳しく聞いてくれる整骨院は信頼できるサインです。
【「その場しのぎ」ではなく根本改善を目指す方針か】
単に痛みや症状を一時的に緩和するだけでなく、不調の原因となっている生活習慣や運動不足の改善まで踏み込んでアドバイスしてくれる整骨院が理想的です。無駄な回数券を買わせたり「通い続けないと効果がない」と言われるよりも、自分で健康を維持する方法を教えてくれる院を選びましょう。
【手技と運動指導の両方ができるか】
自律神経の乱れを改善するには、手技による施術と適切な運動指導の両方が重要です。施術だけでなく、自宅でできるストレッチや運動も丁寧に指導してくれる整骨院が効果的です。
【整体だけでなく鍼灸も提供しているか】
自律神経の乱れには、整体の手技療法に加えて鍼灸施術も非常に効果的です。特に鍼灸は自律神経に直接働きかけ、深部の筋肉の緊張を緩める効果があります。つくば市内でも、整体と鍼灸の両方を提供している整骨院を選ぶと、より総合的なアプローチが受けられるでしょう。
自宅でできる!簡単な運動とセルフケア方法
運動不足を解消し、自律神経のバランスを整えるには、日常生活での取り組みが大切です。ここでは、簡単に始められる運動とセルフケア方法をご紹介します。
日常生活に取り入れる簡単な運動
【ウォーキング(20分〜30分)】
洞峰公園や研究学園駅前公園など、つくば市内には歩きやすい環境が整っています。毎日20〜30分のウォーキングを習慣化するだけでも、自律神経のバランスを整える効果があります。特に朝の時間帯の散歩は、体内時計をリセットし、一日のリズムを整えるのに効果的です。
【簡単なストレッチ(朝晩5分ずつ)】
就寝前と起床後に、首・肩・背中のストレッチを行いましょう。特に首と肩の筋肉の緊張が自律神経に影響するため、これらの部位を重点的にケアすることが大切です。
【姿勢を意識した深呼吸(1日3回、各3分)】
背筋を伸ばして座り、鼻から4秒かけて息を吸い、口から6秒かけてゆっくり吐く深呼吸を繰り返します。これだけでも副交感神経が優位になり、心と体がリラックスします。PC作業の合間に実践してみてください。
生活習慣の見直しポイント
【睡眠環境の整備】
寝室の温度(夏は26〜28度、冬は18〜20度が目安)や湿度(50〜60%)を調整し、光や音のストレスを減らしましょう。寝る前のスマホやPC、テレビなどのブルーライトは控えめにすることも重要です。
【入浴習慣の見直し】
ぬるめのお湯(38〜40度)にゆっくりつかることで、副交感神経が活性化し、質の良い睡眠につながります。特に寝る1〜2時間前の入浴が効果的です。
【食事の見直し】
バランスの良い食事を心がけましょう。特にビタミンB群(玄米、豆類、野菜など)やマグネシウム(ナッツ類、海藻類など)は自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
まとめ|「疲れが取れない」はサイン。早めの対処で快適な毎日を
「寝ても疲れが取れない」という状態は、現代社会を生きる多くの方が抱える悩みです。しかし、この記事でご説明したように、その背景には運動不足による自律神経の乱れが関係していることが少なくありません。
自律神経の乱れは、放置すれば生活の質を大きく下げるだけでなく、様々な健康リスクにつながる可能性もあります。しかし、適切な対策を取ることで、劇的に改善することも可能です。
つくば市内にお住まいの皆さま、特に研究職やデスクワークに従事されている方々、育児や家事で忙しい主婦の方々は、「疲れが取れない」「なんとなく調子が悪い」という症状を軽視せず、体からのサインとして受け止めていただければと思います。
当院では、一人ひとりの生活環境や症状に合わせた施術と、自宅でできるセルフケア方法のアドバイスを通じて、皆さまの健康をサポートいたします。
「寝ても疲れが取れない」状態から抜け出し、活力ある毎日を取り戻すお手伝いをさせてください。まずは気軽にご相談いただければ幸いです。
お問い合わせ・ご予約
\ 疲れが取れない・だるさを感じる方はお気軽にご相談ください /
▶ 【LINE・予約はこちら】◀
「ブログを見た」とメッセージいただければ、スムーズにご案内いたします。
お知らせnews
【腱鞘炎がつらいあなたへ】つくば市・研究学園のおがさわら整骨院が教える原因・治し方
2025年4月8日
私の手首、もしかして腱鞘炎?

「また手首が痛む…」
つくば市在住のAさんは、生後3か月の赤ちゃんを抱きながらそうつぶやきました。朝は頻繁なおむつ替えやミルクの準備、授乳や抱っこをする姿勢が長時間続き、気がつけば毎日、手首や親指に負担をかけ続けていました。
ある日、スーパーでペットボトルを持ち上げた瞬間、鋭い痛みが走りました。
「単なる疲れかな」と思っていましたが、日に日に痛みは強くなり、朝起きると手首がこわばって動かしにくい。スマホを操作するのも辛くなり、赤ちゃんを抱き上げるたびに痛みが走ります。
生後間もない赤ちゃんを育てていると、抱っこやおむつ替えなどの繰り返しの動作で、知らず知らずのうちに腱鞘炎になってしまうことも少なくありません。
当院では、特にデスクワークをされる方や、育児中のママさんから腱鞘炎の相談が増えています。
腱鞘炎は早期の適切な対処で改善できる症状です。この記事では、私がおがさわら整骨院で25年の経験の中で培った知識と、実際に治療してきた数多くの患者さんの事例をもとに、腱鞘炎の原因から治療法、予防法までをわかりやすくお伝えします。
※【関連記事】「「産後の疲れが取れない…」育児ママの体調不良と頭痛に整骨院でできること|つくば市の整骨院・2歳児子育て中の院長が語るリアルな対処法」もご覧ください。
つくば市・研究学園のおがさわら整骨院院長に聞く!
腱鞘炎の基礎知識
腱鞘炎とは簡単にどんな病気?
