目次
スランプ=メンタル?本当にそれだけ?
「最近、思うように体が動かない」
「練習しても結果につながらない。自信がなくなってきた」
「昔はできていたのに、今は感覚がズレてる気がする…」
もしあなたやお子さんが、そんな風に感じているなら、そのスランプ、もしかしたら“体の使い方”の問題かもしれません。
こんにちは。つくば市・研究学園にある「おがさわら整骨院」の院長、小笠原です。私は柔道整復師・鍼灸師として、これまで過去の経験上多くのアスリートの身体を見てきました。
そして感じるのは、「スランプ=メンタル」だけではないという事実です。
“技術や気持ち”だけでは解決できないことがある
スランプに陥ると、「練習が足りないのかも」「気合が足りない」「集中力がない」と、どうしても“自分の努力や精神力”のせいにしてしまいがちです。
確かに、メンタル面が影響することは否定できません。
ですが、実際の現場では、“体の使い方が崩れていることが原因”のケースが非常に多いのです。
例えば
- 片足の着地だけグラつく
- 投球やスイング時に体重が乗らない
- 以前のフォームを無意識に避けてしまっている
これらは、筋力や技術の問題ではなく、骨格や関節、筋肉のバランスが崩れてしまっているサインかもしれません。
骨盤や体幹の“ズレ”が、すべての動作を狂わせる
体の中心である骨盤が少しでも傾いていると、そこからつながる背骨、股関節、膝、足首…全てにズレが生じますが、アスリートにとってこのズレは致命的です。
なぜなら、スポーツにおける動作の多くは、連動性(連鎖運動)に支えられているからです。
- 骨盤がズレる → 体幹が不安定になる
- 体幹が不安定になる → 上半身と下半身の連動が崩れる
- 連動が崩れる → フォームが狂う → パフォーマンス低下
- 無理をして頑張る → 筋肉が固まる → 疲れが抜けにくくなる
このように、「ゆがみ」が起点となって、スランプが生まれている可能性があるのです。
頭ではわかってるのに、体が言うことをきかない
ある高校生の陸上部の方が診察の合間にポロリと一言、「フォームはイメージできてるのに、以前より足がうまく前に出ない」。
話を聞くと、記録が伸び悩み、何ヶ月も“自分の体が自分のものじゃないようだ”と感じていたそうです。
身体の動きをみてみると、骨盤に左右差があり、股関節の可動域にも偏りが見られました。
施術を数回行い、股関節の可動域と体幹の安定を取り戻したところ、「久しぶりに、感覚が“ピタッ”と戻った気がする」と嬉しそうに話してくれました。
このように、感覚のズレ=脳と身体の接続エラーが起きている場合、整骨院で“身体の土台”を整えることで、スランプから抜け出すきっかけになることがあるのです。
見直すべきは「技術」より「姿勢・バランス」かもしれない
「フォームの改善」を意識する選手は多いですが、その土台となる骨格や筋肉の使い方に注目する人は、意外と少ないのが現実です。
けれど実際には、土台がズレたままいくらフォームを修正しても、安定しないものです。
それはまるで、傾いた地面の上で家を建てようとするようなもの…
「なぜうまくいかないのか分からない」というスランプは、その“地面=身体の軸”が不安定なせいかもしれません。
次の章では、その“ズレ”がどうやってパフォーマンスに影響するのか、より具体的に「身体のゆがみ」と「スランプの関係性」について掘り下げていきます。
パフォーマンス低下の意外な原因は“身体のゆがみ”だった
「練習量は変わっていない」
「気持ちも入ってる。集中力もある」
それなのに、なぜか結果が出ない。
スランプの背景には、“気づかれていない身体のゆがみ”が潜んでいることがあります。
とくに骨盤や体幹の微妙なズレは、自分ではなかなか気づけません。
しかしそのズレこそが、パフォーマンス全体を崩す“起点”になっているのです。
骨盤の傾きは「動きの土台」をゆがませる
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ“身体の中心”。
