こんにちは。
つくば市研究学園にある、おがさわら整骨院の院長小笠原です。
梅雨明けで、暑い夏がやってきましたね。
温度調節が難しい時期なので、水分をとって体調管理には気をつけてください。
最近、ぎっくり腰でお悩みの患者様が多くいらっしゃるので、
今回は「ぎっくり腰」についてブログを書いていきます。
ある日、突然やってくる、ぎっくり腰。
大変な思いをした方はたくさんいらっしゃると思います。
ぎっくり腰は、老若男女の人が急に発症する腰痛の一種です。
適度な運動をされている方、身体を鍛えている方、健康に気を遣っている方、
どんな方でも突然発症してしまうリスクがある怪我になります。
ぎっくり腰とは?
「急性腰痛症」が正式名称になります。
前兆がある方もいますが、名称通り突然やってくる腰痛です。
腰を支える靭帯(じんたい)や筋肉に急に負担がかかり、断裂を起こし、
それが神経を刺激するため、強い痛みに襲われます。
重度になると、その場で立っていられなくなったり、
ひどくなると寝返り、起き上がりなどもできなくなります。
欧米では、いきなり激しい痛みが出ることから「魔女の一撃」と呼ばれています。
ぎっくり腰の原因は?
「骨盤の歪み」、「腰の筋肉の脆弱化」、「身体全体の筋肉疲労」などが、原因となるケースが多くみられます。
腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかって、
怪我したような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの
柔らかい組織(軟部組織)の損傷などで痛みが発症すると考えられています。
ぎっくり腰はどれくらいで治るの?
激痛で日常生活がままならない期間は3~4日間くらいです。
そのあとは、痛みが徐々に和らぎ、軽い痛みと付き合いながらの生活ができる日が7日から10日間くらい続きます。
発症から3日間過ぎても激しい痛みが続く場合、医療機関で治療を受けるといいでしょう。
早期に治療をしっかり受けて、改善してきたらリハビリを始める流れを当院では推奨します。
※回復の期間は個人差があります。
ぎっくり腰の初期対応
重複しますが、発症から3日間過ぎても激しい痛みが続く場合、医療機関で治療を受けるといいでしょう。
早急に治療を受けることで痛みを長引かせないこともあります。
もし、休日や深夜で医療機関が診療していなかったら、自宅で絶対安静しながら、
熱をもった患部を氷などで冷やしてください。背骨と腰の間を5~10分間冷やしたら、
外して5分間隔を空けるという処置を複数回繰り返してください。
※アイスノンなどは冷やし過ぎてしまい、低温火傷など炎症を起こしてしまう可能性があるのでご注意ください。
※お風呂は控えましょう。身体を温めると血流が良くなり、炎症が強くなる可能性が高いです。
どうしてもは入りたいという方は、無理しない範囲でホットタオルで身体を拭くくらいにしてください。
ぎっくり腰の治療と効果
ぎっくり腰の治療は、初期の激痛時より少し痛みが緩和してからアプローチをおすすめします。
痛みが少し緩和してからの方が治療パターンを多く選べますので、早期改善がしやすい傾向があります。
激痛時にご来院されても、できる処置は限られています。
当院では、手技による施術、電気治療、鍼を用いて治療していきます。
電気治療では、電流を筋肉内に送り、血流の流れを円滑にしていきます。
血液の流れを円滑にすることにより、ダメージを受け続けた腰をゆっくりとほぐしていくことができます。
ぎっくり腰に効果的なストレッチ
動画
ぎっくり腰の予防
普段の生活でも腰を痛めないよう、気を付けましょう。
①姿勢を良く生活する。
②毎日適度な運動をする。推奨は、ウォーキング。
③運動、身体を動かす時は、軽くストレッチして筋肉を伸ばしてから行う。
④下にある物を拾う時、重い荷物を持つ時などは、必ず「膝」を使う。
まとめ
ぎっくり腰に悩んでいる方、腰に不安を抱えている方は、是非おがさわら整骨院までご来院ください。
痛みの根本から改善できる施術を行い、早期回復のお手伝いをします。