腱鞘炎というのは、筋肉と骨をつなぐ腱(けん)という組織と、その腱を包む腱鞘(けんしょう)という組織に炎症が起きる状態のことです。特に手首や指、肘などの関節を動かす際に使う腱に起こりやすい症状です。
私たちの体の中で、腱は筋肉の力を骨に伝える大切な役割を担っています。特に手首や指などの細かい動きを行う部分では、腱が摩擦から守られるように、腱鞘という滑液に満たされたトンネル状の組織の中を通っています。
腱鞘炎を簡単に説明すると、腱(けん)と腱鞘(けんしょう)の関係が鍵になります。例えるなら、腱は電車、腱鞘はトンネル、そして伸筋支帯はトンネルの入口を守る門のようなものです。
このトンネル(腱鞘)の中には潤滑油(滑液)があり、電車(腱)がスムーズに行き来できるようになっています。伸筋支帯という門がトンネルの形を保ち、電車が脱線しないように支えています。
しかし、同じ動作を繰り返すことで潤滑油が足りなくなったり、トンネルや門が炎症を起こしたりすると、電車の通りが悪くなります。
これが腱鞘炎で、手首や指に痛みやはれ、動きにくさが出てくるのです。特に手首の伸筋支帯の下を通る腱が炎症を起こすと、手首を動かすたびに痛みを感じるようになります。
長時間のパソコン作業などで腱鞘炎を発症するケースが多いです。また、育児中の方も、赤ちゃんを抱き上げる動作の繰り返しで症状が出ることがあります。
腱鞘炎の代表的な症状とチェック方法
腱鞘炎の代表的な症状には以下のようなものがあります。
【腱鞘炎の代表的な症状】
自分で腱鞘炎かどうかをチェックする方法の一つに、フィンケルシュタインテストというものがあります。親指を手のひらの中に入れ、手首を小指側に曲げたときに痛みが出れば、ドケルバン病という親指の腱鞘炎の可能性があります。
このセルフチェックは手軽にできますが、痛みがある場合は無理に行わず、つくば市内の整骨院や医療機関で専門家の診断を受けることをお勧めします。特におがさわら整骨院では、その方に合った治療プランをご提案しています。
手首、指、肘…腱鞘炎になりやすい部位とその理由
腱鞘炎は様々な部位に発症しますが、特に多いのは手首、親指、肘の三か所です。
【手首の腱鞘炎】
デスクワークが多い仕事の方に多いのが、手首の腱鞘炎です。長時間のパソコン操作やスマホの使用で、手首の同じ位置に負担がかかり続けることが原因です。
【親指の腱鞘炎(ドケルバン病)】
スマホの長時間使用や、赤ちゃんの抱っこなど、親指に負担がかかる動作を繰り返すことで発症します。当院のエリアは若いファミリー層も多く、育児中のママさんからの相談が特に増えています。
【肘の腱鞘炎(上腕骨外側上顆炎・テニス肘)】
テニスのバックハンドストロークのような動作や、力仕事で肘に負担がかかることで発症します。趣味でテニスを楽しむ方からの相談も少なくありません。
最近では、在宅ワークの増加に伴い、適切なデスク環境がないままパソコン作業をされている方からの相談も増えています。
【よくある誤解を解消!】腱鞘炎は安静にしていれば自然に治る?
「腱鞘炎は安静にしていれば自然に治る」
これは私がよく耳にする誤解の一つです。確かに、初期段階の軽い腱鞘炎であれば、安静にすることで症状が和らぐこともあります。しかし、多くの場合、ただ安静にするだけでは根本的な解決にはなりません。
つくば市の企業に勤めるBさんは、仕事中の操作による腱鞘炎を発症。痛みがあるものの「休めば治るだろう」と放置していました。しかし3か月後、痛みは慢性化し、夜も痛みで眠れないほどに。結局、仕事を1週間休まざるを得なくなり、その後の治療期間も長引いてしまいました 。
これは決して珍しいケースではありません。腱鞘炎は適切な処置をせずに放置すると、以下のようなリスクがあります。
腱鞘炎が悪化する原因と、放置すると起こり得ること
【慢性化のリスク】
腱鞘炎を放置すると、炎症が慢性化し、治療期間が長引くことがあります。繁忙期に「仕事が忙しいから後で」と我慢されがちですが、それが結果的に長期の治療につながることも。
【腱の変性や拘縮】
長期間の炎症により、腱自体が変性したり、周囲の組織が硬くなる「拘縮」が起きたりすることがあります。この状態になると、治療が難しくなり、回復に時間がかかります。
【日常生活への支障】
症状が進行すると、スマホの操作や料理、着替えなどの日常動作にも支障をきたすようになります。特に子育て中の方は、お子さんを抱っこできなくなるなど、育児にも影響が出ることがあります。
【手術が必要になるケース】
重症化すると、最終的には手術が必要になることもあります。手術を避けるためにも早期の対処が重要です。
腱鞘炎は早期の適切な治療と日常生活の改善を組み合わせることで、多くの場合改善が見込めます。研究学園駅から徒歩3分のおがさわら整骨院では、痛みの原因を特定し、その方に合った治療プランをご提案しています。
【腱鞘炎の具体的な治療法】整骨院での施術から自宅ケアまで
腱鞘炎の治療には様々な方法があります。ここでは、おがさわら整骨院で実際に行っている治療法と、ご自宅でできるケア方法についてご紹介します。
おがさわら整骨院が行う腱鞘炎の治療法とは? 手技療法・鍼灸治療の効果
【手技療法】
腱鞘炎の治療では、まず痛みの原因となっている炎症部位を特定することが重要です。おがさわら整骨院では国家資格を持つ柔道整復師が丁寧な検査を行い、その後、炎症を抑える手技療法を実施します。具体的には、腱の周辺の緊張した筋肉をほぐして血行を促進します。手首の筋肉は日常生活で知らず知らずのうちに緊張してしまうことが多いため、これをリラックスさせることで痛みの軽減効果が期待できます。
【鍼灸治療】
当院では柔道整復師としての手技だけでなく、はり師・きゅう師の国家資格も活かした鍼灸治療も行っています。鍼は炎症部位の血行を改善し、痛みの緩和に効果的です。
患者さんからは、鍼治療後は手首の動きがスムーズになったとの声をよくいただきます。
当院では単に施術するだけでなく、なぜこの治療が効果的なのかを説明することを大切にしています。
腱鞘炎に効くテーピングやサポーターの使い方
【医療用テーピング】
腱鞘炎の痛みを和らげるために、専門的なテーピング技術を用います。これにより、痛みのある腱への負担を軽減しながらも、必要な動きは確保できるのが特徴です。
パソコン作業中でも装着できるテーピング方法をお教えしています。これにより、仕事を続けながらも腱への負担を軽減することができます。
【サポーターの選び方】
市販のサポーターでも効果はありますが、症状や部位によって適切なものを選ぶことが重要です。
・親指の腱鞘炎(ドケルバン病):親指を固定できるタイプ
・手首の腱鞘炎:手首全体をサポートするタイプ
・肘の腱鞘炎(テニス肘):肘関節の外側を圧迫するタイプ
ドラッグストアでも様々なサポーターが販売されていますが、自己判断での選択が難しい場合は、当院にご相談ください。症状に合ったサポーターをアドバイスさせていただきます。
湿布や塗り薬、注射はどれが効果的?
