つらい生理痛(月経痛)に困っている方へ

こんにちは。おがさわら整骨院の院長小笠原です。

先日このような記事を見かけました。

ハフィントンポスト、2017年02月23日
「生理痛ひどくても会社行かなきゃ、が変わって欲しい」 徳永有美アナウンサー、女性の働きかたへの思いを語る
http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/23/yumi-tokunaga-on-ladies-be-open_n_14950734.html

“生理の痛さは、まるでお腹の中にボクサーがいてパンチを打ってくるようなものだ ―― そう書いたハフィントンポスト編集部員のブログを読んだ元テレビ朝日アナウンサーの徳永有美さん。自身がキャスターを務める番組で「ちょっと口に出しづらい女性の体のことを話したら、もっと働きやすい社会になるのでは」と語った。”

当院の患者様の声にもありますように生理痛(月経痛)で仕事に行けない、仕事がつらいという方は結構な割合でいらっしゃるようです。

そこで今回は生理痛について取り上げたいと思います。

 

生理痛(月経痛)の症状

生理痛といっても、その痛みの程度や症状には個人差があります。症状がひどい人になると、先ほどのハフィントンポストの記事や当院に来られた患者様のように、仕事に行けないほど痛い、痛くて動けない方もいます。

生理痛の症状としては、頭痛、腹痛、腰痛などの身体的な痛みの他、倦怠感やめまい、吐き気など。また、イライラや憂うつなど精神的な症状を伴うこともあります。

働く女性の健康に関する実態調査によると強い生理痛を訴える人はアンケート対象者の1/4にも達しました。

“働く女性の健康に関する実態調査(女性労働協会,2004年3))によれば,月経痛はかなりひどい(服薬しても会社を休む)は2.8%,ひどい(服薬すれば仕事ができる)は25.8%で,この両者を併せると,28.6%と1/4以上の女性が強い月経痛を訴えている.”

日産婦誌59巻9号、「月経困難症」より引用

 

生理痛(月経痛)の原因

最近の研究によると生理痛の原因は、子宮の収縮を促す物質である「プロスタグランジン」が原因といわれています。

“生理直前から前半まで、プロスタグランジンという物質が急に増えます。この物質は子宮の収縮を促して生理の経血を身体の外に排出する役割を果たします。この量が多すぎると収縮が強くなりキリキリとした痛みが発生します。血管を収縮させる作用もあるので、腰痛やだるさ、冷えがひどくなります。さらに胃腸の動きにも影響を与え、吐き気や下痢の原因にも。実は陣痛のときの痛みもこのプロスタグランジンが原因です。また、生理痛のある女性では、子宮内膜や経血に含まれるプロスタグランジンの量が生理痛のない女性より多いこともわかっています。”
教えて生理痛HPより
http://seiritsu.jp/sickness/

この「プロスタグランジン」が血管の収縮を促す作用があるため、血流が滞り、痛みや内臓に影響を与えてしまうのですね。

 

生理痛(月経痛)の対処法

こちらの論文の調査によると、多くの女性が不快感や痛みを持っているにもかかわらず生理痛の対処法は、
「横になって休む」(60.1%)
「我慢する」(46.9%),
が多数をしめています。

しかし、つらい痛みをただ我慢する必要はありません。生理痛は改善することが可能です。

・暖める
血流の滞りや冷えを改善するために、腹部や腰部をカイロ等で暖めましょう。半身浴や冷え性を予防するソックスなども効果的です。

・ストレッチ
日常生活でこまめにストレッチを取り入れましょう。特に腰や下半身の血流がよくなる動きが効果的です。

【効果的な生理痛予防ストレッチ法を先生に聞く】

目的:骨盤の歪みを整え血流を良くする

方法:アキレス腱のストレッチをします。ストレッチをすることにより、ふくらはぎに溜まった静脈血を骨盤に行き届かせます。

アキレス腱をしながら腰をそらす⇒お腹の静脈血を骨盤に行き届かせます。

体をひねる⇒骨盤の歪み、背骨の歪みを整えます。

反対側の足で同じ動作をします。

 

当院の治療

おがさわら整骨院では患者様の症状やお悩みをお伺いし、その方にあった改善方法やアプローチをしていきます。骨盤を整えていくことで、血流や体液の循環を改善し、その結果生理痛の痛みを緩和することができます。当院でも生理痛(月経痛)に悩むお客様より感想をいただいております。

 

“腰痛の改善のためにこちらに通院していましたが、腰の痛みが改善され、次に月経困難症を改善する目的でこちらに通院を始めました。月経困難症とは生理痛が人よりも重く日常生活に支障をきたす病気のことです。この病気は何故起こるのかよく分かってないらしく、対処法としては毎日低容量ピルを飲み、生理時に痛み止めを飲み、痛みを抑える方法か子宮自体を摘出してしまうかの選択が一般的だそうです。 私は月経困難症の症状を緩和するために地方の病院から東京の有名な大学病院まで通院しましたが、低容量のピルと痛み止めが渡され「子宮は正常なので何故痛くなるのか分からない」と言われるだけで痛みの改善は殆どなくどうしたらいいのか分からないままでした。 そのため、病院ではダメだと思い、月経困難症について先生に相談しました。そして、何度か通院したところ生理痛が格段に軽くなりました。今まで苦しんでいた痛みが嘘のように軽くなり、整理中でも日常生活が送れることに幸せを感じました。これからも通院を続け、薬なしでも生理が軽いからだにしたいです。 ありがとうございました。

追伸

おがさわら整骨院に通いはじめて2回目の生理になりました。 今までカロナールやロキソニンのような鎮痛剤より強いボルタレンを飲んでても効かなかったりして大変な思いをしてきました。 しかし、先生の施術のおかげで今回は1錠も鎮痛剤を飲むことなく生理を過ごせました。 生理痛がないとこんなに楽なんだと幸せになりました。 本当にありがとうございます。”

当院HPより

腰痛・ヘルニア

 

ひどい生理痛でお困りの方は気楽におがさわら整骨院までお問い合わせください。

院長:小笠原 一真