ここがわずかでも傾いたりねじれたりすると、全身の連動に悪影響が出ます。
- スポーツ動作における「軸」がブレる
- 筋肉の左右バランスが崩れ、出力差が生まれる
- 片側にだけ負担がかかり、疲労が抜けにくくなる
たった数ミリの傾きでも、反復動作を繰り返すスポーツにおいては大きな差になります。
フォームが安定しない、感覚が鈍る、動き出しが遅れる…そのすべての“もどかしさ”の裏には、骨盤や背骨の微細なズレが関係していることも。
ゆがみは“姿勢”や“使い方の癖”から始まる
ゆがみは、突然起こるわけではありません。
日々の姿勢や動き方、過去のケガの影響などから、少しずつ蓄積していきます。
- スマホやPC作業で前傾姿勢が癖になっている
- 片脚重心の立ち方・座り方
- 練習や試合後のケア不足
- ケガの影響で無意識にかばっている
こういった“小さな習慣”が身体のバランスを崩し、気づいたときには「昔と同じように動けない身体」になってしまっているのです。
連動性の崩れが“感覚のズレ”を生む
スポーツにおいて重要なのが、筋肉や関節の連動です。
たとえば、サッカーでボールを蹴る動作を考えてみましょう。
- 目でボールを確認
- 骨盤が回旋しながら軸足が安定
- 股関節と膝がしなやかに動いて蹴り足が伸びる
- 体幹が連動して上半身と下半身の力を一体化
- 足先で正確にシュートする
この一連の流れは、まさに全身の動きによって成り立っています。
ところが、骨盤がズレていたり股関節の可動域が狭くなっていると、どこかの動作に“引っかかり”や“抜け”が生まれ、本来の感覚がズレてしまいます。
「足の出し方は頭ではわかってるのに、ズレる」
「身体の反応がワンテンポ遅れる」
これは、脳と身体がうまく“つながっていない状態”です。
ゆがみが引き起こす「無意識のエラー」
さらに厄介なのが、ゆがみによって引き起こされる“無意識の補正動作”です。
- 片脚だけで着地しようとする
- 腕を必要以上に振ってバランスをとろうとする
- 腰を引いて動きを逃がす
このような補正動作は、ケガや再発を防ぐために身体が自動的に行っている“防御反応”でもあります。
しかしこれが長引くと、本来の正しい動き方が分からなくなってしまうのです。
つまり、スランプ状態が続けば続くほど、“フォームの崩れ”が新たな癖になり、さらにパフォーマンスが落ちるという悪循環に陥ります。
まずは、「ゆがみ」があるかどうかを疑ってみよう
スランプから抜け出すには、技術を見直すことも大切ですが、“身体の状態をリセットすること”も同じくらい重要です。
練習を頑張っているのに結果が出ない。
そんなときこそ、「骨盤や体幹、関節の動きにズレはないか?」と身体に目を向けてみてください。
次の章では、その「骨盤のゆがみ」がスポーツにどう影響するのか、より具体的に5つの視点から解説していきます。
骨盤のゆがみがスポーツに与える5つの悪影響
骨盤は、身体の中心であり“運動の司令塔”とも言える重要なパーツです。
ほんのわずかなズレや傾きでも、スポーツにおけるパフォーマンスや感覚に大きな影響を及ぼします。
ここでは、整骨院の視点から見た「骨盤のゆがみがスポーツに与える代表的な5つの悪影響」を、詳しくご紹介します。
① 筋出力の左右差が生まれる|バランス崩壊の始まり
骨盤が傾いていると、そこにつながる股関節や背骨の動きが制限され、結果として片側の筋肉だけに負荷がかかる状態になります。
たとえば…
- サッカーで片足だけ軸がぶれて、蹴り足が流れてしまう
- ランニングで片脚だけ着地が重く感じる
こうした症状の多くは、骨盤の傾き→筋肉の左右非対称→力のアンバランスという構造で説明がつきます。
筋トレやフォームの矯正だけでは補えない場合、「そもそも体の軸がズレているかも?」と考える必要があります。
② 体幹の安定性が落ちて、フォームが崩れる
スポーツの動作は、末端(手足)よりも体幹の安定性が先に求められます。