【湿布・塗り薬】
市販の消炎鎮痛剤(湿布や塗り薬)は、一時的な痛みの緩和には効果的です。特に炎症初期には、冷却シップが適しています。
ただし、湿布だけでは根本的な解決にはならないことをご理解ください。
【ステロイド注射】
重度の腱鞘炎では、医療機関でステロイド注射を受けることもあります。強力な抗炎症作用があり、即効性がありますが、一時的な効果にとどまることが多いです。
注射は即効性がありますが、根本的な原因を解決するものではありません。当院に来られる患者さんの中には、「注射を受けたが、また痛みが戻ってきた」というケースもあります。
そのような場合は、手技療法と生活習慣の改善を組み合わせたアプローチが効果的です。
腱鞘炎の治療期間の目安
腱鞘炎の治療期間は、症状の程度や日常生活の改善状況によって個人差があります。
・軽度の腱鞘炎:2〜4週間
・中程度の腱鞘炎:1〜3ヶ月
・重度・慢性化した腱鞘炎:3ヶ月以上
おがさわら整骨院では、初回来院時に詳しく症状をお聞きし、大まかな治療期間の目安をお伝えしています。研究学園駅近くという立地を活かし、お仕事帰りに通いやすい22時までの診療時間も、つくば市の皆さんから好評いただいています。
例えば、つくば市の30代の主婦の方は、育児による親指の腱鞘炎で来院。初期症状のため、週2回の施術と自宅でのケアを3週間続けたところ、痛みはほぼ消失しました。その後は再発防止のためのアドバイスを行い、現在は元気に育児を行えています。
【日常生活のアドバイス】腱鞘炎を予防するストレッチとセルフケア
腱鞘炎の治療と同じくらい重要なのが、予防と日常的なケアです。特にデスクワーク中の小さな習慣が大きな違いを生むことをお伝えしています。
腱鞘炎予防に効果的な簡単ストレッチ(手首・指・親指編)
【手首のストレッチ】
・手のひらを前に向け、反対の手で指先を軽く引っ張る(15秒×3セット)
・手のひらを下に向け、反対の手で指先を体側に引っ張る(15秒×3セット)
・両手を合わせて「お祈りのポーズ」をとり、肘を下げながら手首を伸ばす
デスクワークの合間に行えるこのストレッチを特におすすめしています。パソコン作業が長時間続く方は、1時間に1回はこのストレッチを行うといいでしょう。
【指・親指のストレッチ】
・指を一本ずつ軽く引っ張る(各指10秒)
・親指を大きく円を描くように回す(時計回り、反時計回りを各10回)
・握りこぶしを作り、ゆっくり開く動作を繰り返す(10回×3セット)
育児中の方には、赤ちゃんを寝かしつけた後やお風呂の中など、リラックスした状態でこれらのストレッチを行うことをおすすめしています。患者さんからは、「お風呂でのストレッチが習慣になり、痛みが出にくくなった」という声もいただいています。
痛みが強い時にやってはいけないこと

腱鞘炎の痛みが強い時には、以下の行為は避けるべきです。
【腱鞘炎の時にやってはいけないこと】
・痛みのある部位に強い力をかける動作
・自己流のマッサージや無理な伸ばし
・長時間同じ姿勢での作業の継続
・重いものを持ち上げる動作
患者さんで多いのが、「痛いところをもみほぐそうとして悪化させた」というケースです。特に親指の付け根(ドケルバン病)の場合、強くもむことで炎症が悪化することがあります。痛みがある時は「もむ」よりも「冷やす」ことをおすすめします。
腱鞘炎になりにくい生活習慣と栄養素
【生活習慣】
・デスクワーク中は30分〜1時間ごとに小休憩を入れる
・スマホの使用時間を意識的に減らす
・作業環境(デスク、椅子の高さ)を見直す
・正しい姿勢を意識する
パソコンのキーボードやマウスの位置、椅子の高さなど、ちょっとした調整で腱への負担が大きく変わります。
【栄養素】
腱の健康維持に役立つ栄養素もあります。
・タンパク質:腱の主成分であるコラーゲンの材料になります
・ビタミンC:コラーゲンの生成に必要です
・オメガ3脂肪酸:抗炎症作用があります
・水分:十分な水分摂取が腱の柔軟性を保ちます
【整骨院・病院選びのポイント】腱鞘炎は何科を受診すればいい?
腱鞘炎の症状が出た際、「どこに行けばいいのか」と迷われる方も多いでしょう。ここでは、整骨院と整形外科それぞれの特徴をご紹介します。
整骨院と整形外科、それぞれのメリット
【整骨院のメリット】
・手技療法による痛みの緩和と機能回復
・柔道整復師、はり師、きゅう師などの専門的な施術
・日常生活の改善アドバイスやストレッチ指導
・予約制で待ち時間が少ない場合が多い
おがさわら整骨院では、腱鞘炎に対して手技療法と、必要に応じて鍼灸治療を組み合わせた総合的なアプローチを行っています。特に研究学園エリアの方々には、お仕事帰りに寄れるよう22時までの診療、土日祝日も18時まで診療というスケジュールが好評です。
【整形外科のメリット】
・レントゲンやMRIなどの画像診断
・薬物療法(内服薬、注射など)
・重症例に対する手術
・医療保険が適用される
腱鞘炎の場合、整形外科で治療を受けたものの十分に症状が改善しないというケースも少なくありません。そういった場合は、おがさわら整骨院のような専門的な手技療法を提供する整骨院での治療も効果的な選択肢です。
つくば市・研究学園エリアで整骨院を選ぶ際のチェックポイント
つくば市や研究学園エリアで整骨院を選ぶ際は、以下のポイントをチェックすると良いでしょう。
【整骨院選びのチェックポイント】
・国家資格(柔道整復師、はり師、きゅう師など)を持つスタッフがいるか
・腱鞘炎の治療実績があるか
・通いやすい立地や診療時間か
・丁寧な説明を行っているか
・症状に合わせた個別のプランを提案しているか
おがさわら整骨院は研究学園駅から徒歩3分という好立地で、平日は22時まで診療、土日祝日も18時まで診療しています。また、交通事故の受付は23時までと、つくば市民の方々の様々なニーズに対応しています。
