偏頭痛に困っている方へ

こんにちは、おがさわら整骨院の小笠原です。

いよいよ日本列島も梅雨入りしましたね。

今日は梅雨に悩みやすい偏頭痛について書きたいと思います。

 

偏頭痛の原因と症状

 

片頭痛とは、慢性頭痛のひとつです。肩こり、首のこりなどから血管の収縮が起こる頭痛といわれています。

偏頭痛は大きく分けるとふたつに分けることができます。

ひとつは、頭全体が締めつけられるように鈍く痛む緊張型頭痛。もうひとつは、ズキズキと波打つような痛みがあり、時には吐き気をともなう偏頭痛。タイプは違うものの、多くの人を悩ませています。

頭の筋肉は、肩や首の筋肉と繋がっています。そのため、肩や首の筋肉が凝り固まると、頭の神経を圧迫して頭痛に繋がることがあります。

また、姿勢の悪さからくる偏頭痛もあります。首の骨の歪みによって動脈が圧迫され、それが原因で血流が悪くなり、頭痛を引き起こすことがあります。

片頭痛といわれるだけに、頭の片側だけ痛みがある場合、後頭部など部分的な場所に痛みがある場合、頭全体に痛みがある場合があります。

 

偏頭痛の予防方法

 

これから梅雨に入ります。梅雨の時期は、気圧変動が身体にストレスを与えることで頭痛を起こしているという説もあります。つまり、天気が悪くなる時の「気圧の変化」が、私たちの脳の血管に悪影響を与えて頭痛を引き起こすことがあります。

気圧とは大気の重さが地面にかかる圧力のことです。

低気圧のときは地面にかかる圧力が低くなり、そのため低気圧になると、地面の上で生活する私たちにかかる圧力も低くなります。そして、脳の血管をおさえていた圧力が下がり、血管が広がりやすくなります。さらに、脳の血管が広がって周囲にある神経を刺激してしまい、頭痛がおきてしまうんです。

このように、天気は頭痛と相関関係があるといわれています。

頭痛と天候・気候は密接な関係があり、明るさや自律神経機能とも関係が深いと考えられています。明るい、日差しの強い時期(春〜秋)には、片頭痛が多い傾向があるとの報告があります。特に前兆のある患者さんには、発作のない時期にも光過敏が認められ、サングラスを必要としたり、また、低気圧の気象後に頭痛発作が多い傾向も認められています。

エーザイ 偏頭痛の病態と誘発因子
http://medical.eisai.jp/products/maxalt/guidance/patient.html

もともと、あった身体の疲れやこりがこの時期に悪化しやすい条件になるということですね。ですから、そのような発生過程を防ぐためにも日頃からストレッチや運動で偏頭痛を防止できるような状態を心がけましょう。

 

予防策

 

血圧作動作用をもたらす食品を避ける

エーザイの企業ホームページによると血管の収縮に影響を与える食品は以下のようなものです。

血管拡張作用を有する食品・物質

アルコール飲料、特に赤ワイン(ヒスタミン様物質、アルコール、ポリフェノール)
ベーコン、ソーセージ(亜硝酸化合物)
アスパルテーム(甘味料)
血管収縮作用を有する食品・物質

チョコレート、ココア(チラミン、ポリフェノール、カフェイン)
チーズ、柑橘果物(チラミン)
スナック菓子、うまみ調味料など(グルタミン酸ナトリウム)
コーヒー、紅茶、緑茶など(カフェイン)

エーザイ 偏頭痛の病態と誘発因子
http://medical.eisai.jp/products/maxalt/guidance/patient.html

 

規則正しい生活と運動習慣を心がける

偏頭痛を起こす要因にはいくつかの刺激やストレスがありますが、予防として大事なのは、偏頭痛の原因になるようなものを減らすことです。

偏頭痛の生活習慣における誘因としては、睡眠不足、睡眠過多、過度なストレス、長時間労働、過剰なアルコール摂取などがあげられます。

したがって、規則正しい生活、ストレスを解消できる適度な運動が必要なのです。


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当院がおこなう偏頭痛(片頭痛)の治療方法

偏頭痛がひどい方のなかには、薬を飲む方もいらっしゃると思います。薬が効かない場合、毎日のように鎮痛剤を服用している場合は、おがさわら整骨院にご相談ください。また、長期にわたって痛みが続く場合は症状を悪化させないためにも、早めの受診をオススメします。

院長:小笠原 一真