骨盤がゆがむと、その上に乗る背骨や肩甲骨の位置もズレてしまい、「体幹がぐらついたまま動作する」状態になります。
この結果…
- 投球やスイングで軸がブレる
- スタートやジャンプの動き出しが鈍くなる
- 着地でふんばれず、ブレーキがきかない
といった、“安定感のない動作”が起きてしまいます。
体幹がブレることで、フォームが乱れ、結果としてスランプにつながることも珍しくありません。
③ 疲労が抜けにくくなる
骨盤のゆがみにより、血流やリンパの流れが悪くなると、練習後の疲労回復にも悪影響が出ます。
- いつまでも脚が重い
- 筋肉痛が長引く
- 同じ練習量なのに他の人より疲れている気がする
これは、「疲労しやすい身体」ではなく、“回復しにくい身体”になってしまっているからかもしれません。
実際、施術をすることで「睡眠の質が上がった」「翌日のだるさが減った」という声も多くいただいています。
④ ケガのリスクが上がる|特に多いのは腰・膝・股関節のトラブル
骨盤がゆがんでいると、身体のどこかが“かばう動き”を始めます。
この補正動作が蓄積すると、筋肉や関節に無理な負担がかかり、ケガのリスクが高まります。
- 片脚の膝にだけ痛みが出る
- 腰を反らすと痛む
- 股関節が硬くなり、開脚動作がしづらい
これらは、「フォームが悪いから」でも「柔軟性がないから」でもなく、骨盤の不安定さが起点になっていることが非常に多いです。
スランプが長引くとケガにもつながる。
だからこそ、「早めの身体調整」がとても大切なんです。
⑤ 自律神経の乱れで集中力が落ちる|眠りが浅くなる
「骨盤と自律神経、関係あるの?」と思う方も多いかもしれませんが、実は、骨盤まわりの筋緊張やズレが、自律神経のバランスを乱すことがあるのです。
- 呼吸が浅くなる
- 夜ぐっすり眠れない
- 集中力が続かない
- 試合になると異常に緊張する
これらはすべて、身体が“戦闘モード”から抜け出せなくなっている状態ともいえます。
当院では、必要に応じて鍼灸施術も組み合わせ、自律神経やホルモンバランスを整えることで、内側からの回復力や集中力の改善もサポートしています。
まとめ:スランプは「技術不足」ではなく「身体の警告」のこともある
骨盤のゆがみが、いかに多くの悪影響を及ぼすか、少しイメージがついてきたでしょうか?
「なんとなく調子が悪い」「以前より感覚が鈍い」といった小さな変化は、技術や根性では解決できない“身体の警告サイン”かもしれません。
次章では、実際にどんな人が「ゆがみによるスランプ」に陥りやすいのか、そして、身体からのサインにはどんなものがあるのかを具体的に解説していきます。
こんな人は要注意!ゆがみによるスランプのサイン
ここまで読んでいただいたあなたは、「じゃあ、自分も当てはまるのかな?」と気になっているかもしれません。
実際、整骨院に通われているアスリートの中には、自分では“異常”と気づかないままスランプを抱えていた方も多くいます。
ここでは、整骨院の現場でよく見かける「ゆがみによるスランプのサイン」を紹介します。いくつ当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
【動き編】こんな違和感、ありませんか?
- 以前できていた動きが、急にうまくいかなくなった 例)ピッチングフォームが崩れる、ジャンプ時の着地が不安定になる
- 一部の動きだけ極端にしづらい 例)右方向のターンはできるのに、左方向だけ苦手になった
- 踏ん張りがきかない、力が抜ける感覚がある→下半身が骨盤の不安定さでブレている可能性
- フォームを変えたつもりがないのに「何か違う」と言われる
これらは、「身体の連動が崩れているサイン」の可能性があります。
骨盤や股関節まわりがズレていると、無意識のうちに別の筋肉でかばう動きが入るため、結果として「自分の感覚と動作が合わない」という現象が起こります。
【疲労・ケガ編】こんな状態が続いていませんか?