初めて整骨院を利用される方のために、初回は丁寧なカウンセリングと検査を行い、その方に合った治療プランをご提案します。料金も明確で、初回は4,000円、2回目以降も1回あたり4,000円となっています。
【患者さんの声】つくば市で腱鞘炎治療なら「おがさわら整骨院」と言われる理由
最後に、実際におがさわら整骨院で腱鞘炎の治療を受けられた患者さんの声をご紹介します。
「パソコン作業が多い仕事で、右手首に激痛が走るようになりました。痛みで眠れない日もあり、仕事に支障が出始めたときにおがさわら整骨院を見つけました。手技療法と鍼治療の組み合わせで、3週間ほどで痛みがほとんどなくなり、今は予防のためのストレッチを続けています。研究学園駅から近いので、帰りに寄れるのが本当に助かっています」(40代・男性)
「育児で親指の付け根に痛みが出て、赤ちゃんを抱っこするのも辛くなりました。友人の紹介でおがさわら院長に診ていただき、丁寧な説明と治療で不安が解消されました。特に自宅でできるケア方法を教えてもらえたのが良かったです。今では痛みなく育児ができています」(30代・女性)
私自身、25年の経験の中で多くの腱鞘炎の患者さんを見てきましたが、早期発見・早期治療と適切な日常生活の改善が何よりも大切だと実感しています。つくば市・研究学園エリアで開業して8年、地域の皆さんの健康をサポートできることに大きなやりがいを感じています。
腱鞘炎でお悩みの方は、一人で我慢せず、ぜひ一度おがさわら整骨院にご相談ください。
LINEでの予約も受け付けており、お電話(029-819-3019)でもご予約いただけます。

お知らせnews
「産後の疲れが取れない…」育児ママの体調不良と頭痛に整骨院でできること|つくば市の整骨院・2歳児子育て中の院長が語るリアルな対処法
2025年4月2日

こんにちは、つくば市・研究学園のおがさわら整骨院の院長、小笠原です。
今回のテーマは「育児ママの体調不良と頭痛」。ママさんたちを取り巻く不調について、詳しく深掘りしてまいりましょう。
昼間の仕事と夜の育児で、休む間もない日々を送るママさんたちには本当に頭が下がります。私自身も一児(2歳の男の子)のパパとして、子育ての大変さを身をもって経験しておりますが、だからこそ、育児に奮闘するママの疲労感が本当によく分かるのです。
そして何より、最近特に感じるのが「育児はできて当たり前」という空気の中で、ママたち は”弱音さえ吐けない状況”に追い込まれていないか?ということです。
「今日も寝ても疲れが取れない…」
「肩と腰が痛くて辛いけど、子どものことで精一杯で自分のケアまで手が回らない…」
「抱っこしすぎて腱鞘炎になったけど、痛くても抱っこしないわけにはいかない…」
「育児の合間の家事をしていると頭痛が起きて、一日中痛みを我慢している…」
こんな悩みを抱えているママさんたち、本当に多いんです。当院に来られる患者さんからも、このような声をたくさん聞きます。そして実は、私自身の妻も産後から長い間、同じように体の不調に悩まされていました。
今回は、育児による体の不調に悩むママさんたちに向けて、整骨院院長としての専門知識と、子育てパパとしての実体験を交えながら、「産後・育児期の体調不良」について解説します。特につくば市周辺は研究機関や企業が多く、共働き家庭も多い地域。この記事が、少しでもあなたの日常を楽にするヒントになれば幸いです。
はじめに|2歳児育児中の整骨院院長から、ママたちへ
「子育て、本当に疲れますよね。」
これは決して形式的な言葉ではありません。自営業ということもあり、育休を取ることはできませんでしたが、息子が生まれてからずっと、毎晩一緒に寝て夜の対応を妻と分担してきました。夜中に突然泣き出す息子のおむつ替えや、ミルクを作って飲ませることも私の役割です。寝られない夜が続いて、次の日の仕事がつらい時も…。
それでも妻と二人で分担していてこの大変さですから、一人で子育てをするシングルママさんや、夜もワンオペになってしまうママさんの大変さは、本当に想像を超えるものだと思います。
昼間仕事して、夜も子育てで休む間もない毎日を2年間続けてみて、「子育ては大変」という言葉の重みを、身をもって感じています。 整骨院院長として、そして一人の父親として、皆様にまず伝えたいことがあります。
「ママさんの疲れや痛みは、決して「気のせい」ではありません」
育児中のママさんの体は、目に見えない様々な変化や負担を抱えています。
「出産からもう時間が経ったのに、どうしてまだこんなに疲れが取れないんだろう?」
「SNSの他のママさんたちは元気そうなのに、私だけがこんなに辛いのかな…」
と、自分を責めてしまうこともあるかもしれませんね。
でも、そんなふうに思わなくても大丈夫です。つくば市の当院には、研究学園エリアを中心に、1歳から3歳のお子さんをもつママさんたちが多く来院されます。その多くが「なんとなく体がだるい」「寝ても疲れが取れない」「肩や腰が痛くて育児に集中できない」「頭痛が頻繁に起きて日常生活に支障がある」といった悩みを抱えています。子育て真っ最中のパパである私からママたちへのメッセージは単純です。
「お子さんのために全力でがんばるママさんだからこそ、ご自身のことも、ちゃんと労わっていいんです。ママが元気で笑っていられることは、それだけでお子さんやご家族にとって、かけがえのない宝物なんです。」
「寝ても疲れが取れない…」産後・育児中ママの体に起きていること
「十分寝ているはずなのに、朝起きると体が重い…」
「前はこんなに疲れやすくなかったのに…」
こんな経験はありませんか?実は、この症状には明確な理由があります。
産後の体の変化とは?
妊娠・出産は、女性の体にとって大きな変化です。特に以下のような変化が、産後も長期間にわたって影響を及ぼすことがあります。
また、見逃されがちな「産後の自律神経の乱れ」「育児 自律神経」について検索される方も多いようですが、実は産後のママさんの不調の多くには、自律神経の乱れが大きく関わっています。
自律神経は、「交感神経」(活動モード)と「副交感神経」(休息モード)のバランスで成り立っていますが、育児中は以下のような理由でこのバランスが崩れやすくなります。
自律神経のバランスの崩れ
この自律神経の乱れが、「寝ても疲れが取れない」「なんとなくだるい」「イライラする」などの症状を引き起こす大きな要因となっています。
※【関連記事】自律神経については「【つくば市の整骨院】病院で異常なしでも消えない痛みの原因と治療法を解説」でも触れていますので、ご覧ください。
放置すると危ない?育児疲れが招く心身のトラブル
「子どもが優先だから」「時間がないから」と、ついつい自分のケアを後回しにしがちなママさん。しかし、育児による体の不調を放置することで、より深刻な問題に発展するリスクがあります。
短期的な影響
日常生活の質の低下
中長期的な影響
慢性的な健康問題
放置された姿勢の悪化や筋肉の緊張は、やがて「慢性腰痛」「頸椎ヘルニア」「肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)」などの慢性疾患に発展するリスクがあります。特に「産後の骨盤の歪み」を放置すると、将来的に膝や股関節の問題を引き起こすことも。また、長期間の睡眠不足やストレス状態は、自律神経のバランスを大きく崩してしまいます。すると「朝起きられない」「めまいや動悸がする」「消化器系の不調」など、様々な自律神経失調症の症状が現れることがあります。
育児ママに多い頭痛の原因と対処法
育児中のママさんから多く聞かれる悩みの一つが「頭痛」です。特に「子どもを保育園に送った後に頭痛が始まる」「夕方になると頭が痛くなる」といった症状を訴える方が少なくありません。ここでは、育児ママに多い頭痛のタイプと原因、そして対処法について解説します。
育児ママに多い頭痛のタイプ

緊張型頭痛の特徴と原因
最も多いのが「緊張型頭痛」です。頭を締め付けられるような、または重くなるような痛みが特徴で、首や肩の凝りを伴うことが多いです。
【原因】
片頭痛の特徴と症状
ズキズキとした脈打つような痛みで、光や音に敏感になったり、吐き気を伴うこともあります。
【原因】
育児ママの頭痛対策
姿勢改善で頭痛を予防する方法
生活習慣の見直しで頭痛を軽減する
整骨院でできるサポート|育児中こそ”プロの手”を借りてほしい理由
さて、ここまで産後や育児中のママさんたちを取り巻く不調の原因について解説してまいりましたが、「整骨院って、何をしてくれるところ?」「育児中でも通えるの?」そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。ここでは、産後・育児中のママさんが整骨院を利用するメリットについて解説します。
整骨院治療の特徴とメリット
産後・育児中のママさんのための施術メニュー
骨盤矯正で姿勢と痛みを改善
産後のママさんに最も多く行われるのが骨盤矯正です。出産で開いた骨盤が不安定な状態のまま育児をすることで、腰痛や肩こりの原因になります。骨盤を正しい位置に戻し安定させることで、体全体のバランスが改善します。
※【関連記事】産後の骨盤矯正については「産後の骨盤矯正について」もご覧ください。
肩・首の緊張緩和の施術
抱っこやおんぶで緊張した肩や首の筋肉を、手技によって丁寧にほぐします。特に授乳や子育て中に特定のパターンで緊張する「僧帽筋」や「肩甲挙筋」などをターゲットにした施術を行います。
自律神経調整のアプローチ
体の特定のツボや反射区を刺激することで、乱れた自律神経のバランスを整える施術も効果的です。当院では手技療法だけでなく、国家資格である「はり師」「きゅう師」の免許を活かした鍼灸施術も行っており、より深い部分の筋肉の緊張緩和や自律神経の調整が可能です。
※【関連記事】鍼灸の治療については「【鍼灸の効果とは?】整骨院との併用で得られる5つのメリット|つくば市・おがさわら整骨院」もご覧ください。
頭痛の緩和
育児ママに多い頭痛に対しては、後頭部や首の付け根の筋肉をほぐす施術が効果的です。特に「後頭下筋群」と呼ばれる深層筋へのアプローチは、頭痛の緩和に大きな効果があります。
当院の整骨院の子連れ対応について
子連れ施術のための院内環境づくり
つくば市の研究学園エリアなど、当院の地域では、特に核家族や共働き家庭が多いという特徴があります。そのため、「子どもを預けられないから整骨院に行けない」というママさんの声にも応えて、子どもが退屈せずに過ごせるようおもちゃを用意し、ママが施術を受けている間も安心して過ごせる環境づくりを心がけています。

子育て経験を活かした柔軟な施術スタイル
私自身も子育て真っ最中だからこそ、「子どもがぐずり始めたらすぐに終わらせたい」「次の予定があるから長くいられない」といった子育て中ならではの状況を理解しています。時間の制約や子どもの機嫌に合わせて施術内容を調整したり、優先順位をつけて効率的に施術することで、短時間でも効果を感じていただけるよう心がけています。
実際に整骨院に通ったママの声
施術で改善したママたちの体験談
ケース1:事務職・共働きママ Aさん(34歳/2歳児ママ)
【症状】 慢性的な肩こり、頭痛、寝ても疲れが取れない
つくば市の企業で事務職として働きながら2歳の男の子を育てているAさん。朝7時に保育園に子どもを送り、18時過ぎに迎えに行き、帰宅後は夕食準備や入浴で21時まで忙しく、その後も仕事の続きをするという生活を送っていました。
「いつも肩がパンパンに張って、週末は頭痛がひどくて寝込みたいけど、子どもの相手をしなくてはいけなくて。つい子どもにイライラして当たってしまうことが増えていました」と当初は話していました。
2ヶ月間、週1回の通院を続けたところ、「頭痛の頻度が月に3〜4回から月1回程度に減った」「朝起きた時の疲労感が軽くなった」という変化が見られました。
特に「子どもと遊んでいる時にイライラする回数が減って、穏やかに接することができるようになった」そうです。
ケース2:専業主婦 Bさん(28歳/1歳児ママ)
【症状】 産後の骨盤の歪み、腰痛、頭痛
出産後から骨盤の不安定感を感じていたBさん。「抱っこをすると腰が痛くて、長時間の外出が難しい」「昼寝の後に頭痛がひどくなる」という症状に悩まされていました。骨盤矯正と頭痛改善の施術を3ヶ月間、月2回のペースで受けたところ、「腰の安定感が増した」「頭痛薬に頼る回数が減った」とのこと。
「子どもと一緒に公園で遊べる時間が長くなった」ことが一番の喜びだそうです。
自宅でできる!育児の合間に取り入れたいセルフケア

簡単にできる育児ママのためのセルフケア方法
整骨院での施術と併せて、ご自宅でのちょっとしたケアも、実はとても大切です。
…とはいえ、「そんな時間、あるわけないよ!」という声が聞こえてきそうですね。
正直、私自身も2歳児の子育て真っ最中なので、痛いほどよくわかります。
ご飯を食べさせて、着替えさせて、遊んで、寝かしつけて――
その合間に掃除・洗濯・買い物とやることがたんまりと山積み。だから自分のケアなんて後回し、いや、もう“無理”って感じですよね。
でも、だからこそ、「ほんの1分だけ」でもやってみる。それだけで、カチカチだった身体やモヤモヤしていた気持ちが、すこし楽になるかもしれません。
ここでは、育児の合間に“ながら”でできる簡単なストレッチとエクササイズをご紹介します。
首肩の簡単ケアで頭痛予防
・子どもが遊んでいる横で深呼吸しながら、ゆっくり首を回す
・両肩をすくめて5秒キープし、ストンと落とす動作を3回繰り返す
頭痛を和らげるツボ押しテクニック
• 後頭部の生え際にある「風池(ふうち)」というツボを親指で軽く押す

こめかみの少し上にある「太陽(たいよう)」というツボを優しく円を描くようにマッサージ

睡眠の質を高める習慣
・お風呂では38〜40度のぬるめのお湯に10分程度浸かる (時間があるときだけやってみてください)
・寝る1時間前はスマホやパソコンの使用を控える
・子どもが寝た後の「自分時間」を5分でも確保し、好きな香りを嗅いだり、お茶を飲んだりしてリラックス
まとめ「ママが元気=家族が元気」まずは自分を労わってあげよう
産後・育児中の体の不調は、決して「我慢すべきもの」「仕方ないもの」ではありません。適切なケアによって、多くのママさんが体の軽さを取り戻し、より充実した育児生活を送れるようになっています。
体調ケアの優先順位を上げる大切さ
「もう少しだけ頑張れるかも」と、無理を重ねていませんか?