- 以前より疲労が抜けにくくなった
→血流やリンパの流れが滞り、リカバリーが遅れている状態
- 慢性的な痛みが片側に偏って出る例)右膝ばかり痛む、左腰にだけ違和感がある
- 同じケガを繰り返している(再発グセ)
→ゆがみが原因で負担が特定部位に集中しているかも
- ケガをしてから動きが怖くなった・感覚が鈍くなった
骨盤や骨格がズレると、筋肉や腱に過度な緊張がかかりやすくなります。
その結果、無意識にかばうクセがついて、「動きが不自然になる → 再発しやすくなる」負のループに…。
整骨院では、ケガした場所だけでなく、“なぜそこに負担がかかっていたのか”まで深掘りしていきます。
【感覚・メンタル編】意外と見逃されやすいサイン
- 集中できない、焦りやすい、感情が安定しない →自律神経の乱れ。骨盤・背骨の緊張が原因の場合も
- 呼吸が浅くなっている(深く吸いにくい)→胸郭や骨盤の動きが悪くなっている証拠
- よく寝たはずなのに朝から体が重い
こうした“感覚的な不調”は、見過ごされやすいですが、整骨院の視点から見ると、「あ、これは骨盤から来てるな」というケースは意外と多いんです。
特に、スランプが長引いて“気持ちも落ち込んできた”という方は要注意。
まずは体を整えて、呼吸や自律神経のバランスを取り戻すだけで、驚くほどスッと楽になることもあります。
アスリートこそ「自分の身体を疑う視点」が必要
真面目に頑張っている人ほど、「自分の練習や努力が足りない」と考えがちです。
でも実は、身体が悲鳴を上げていて、思うように動けていないだけかもしれません。
- 練習しても報われない
- 結果が出ずに焦る
- 理由がわからないから、どこを直せばいいか分からない
この状態が続く前に、「いったん身体を整える」ことを選択肢に入れてみてください。
整骨院で全身のバランスを整えることで、「あ、これだったのか」とパズルがはまるように感覚が戻る瞬間があるはずです。
技術でも気合でも埋められない不調があると感じたら、“身体を見直す”というシンプルだけど効果的な選択肢を、ぜひ知っていただけたら嬉しいです。
おがさわら整骨院で行う「パフォーマンス回復のための整骨施術」
「整骨院ってケガをしたときに行くところじゃないの?」
「特に痛みはないけど、スランプで体が思うように動かない…整骨院で何かできるの?」
そう思っている方にこそ知ってほしいのが、当院です。
おがさわら整骨院では、痛みがある・ないに関わらず、「動きのズレ」や「感覚の違和感」を整えることで、本来の身体の力を最大限に引き出す施術を行っています。
まずが 「どこがズレているのか?」を“見抜く”ところから
スランプの原因は、痛みではなく「パフォーマンスの低下」。
だからこそ、最初の問診・検査では以下のようなことを確認します。
- 姿勢の傾き、骨盤の左右差
- 可動域の制限(股関節・肩甲骨・背骨の動き)
- 体幹の安定性(体の軸ブレ)
- 筋肉のアンバランスな緊張
- 過去のケガやフォームの癖
そのうえで、「なぜ今、動きが不安定なのか?」を予想し丁寧に説明したうえで施術に入ります。
主な施術内容|整骨×鍼灸のハイブリッドアプローチ
【1】骨盤・体幹矯正(手技施術)
身体の“土台”である骨盤や背骨を中心に、手技によって関節や筋膜の歪みを整えます。
バキバキ鳴らすような強い矯正ではなく、ソフトで持続性の高いアプローチが特徴です。
- 骨盤の左右バランスを整える
- 体幹(腹圧・背筋)の連動性を回復
- 腰や股関節の可動域を改善し、動きの基礎を安定させる
【2】筋肉へのアプローチ
パフォーマンス低下の原因となる”固まりやすいインナーマッスル”に対し、手技でアプローチします。
- 脚が上がりやすくなる
- 着地や踏み込みがスムーズになる
- 呼吸がしやすくなり、動きの“流れ”が戻る
【3】必要に応じた鍼灸施術(オプション)
特に自律神経の乱れ・疲労の蓄積がある選手には、鍼灸で調整を行う場合も。
「温灸」なども選べるため、鍼灸初心者の方でも安心です。
- 頭がすっきりして集中力が上がった
- 寝起きがラクになった
- 緊張しやすい体質が落ち着いた
といったお声も多数いただいています。
※【関連記事】鍼灸治療についてはこちらの記事もご覧ください
:【鍼灸の効果とは?】整骨院との併用で得られる5つのメリット|つくば市・おがさわら整骨院