育児は本当に尊い仕事だけれど、毎日が体力勝負で、思っている以上に心と体に負担がかかっていますよね。私自身も2歳の子を育てながら、毎日「これでいいのかな」「もっと頑張らなきゃ」と悩むことがあります。
でも、自分の体をいたわることは、決してワガママじゃありません。
むしろ、ママが元気でいることが、子どもにとって何よりの安心につながります。
「寝ても疲れが取れない」
「体が重くて子どもと遊ぶのがつらい」
「頭痛がひどくて家事や育児に集中できない」
そんな小さなサインを見逃さず、どうかご自身の体の声にも耳を傾けてあげてください。 もし少しでも気になる症状があれば、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体と心の健康は、家族全体の幸せにつながっています。
あなたの頑張りに、心からの敬意を込めて――
おがさわら整骨院は、いつも頑張るママさんの味方です。

お知らせnews
【鍼灸の効果とは?】整骨院との併用で得られる5つのメリット|つくば市・おがさわら整骨院
2025年3月26日

こんにちは、おがさわら整骨院の院長の小笠原です。私は「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」の国家資格を取得し、さらにカイロプラクティックの技術も習得した上で、様々な知識と経験を25年以上積み上げてきました。
「鍼灸って効果があるの?」「針が怖いけど、本当に体が楽になるの?」
当院に来られる患者さんからよくこのような質問をいただきます。特に初めて鍼灸を検討される方は、効果への期待と同時に、痛みや安全性について不安を感じていることが多いようです。
実は、鍼灸は2000年以上の歴史を持つ伝統医療でありながら、現代医学的にもその効果が認められている治療法なのです。特に慢性的な肩こりや頭痛、自律神経の乱れなど、「なかなか良くならない」と諦めていた症状に対して、驚くほどの効果を発揮することがあります。
さらに、多くの方が見落としがちなのが「整骨院での施術と鍼灸を併用する」というアプローチです。これらを組み合わせることで、単独で受けるよりも高い効果が期待できるケースが多いのです。
当院では、つくば市で8年以上にわたり、整骨院と鍼灸を組み合わせた施術を提供してきました。私自身、複数の国家資格と25年以上の臨床経験をもとに、一人ひとりの患者さんに最適な施術を提供しています。今回は、鍼灸の基本から整骨院との併用メリット、効果的な症状までを解説します。「体の不調をなんとかしたい」とお考えの方はぜひ最後までお読みください。
鍼灸とは?整骨院で受ける意味

鍼灸の基本をわかりやすく解説
鍼灸(しんきゅう)とは、「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」を用いた東洋医学の治療法です。鍼は、非常に細い専用の針を体の特定のツボ(経穴)に刺して刺激を与えます。灸は、もぐさを使って温熱刺激を与える方法です。
東洋医学では、人間の体には「気・血・水」が流れる「経絡(けいらく)」というルートがあると考えられています。この経絡上にあるツボを刺激することで気の流れを整え、体のバランスを回復させるというのが鍼灸の基本的な考え方です。
現代医学的に言い換えると、適切なツボへの刺激が神経系を通じて脳に伝わり、自然治癒力を高めたり、痛みを和らげる物質(エンドルフィンなど)の分泌を促したりすると説明されています。
手技施術との違い
整骨院でよく行われる手技施術(マッサージや骨格調整など)と鍼灸には、アプローチの違いがあります。
手技施術は主に「表層から中層の筋肉や関節」に働きかけます。凝り固まった筋肉をほぐしたり、歪んだ骨格を調整したりすることが目的で、即効性があるのが特徴です。
一方、鍼灸は「深層の筋肉や内臓、自律神経系」にまでアプローチできるのが強みです。表面的なケアだけでは届かない深い部分の不調や、自律神経の乱れに起因する様々な症状に効果を発揮します。
整骨院内で鍼灸を受けるメリット
鍼灸院と整骨院は別々に存在することも多いですが、両方の施術を提供している当院のような整骨院で鍼灸を受けることには、いくつかの大きなメリットがあります。
つくば市で鍼灸と整骨院施術を同時に提供する当院では、それぞれの良さを活かした総合的なアプローチで、より効果的な治療を目指しています
鍼灸の科学的な効果とエビデンス
WHOが認める鍼灸の効果
「鍼灸は科学的に効果があるの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。結論から言えば、鍼灸の効果は科学的な研究によっても確認されています。
世界保健機関(WHO)は、鍼治療が有効とされる疾患や症状のリストを公表しています。その中には、以下のような症状が含まれています。
特に慢性的な痛みに対する鍼治療の効果は、複数の大規模な臨床研究でも示されています。
鍼灸がもたらす生理学的な変化
鍼灸が体にもたらす変化は、現代医学的にもいくつか解明されています。
「筋肉の奥深くに効く」鍼灸の特性
例えば、肩こりの症状がある場合、表面的なマッサージでは皮膚の下にある比較的浅い筋肉にはアプローチできますが、その下にある深層筋まで十分に刺激を与えることは難しいのです。
鍼は、これらの深層筋に直接アプローチできる数少ない方法の一つです。深層筋の緊張が慢性的な肩こりや頭痛の原因になっていることも少なくありません。鍼灸治療により、これまで手の届かなかった深い部分の筋肉が緩むことで、長年悩まされていた症状が改善するケースを当院では数多く経験しています。
※「鍼灸治療」についてはこちらでも解説しています
(https://ogasawaraseikotsuin.com/nocategorize/1754)
整骨院との併用で得られる5つのメリット
鍼灸単体でも高い効果が期待できますが、整骨院の手技施術と併用することで、さらに大きな効果が得られます。当院で実践している併用療法の5つのメリットを具体的にご紹介します。
1. 即効性と持続性を両立できる
手技施術は比較的即効性があり、施術後すぐに体の軽さを実感できることが多いです。一方、鍼灸は効果の持続性に優れています。両者を組み合わせることで「すぐに楽になり、なおかつその効果が長く続く」という理想的な状態を目指せます。