スランプは“整えるだけ”で抜けることがある
たとえば、ある中学生のバスケットボール選手。
3ヶ月以上、シュート時に手がブレる感覚に悩んでおり、メンタルトレーニングや筋トレを続けても改善しませんでした。
初回来院時に確認すると、骨盤の右傾きと肩甲骨の可動制限があり、それがシュート動作の「最後の伸び」を妨げていたことが判明。
施術とストレッチ指導を4回実施したところ、「久々に“打ち切った感覚”が戻ってきた!」と笑顔で報告してくれました。
このように、身体のズレを整えるだけで、パフォーマンスは回復に向かうケースも多いのです。
おがさわら整骨院が選ばれる理由
- 国家資格保有(柔道整復師・鍼灸師)の院長がすべて対応
- 筋骨格だけでなく、神経・自律神経にも着目した施術
- アスリートだけでなく、部活動をがんばる中高生や市民ランナーも来院
- 施術だけでなく、セルフケア・ストレッチ指導つきで再発予防も徹底
また、「整骨院って入りづらい…」という方でも、LINEでの相談や予約変更にも柔軟に対応しているので、初めての方でも通いやすい環境です。
次章では、実際に通院されたアスリートのリアルな声をご紹介します。
どんな変化があったのか、どんな不安を乗り越えて施術を受けたのか——。
あなたが「自分にも当てはまるかも」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
実際に通院された方の声と変化
「本当に整骨院でスランプが改善するの?」
「痛みはないけど、行ってもいいのかな?」
そんな疑問や不安を持つ方は少なくありません。
でも実際に、おがさわら整骨院には「動きに違和感がある」「感覚が戻らない」といった悩みを抱える方が多く来院しています。
ここでは、スランプ状態から抜け出した3人の事例をご紹介します。
case1|高校サッカー部・男子
悩み:シュート時に軸足が滑る感覚がある/スランプが3ヶ月以上続いていた
「監督には『踏み込みが甘い』って言われて、自分でもわかってるのに修正できなかったんです。怪我はしてないのに“踏ん張り”がきかなくて…でも整骨院に行くって考えもしなかった。先生に『骨盤が後ろに倒れてて、股関節がうまく使えてないね』って言われて、そんなとこかよ!って最初は驚きました(笑)。 でも2〜3回の施術で、蹴り出しの感じがまったく違ってきて。“地面をつかめてる”感覚が戻ってきました。」
case2|市民ランナー
悩み:左脚だけ着地の感覚がズレている/長距離のペースが安定しない
「育児と仕事をしながらマイペースでランニングを続けていて、ここ1年はハーフマラソンにも出ていました。でもある時期から、左脚だけ着地で“フニャッと沈む”ような違和感が出て…。フォームを見直しても原因がわからなくて、整骨院に相談しました。 骨盤の高さがズレていたようで、そこを整えてもらったら、走ってるときの“前に出る力”が戻ってきた感じがしました。ストレッチやセルフケアも教えてもらえて、今では月1回のメンテナンスに通っています。」
case3|草野球チーム
悩み:バッティングの際に左腰が引っかかる/スイングスピードが落ちていた
「昔はバチン!と振れてたんですが、ここ数年なんか“巻き込み打ち”になっちゃって…最初は年齢のせいかと思ってたんですよ。でも先生に見てもらったら、骨盤の傾きと背骨のねじれが強くて、『回旋動作の軸がずれてますね』って言われて納得。何回か調整してもらったら、バットの“振り出し位置”が自然に戻ってきた感じがして、打球が伸びるようになりました。」
共通するのは、「自分では気づけなかったズレ」があったこと
これらの事例に共通しているのは、“本人はフォームや筋力の問題だと思っていた”ということ。
でも実際は、骨盤や体幹のズレが「動きのズレ」を生んでいたのです。
整骨院で身体のバランスを整えたことで、
- スムーズに力が伝わる感覚
- 自分の身体が思い通りに動く快感
- 「これこれ!」と思える本来のフォーム
を、再び取り戻した選手は少なくありません。
あなたにも「身体が原因のスランプ」かもしれない瞬間がある
- 頑張ってるのに、動きが噛み合わない
- フォームを何度見直しても、改善しない
- 技術やメンタルの問題じゃない気がしてきた
そんなときこそ、「身体の軸から整える」という選択肢を思い出してほしいのです。
整骨院に通う時間がとれなくても、日常生活の中でできる簡単なセルフケアを取り入れるだけでも、身体は少しずつ変わっていきます。
整骨院に通う以外にできる!家でできる骨盤ケアストレッチ
スランプの原因が「骨盤のゆがみ」や「身体のバランスの崩れ」だったとしても、整骨院に通えない日や、忙しくて時間が取れない時もありますよね。
そんな方におすすめしたいのが、自宅でも簡単にできる骨盤ケアストレッチです。
たった数分、毎日続けることで身体の軸が整い、パフォーマンスの土台が安定してきます。
ここでは、整骨院で指導している中でも特に効果的な3つのセルフケアをご紹介します。
ストレッチ①寝たままでOK!骨盤リセットストレッチ
【目的】骨盤の左右差・ねじれを整え、股関節まわりの緊張をゆるめる
【やり方】
- 仰向けに寝て、両膝を立てる(足幅は骨盤幅)
- 両膝をそろえたまま、左右にパタンパタンと倒す(10回ずつ)
- 次に、片膝を胸に抱えて30秒キープ(左右交互)
- 最後に、両膝を抱えて腰を軽くゆらす(10回程度)
【ポイント】
- 動きはゆっくり、呼吸を止めない
- 痛みが出ない範囲で行う
- 朝起きた直後や、就寝前が特におすすめ
このストレッチは、骨盤周囲の深層筋にじわっと効く“土台の調整”として非常に有効です。
ストレッチ②股関節の可動域UPエクササイズ
【目的】骨盤の動きを妨げる“股関節の硬さ”を改善
【やり方】
- 床に座って両脚を前に伸ばす
- 片脚を曲げて、足裏を反対の太もも内側につける(体育座りのような姿勢)
- 背筋を伸ばしながら、ゆっくり前に倒れる(太もも裏の伸びを感じるまで)
- 左右交互に30秒キープ×2セット
【ポイント】
- 背中を丸めない
- 伸びる感覚を感じながら呼吸を意識する
- 試合や練習前後のウォームアップ・クールダウンにもおすすめ
このストレッチにより、下半身の“動き出しの感覚”がスムーズになり、パフォーマンスにも良い影響が出ます。
ストレッチ③体幹を目覚めさせる呼吸ストレッチ
【目的】腹圧のコントロールを取り戻し、体幹を“自然に使える”状態に整える
【やり方】
- 仰向けになって膝を立て、手をお腹の上に置く
- 鼻から大きく息を吸って、お腹を膨らませる
- 口からゆっくり息を吐いて、お腹をへこませる
- 吐ききったら3秒キープ(腹筋を使ってお腹を引っ込める)
- 5〜10呼吸を目安に繰り返す
【ポイント】
- 肩が上がらないようにリラックス
- お腹の上下動に集中することで、体幹へのスイッチが入りやすくなる
- 朝の目覚めや緊張が強い試合前にも効果的
呼吸は、身体と脳をつなぐ“橋”。この呼吸ストレッチを行うことで、無意識に体幹が安定し、動き全体に芯が生まれます。
ストレッチは「毎日できなくてもOK」
セルフケアは「続けること」が大切ですが、「やらなきゃ」と気負ってストレスになる必要はありません。
- 練習前に1つだけでもやってみる
- お風呂あがりに寝ながらストレッチだけやってみる
- 気持ちが落ち着かない時に呼吸ストレッチをしてみる
そんな“隙間ケア”でOK。
少しずつ身体の感覚が整っていくと、自然と「やりたくなる」ようになります。
そして、違和感があれば早めにプロに相談を
「ストレッチをしても感覚が戻らない」
「明らかに片側だけ詰まる」
「やればやるほど疲れる」
そんなときは、身体が“セルフケアでは追いつかないレベルのズレ”を抱えているサインかもしれません。
無理せず、整骨院など身体のプロにチェックしてもらうことも大切なセルフマネジメントです。
次章では、この記事の総まとめとして、「スランプを“技術や気持ち”だけで片付けないために必要なこと」について、あらためてお伝えします。
まとめ|スランプの原因を「技術」や「気持ち」だけにしないために
スランプに陥ったとき、私たちはつい「もっと練習しなきゃ」「気持ちが弱いんだ」と、自分を責めてしまいがちです。
でも実際、整骨院の現場ではこんな声をたくさん聞きます。
- 「頑張ってるのに、なんで結果が出ないのか分からない」
- 「フォームを何度見直しても、感覚が戻らない」
- 「もうダメなんじゃないかって、心が折れそうでした」
その答えが、“骨盤のわずかなゆがみ”や“体の軸のズレ”だったとしたら?