≪実際の症状と改善≫
腰痛に悩む40代の会社員Aさんの場合、整体施術だけでは一時的に楽になるものの2〜3日で元に戻ってしまうという状況でした。そこで、整体施術の後に鍼灸を加えたところ、効果の持続期間が1週間以上に延び、通院頻度を減らすことができました。
2. 根本原因と症状の両方にアプローチできる
多くの慢性症状は、「表面に現れている症状」と「その根本的な原因」が異なることがあります。例えば、肩こりの裏に潜む自律神経の乱れや、頭痛の背景にある首の深部筋の緊張などです。
≪実際の症状と改善≫
頭痛持ちの30代女性Bさんは、首や肩の筋緊張による緊張型頭痛と診断されていました。当院では、手技で首周りの筋肉を緩めると同時に、自律神経を整えるツボへの鍼灸施術を行いました。結果、頭痛の頻度が月に10回以上から2〜3回に減少しました。
3. 心身両面のケアが可能になる
手技施術は主に身体面(筋肉や骨格)にアプローチするのに対し、鍼灸は心理面(ストレスや自律神経)にも強い効果を発揮します。両方を組み合わせることで、心身一体としての総合的なケアが可能になります。
≪実際の症状と改善≫
仕事のストレスから不眠と肩こりに悩む50代の教師Cさん。当院では、肩こりに対する手技施術と、自律神経を整える鍼灸を組み合わせました。その結果、肩こりの軽減だけでなく、睡眠の質も向上し、ストレス耐性も高まったとの感想をいただきました。
4. 体質改善と予防医学的なアプローチができる
整骨院の施術は主に「今ある症状の改善」を目的としますが、鍼灸を加えることで「体質改善」や「予防医学的なアプローチ」も可能になります。
≪実際の症状と改善≫
冷え性と季節の変わり目の体調不良に悩む45歳の女性Dさん。整体施術で骨盤の歪みを整えると同時に、免疫力を高めるツボや血流を促進するツボへの鍼灸を定期的に行いました。結果、冬の冷えが緩和され、季節の変わり目の体調不良も軽減しました。
5. 胃腸の働きを良くすることによる回復力の大幅な向上
鍼灸の大きな特徴のひとつは、胃腸の働きを整えることにより身体全体の回復力を高める効果です。東洋医学では「脾胃(ひい)」と呼ばれる消化器系の機能が全身の気血生成の源とされており、ここを整えることが様々な症状の改善につながります。
手技施術で局所的なケアを行いながら、同時に鍼灸で胃腸機能を高めることで、栄養の消化吸収が促進され、その人自身の持つ自然治癒力が強化されます。これにより、単なる対症療法では改善しなかった症状にも効果が現れることが多いのです。
≪実際の症状と改善≫
椎間板ヘルニアからくる坐骨神経痛と足のしびれに長年悩まされていた50代のFさん。整形外科や他の治療院など様々な治療を試しても変化がなく、当院を訪れました。MRIでもヘルニアがはっきり確認されており、局所的な対処だけでは改善が難しい状態でした。そこで当院では、局所的な手技施術に加え、胃腸の働きを良くするツボ(足三里、中脘、天枢など)への鍼灸治療を重点的に行いました。すると徐々に食欲が増し、体力が回復。何よりも驚くべきことに、どこでも変化しなかったヘルニアからくるしびれが3ヶ月の施術で大幅に軽減しました。「薬や湿布、マッサージでは全く良くならなかったしびれが、胃腸の調子が良くなってから徐々に改善していくのを実感しています。体の中から変わっていくんですね」との感想をいただきました。
鍼灸が効果的な症状
鍼灸は幅広い症状に効果を発揮しますが、特に以下のような症状で高い効果が期待できます。
筋骨格系の症状
【肩こり】 デスクワークや姿勢の悪さからくる肩こりは、現代人の多くが抱える悩みです。鍼灸は深層筋にアプローチし、筋肉の血流を改善します。特に慢性化した肩こりに効果的です。
【腰痛】 急性・慢性を問わず、腰痛に対する鍼灸の効果は高いと言われています。特に、レントゲンやMRIでは異常が見つからないものの痛みが続く「非特異的腰痛」に対して効果的です。
【膝痛】 変形性膝関節症など、膝の痛みに対しても鍼灸は効果的です。膝周りの筋肉の緊張を緩め、血流を促進することで、痛みの軽減につながります。
耳鼻科・感覚器系の症状
【めまい・耳鳴り】 メニエール病などによるめまいや耳鳴りに対しても、鍼灸は自律神経系の調整を通じて症状の改善をサポートします。
【眼精疲労】 パソコンやスマートフォンの長時間使用による眼精疲労にも鍼灸は効果的。目の周りのツボを刺激することで、血行を促進し疲れ目を和らげます。
自律神経系の症状
【頭痛】 緊張型頭痛や偏頭痛など、さまざまなタイプの頭痛に鍼灸は効果を発揮します。特に自律神経の乱れや首の筋緊張から来る頭痛に対しては、薬に頼らない自然な緩和法として注目されています。
【不眠】 睡眠の質の低下や入眠困難に悩む方にも、鍼灸は効果的です。自律神経のバランスを整え、リラックス状態に導くことで、自然な眠りをサポートします。
【冷え症】 末端冷え性や全身の冷えに対しても、鍼灸は高い効果を発揮します。血流促進効果により、手足の末端まで温かい血液を届けやすくなるためです。
※「当院の頭痛・肩こり」については詳しくこちらをご覧ください
(https://ogasawaraseikotsuin.com/headache)
女性特有の症状
【生理痛・PMS】 月経前症候群(PMS)や生理痛に対する鍼灸の効果は、多くの臨床研究でも認められています。ホルモンバランスを整える効果があり、痛みだけでなく、イライラや浮腫みなどの症状も緩和します。
【更年期症状】 ホットフラッシュやイライラ、不眠など、更年期特有の症状にも鍼灸は効果的です。自律神経のバランスを整えることで、身体の変化に伴う不調を和らげます。
【不妊症】 近年、不妊治療の補助療法としても鍼灸が注目されています。ホルモンバランスの調整や血流改善を通じて、自然妊娠をサポートする効果が期待できます。
※当院の「生理痛」について&患者様の声はこちらをご覧ください
(https://ogasawaraseikotsuin.com/blog/825)
鍼灸を受ける際の注意点とQ&A
鍼灸に興味はあるけれど、まだ不安や疑問があるという方も多いでしょう。ここでは、よくいただく質問にお答えします。
Q1: 鍼灸は痛いですか?