それは「努力不足」でも「メンタルの弱さ」でもない、身体のサインだったかもしれません。
スランプは「技術」や「根性」で解決できないこともある
スポーツにおけるパフォーマンスは、技術・戦術・精神力の積み上げで成り立っています。
しかしそれらすべての土台となるのが、“身体”というフィールド。
身体がゆがんでいたり、無意識のうちに動きのバランスが崩れていると、どれだけ頭でイメージしても、実際のパフォーマンスが再現できません。
つまり、スランプ=技術や気持ちの問題だけではなく、“身体の状態”も大きく関わっているということです。
「身体を整えること」は、自信を取り戻す第一歩
整骨院で身体を整えると、多くの選手がこう言います。
- 「力の伝わり方が変わった」
- 「呼吸がしやすくなって、集中できるようになった」
- 「自分の体がちゃんと反応してくれると、気持ちも前向きになる」
そう、身体が整えば、メンタルも整っていくのです。
「うまくいかないのは、自分がダメだから」ではありません。
“身体の声”に気づいてあげることが、パフォーマンス回復の鍵になることもあります。
「整骨院はケガをした人が行くところ」だけではありません
おがさわら整骨院には、こんな方が来院されています。
- 試合前なのに動きが重い中高生アスリート
- 趣味でランニングをしていて、片脚だけ違和感がある社会人
- 「なんとなくフォームがブレる」市民レベルのスポーツ愛好家
上記の皆さん、“痛みがあるから”ではなく、“違和感が続くから”来られています。
そして、身体のバランスを整えることで、「これだったのか」とスランプの原因がクリアになることが少なくありません。
今、あなたが“本来の力”を発揮できていないとしたら…
それは、努力が足りないせいではなく、“体の軸”がほんの少しズレているだけかもしれません。
- 思うように動けない
- 感覚が戻らない
- スランプの出口が見えない
そんなときは、身体の状態を「整える」という視点を、ぜひ持ってみてください。
整骨院という選択肢を、もっと当たり前に
つくば市・研究学園エリアには、多くのスポーツに取り組む方々がいらっしゃいます。
おがさわら整骨院は、そんな皆さんが自分のベストパフォーマンスを発揮できる身体づくりを、全力でサポートしています。
- 国家資格を持つ施術者による評価と調整
- 骨盤・体幹・自律神経まで含めた総合的なケア
- セルフケア指導とLINEサポートつきで、継続しやすい仕組み
もしこの記事を読んで「自分も行ってみようかな」と思ったら、どうか気軽にLINEでご相談ください。
「ブログを見ました」と一言いただければ、あなたに合った施術プランをご提案させていただきます。
スランプは、“成長の前兆”です
身体の声に耳を傾けて、今までとは違うアプローチを選んでみる。
それは、あなたがもう一段ステップアップする準備ができているというサイン。
あなたが本来の力を取り戻せるように、心から応援しています。
お問い合わせ・ご予約
\ 身体の不調の悩み、お気軽にご相談ください /
「ブログを見た」とメッセージいただければ、スムーズにご案内いたします。