A: 多くの方が抱く最大の不安は「痛み」ですが、実は現代の鍼灸治療で使用する針は非常に細く(髪の毛の1/3程度)、高品質なものです。刺入時に「チクッ」という軽い刺激を感じる程度で、想像されるような痛みはありません。症状が重い部位では「ズーン」とした感覚が出ることもありますが、これは「得気(デアチ)」と呼ばれる治療効果が出ている証拠です。
また当院では、特に鍼が怖いという方には、皮膚に刺さない「接触鍼」や、より刺激の少ない細い針を使用するなど、痛みを最小限に抑える工夫をしています。
Q2: 鍼灸にはどんなリスクや副作用がありますか?
A: 国家資格を持った専門家が行う鍼灸は、非常に安全性の高い治療法です。ただし、まれに以下のような一時的な反応が起こることがあります:
軽い内出血(特に血行の悪い部位や高齢の方)
施術後の眠気やだるさ(好転反応と呼ばれるもの)
刺激部位の軽い痛み(通常は数時間で消失)
当院では、使い捨ての滅菌済み鍼を使用し、清潔な環境で施術を行っていますので、感染などのリスクはありません。
Q3: 妊婦でも鍼灸を受けられますか?
A: 妊娠中の方でも、適切なツボ選択と刺激量の調整を行えば、鍼灸を受けることができます。特に妊娠中の腰痛や肩こり、つわりなどの症状緩和に効果があります。
ただし、安全を最優先するため、当院では妊娠中の方には、医師の診断書(治療の許可が記載されたもの)をご持参いただいております。安全に施術を受けていただくため、必ず主治医より施術の許可を得たうえでご来院ください。特に妊娠初期(特に12週未満)や切迫流産の兆候がある場合は、施術をお控えいただくこともあります。
Q4: 効果はどれくらいで実感できますか?
A: 症状や体質によって個人差がありますが、一般的には、
急性の痛みや症状:1〜3回の施術で効果を実感される方が多い
慢性的な症状:5〜10回程度の継続的な施術で変化を感じる方が多い
体質改善:3ヶ月程度の定期的な施術で効果が現れるケースが多い
当院では初回の状態確認を行い、その後の変化を定期的に評価することで、効果の見える化を心がけています。
おがさわら整骨院での施術の流れ
当院での鍼灸施術は、患者さん一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの内容で行っています。初めての方にも安心して受けていただけるよう、施術の流れをご紹介します。
初回カウンセリングと検査

初めてご来院いただいた際には、まず詳しいカウンセリングを行います。痛みの症状はもちろん、生活習慣や過去の治療歴、お仕事の状況など、総合的にお伺いします。
その後、以下のような検査を行い、お体の状態を客観的に評価します。
これらの情報をもとに、「どのような施術が最も効果的か」「整骨院と鍼灸のどのような組み合わせが適しているか」を判断し、治療計画をご提案します。
施術内容
当院では、症状に応じて以下のような流れで施術を行うことが多いです。
院長のこだわりポイント
当院の鍼灸施術には、私が院長として特にこだわっているポイントがあります。
安心・安全を最優先
使い捨ての滅菌済み鍼を使用し、徹底した衛生管理を行っています。「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」の国家資格を持つ院長の私自身が施術を担当しています。25年以上の臨床経験で培った技術で、安全かつ効果的な施術をお約束します。
丁寧な説明と共有
「なぜその症状が起きているのか」「どのようなアプローチで改善を目指すのか」を、わかりやすく説明します。
怖くない鍼灸を追求
特に鍼が怖いという方にも安心して受けていただける工夫をしています。
患者さんの声
デスクワークの多い30代男性
「肩こりと頭痛で毎日憂鬱でした。マッサージでは一時的に楽になるだけでしたが、おがさわら整骨院で整体と鍼灸を併用した治療を受けるようになって、頭痛の頻度が劇的に減りました。鍼は初めは怖かったですが、実際は思ったより全然痛くなくて驚きました。今では週1回のメンテナンスで快適に過ごせています。」
更年期症状に悩む40代女性
「ホットフラッシュと不眠で日常生活に支障が出ていました。薬にはできるだけ頼りたくないと思っていたところ、知人の紹介でおがさわら整骨院を知りました。鍼灸と骨盤矯正を組み合わせた施術を3ヶ月ほど続けたところ、症状が徐々に和らぎ、今では夜もぐっすり眠れるようになりました。自律神経の乱れが整ったのだと実感しています。」
椎間板ヘルニアのしびれから解放された50代男性
「椎間板ヘルニアによる足のしびれで5年以上悩んでいました。MRIでもはっきりとヘルニアが確認されており、整形外科や他の治療院などを巡りましたが全く変化がなく、手術も検討していました。諦めかけていた時におがさわら整骨院を知り訪れました。先生は『ヘルニアからくるしびれでも、胃腸をしっかり整えれば改善することがあります』と説明してくれ、局所治療だけでなく胃腸の機能を高める鍼灸を重点的に行ってくれました。最初は半信半疑でしたが、続けるうちに食欲が出てきて体に力が入るようになり、何よりどこでも変化しなかったしびれが徐々に軽くなってきたのです!今では日常生活にほとんど支障なく過ごせるまでになり、手術せずに済んだことに本当に感謝しています。」
※「より多くの患者さんの体験談」はこちらをご覧ください
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まとめ
鍼灸は、2000年以上の歴史を持つ伝統医療でありながら、現代医学的にもその効果が認められている治療法です。特に慢性的な肩こりや頭痛、自律神経の乱れ、女性特有の症状など、様々な不調に対して高い効果を発揮します。
さらに本記事でご紹介したように、整骨院の手技施術と鍼灸を併用することで、
という5つの大きなメリットを得ることができます。
当院でも鍼灸と整骨院施術を組み合わせたケアをご希望される方が増えています。初めての方でも安心して受けていただけるよう、丁寧なカウンセリングと、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を心がけています。
「肩こりや頭痛が慢性化している」「自律神経の乱れからくる不調がある」「冷え症や生理痛に悩んでいる」という方は、ぜひ一度当院までご相談ください。整骨院と鍼灸の相乗効果で、あなたの健康と快適な毎日をサポートします。
まずはお気軽にお電話やウェブサイトからご予約ください。あなたのご来院を心よりお待ちしております。
お問い合わせ・ご予約
整骨院の施術に不安がある方、痛みが心配な方は、お気軽におがさわら整骨院にご相談ください。一緒に痛みの少ない治療法を探しましょう。
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